北海道猟友会は、市町村からのクマの駆除依頼について、警察などと協議したうえで出動を判断するよう各支部に伝える方針を決めました。
「原則出動を拒否する」という内容は盛り込まれないということです。
(北海道猟友会 堀江篤会長)「今まで以上の協議を重ねて、出るか出ないかはそこで判断してくれということになった」
北海道猟友会は11月25日の三役会で、市町村からクマの駆除依頼があった場合、警察などと十分に協議したうえで出動するよう道内の各支部に伝えることを決めました。
警察などとの連携に不安がある場合、依頼を断る支部があっても意向を尊重する方針です。
砂川市の猟銃所持許可の取り消しをめぐる控訴審で10月、ハンターの主張を退ける判決が出たことで道内のハンターに不安が広がっていました。
北海道猟友会は、今月中に支部宛ての通知文を発送する予定で、「原則出動を拒否する」という内容は盛り込まれないということです。