札幌市北区の認可保育園で10月、1歳の男の子が給食を喉に詰まらせ死亡した事故で、札幌市が市内の保育施設に注意喚起するまで、3週間以上かかっていたことがわかりました。
札幌市北区の「アイグラン保育園拓北」では10月23日、1歳の男の子が給食を喉に詰まらせ死亡しました。
札幌市は発生直後から事故を把握していましたが、市内すべての保育施設に注意喚起をしたのは3週間以上経った11月15日でした。
国は自治体に対し、重大な事故が起きた場合、危険な食材を取り除くなど速やかにできる対策について、検証結果を待たずほかの施設に注意喚起するよう求めています。
札幌市は「捜査の進行を待ったためこの時期になった」などと説明しています。