12月2日に発表された「新語・流行語大賞」。
緊張した面持ちで表彰式に登場したのは、旭川市出身・北口榛花選手です。
(北口榛花選手)「まさかテレビでは報道されていない会見場で言った言葉がノミネートされたことに驚いていますし、ここまで来ちゃったのがびっくりしています」
パリオリンピック陸上・女子やり投げで金メダルを獲得した北口選手。
試合後の会見で発言した「名言が残せなかった」がかえって注目を浴びる結果となりました。
(北口榛花選手)「名言を残すことはすごく難しいというのが身にしみたパリオリンピックでした」
さらに、パリオリンピック総合馬術団体では平均年齢41.5歳の精鋭が銅メダルを獲得。
一世を風靡した「初老ジャパン」も選ばれました。
そして、2024年を盛り上げたといえば、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手。
史上初めて達成した50本塁打・50盗塁「50ー50」も受賞しました。
新千歳空港に期間限定でオープンしている大谷選手のグッズショップです。
「50ー50」と描かれたTシャツがなかでも人気商品です。
(買い物客)「50ー50はなかなか達成できることじゃないので、いまを輝く大谷翔平選手を象徴する出来事」
(買い物客)「子どもたちにいい影響をもたらしてくれているので、このまま継続して高みを目指していってもらえたら」
このほかトップテンには、2024年から発行が始まった「新紙幣」や、世代を超えて踊りが流行したHIP HOPユニット「Creepy Nuts」の「Bling-Bang-Bang-Born」、「裏金問題」や「ホワイト案件」など政治や犯罪に関連する言葉も選ばれました。
発表された新語・流行語のトップテンについてマチで聞いてみるとー
(マチの人)「50ー50かな、大谷翔平なので1番目についた。日ハムを応援しているので、大谷翔平を見ていた身としては活躍してすごいなと、また来年も頑張ってほしいなと」
(マチの人)「裏金問題かな。これで解散もしているし、ことし1番(印象に)残っているのはこれ。もうあきれたよね」
(マチの人)「年代も年代なので、乗馬のオリンピック「初老ジャパン」かな。シニア層は元気づけられたのではと思った」
世相をあらわす新語・流行語。
2024年の年間大賞には、ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれました。