2024年1月、北海道余市町で姉を殺害し、岩見沢市で義理の弟を殺害しようとしたとして殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判が開かれました。
男は起訴内容を認めました。
殺人や殺人未遂などの罪に問われているのは、札幌市西区の無職・高橋元被告55歳です。
高橋被告は2024年1月、余市町で姉の高橋佳世子さんの首を包丁で複数回刺して殺害し、同じ日に岩見沢市で義理の弟の後頭部などを包丁で刺すなどし、殺害しようとした罪に問われています。
4日の裁判員裁判で、高橋被告は起訴内容を認めました。
検察側は、高橋被告が施設に入居する母親のおむつ代の滞納をめぐり、佳世子さんとトラブルになったことで殺害を決意したと指摘。
弁護側は起訴内容については争わず、情状酌量を求めていて、今後の裁判は量刑が焦点となります。