北海道・函館中央警察署は2024年12月18日、函館市内で還付金詐欺事件が発生したと発表しました。
被害にあったのは、函館市内に住む60代の女性です。
警察によりますと、女性は12月18日に市役所の保険課を名のる男から「平成26年(2014年)から平成30年(2018年)の期間で月500円の医療費の払い戻しがある。9月に書類を見ませんでしたか?11月で期限切れですが、振り込みだったら戻せますけど」と電話を受けました。
還付される金額は3万2400円と説明され、その後、銀行職員を名のる男から「手続きをするので近くのコンビニATMに行って、着いたら携帯電話に連絡してください」などと電話があり、話を信じた女性は指定された自宅近くのコンビニエンスストアで指示に従ってATMを操作したところ、他人名義の口座に合計2回、約200万円を振り込みとなりだまし取られたということです。
女性はATM操作後に明細を見て残高が減っていることに気が付き、警察へ相談しました。
警察は、還付金詐欺は60代に被害が多くみられるとして注意を呼び掛けています。