札幌の大通公園では、蓄電・発熱するコンクリートを使った融雪の実証試験が始まりました。
その名も「雪が溶けちゃう コンクリート!!」です。
札幌の大通公園西3丁目で行われているのは、蓄電・発熱するコンクリートを使った融雪の実証試験です。
このコンクリートは、道内の企業とアメリカの大学が開発を進めているもので、炭素の微粒子を添加することで、電気を蓄えたり、流して発熱する機能を持たせています。
実証試験では3種類の電圧を用いて発熱させて性能や使用電力を比較し、効率的な融雪方法などを検証するということです。
(會澤高圧コンクリート 會澤祥弘社長)「将来的に脱炭素につながる技術開発をやらなければならない」
実証試験は12月25日まで行われるほか、2025年2月のさっぽろ雪まつりの期間にも実施されます。