2024年11月、JR函館線で起きた貨物列車の脱線事故を受けて行ったレールの緊急点検について、JR北海道はさきほど会見を開き「異常はなかった」と説明しました。
(島村昭志常務取締役)「39踏切44カ所について、点検を実施しまして異常がないことを確認しています」
脱線事故は11月16日に、JR函館線の森駅と石倉駅の間で発生しました。
JR北海道は、レールの腐食が原因とみています。
これを受けてJR北海道は12月10日までに、海沿いにあるレールの敷設から30年以上経過しているなど、脱線が起きたとされる踏切と似た条件の踏切44カ所を緊急点検し、異常がないことを19日、運輸局に報告しました。
今後は、レールの底の部分の腐食が3ミリ以上と判断されるなどした124踏切、140カ所を点検するとしています。