政府の補助金が縮小し、ガソリンや灯油などの価格が1リットルあたり、5円程度値上げとなりました。
燃費のいい運転をするためには、A/Cボタンの使い方がポイントです。
まずは、車の中で目にする、A/Cボタン。
エアコンの、ONとOFFのスイッチです。
ONにすることで「コンプレッサー」が作動し、燃費に影響します。
このA/Cボタン、実は必要なのは、車内の「冷房」と「除湿」のときだけなんです。
暖房の暖かい空気はエンジンの熱を利用しているので、A/Cボタンを使う必要は全くありません。
このA/Cボタン、ONにすると実に1割から2割燃費が悪くなるといわれています。
以前、取材したJAFによりますと、これは夏場の場合ですが車内の温度を外気温と同じ25℃に設定した場合、A/Cボタンを作動させると燃費が12%悪化するというデータも…
つまり冬場は基本的に、このA/CボタンをOFFにしておくと、少し燃費が良くなるということです。
さらに、運転の仕方にもポイントが。
「ふんわりアクセル」と言って、およそ5秒かけて時速20キロまで加速する方法です。
車は発進するときに一番エネルギーを使うので、ゆっくり加速させることで条件次第では1年間で、およそ1万4500円ほどの節約につながるといいます。
そしてもうひとつ、急な加速や減速を減らすことで年間およそ5000円の節約に。
また、早めにアクセルから足を離すことで年間およそ、3000円の節約につながるということです。