北海道旭川市で2024年4月、17歳の女子高校生を殺害したとして殺人などの罪で起訴された、当時19歳だった小西優花被告(20)の弁護人が12月23日、小西被告の手紙の原本を公開しました。
弁護人によりますと、小西被告は起訴内容を認め、手紙では「責任と重い罪を背負っていきたいと思います」などとつづられていました。
12月23日に公開された11月23日付の弁護人との手紙では、「本当に取り返しの付かない事をしてしまって、被害者の子のご家族のことを考えると、涙が止まらないんです」と現在の心情が書かれていました。
また、弁護人から差し入れされた国語や数学、英語などの参考書を使って「1日9時間~13時間」勉強していることなども書かれていました。
起訴状によりますと、小西被告は4月、旭川市神居町の神居大橋で、留萌市に住む17歳の女子高校生を橋から落として殺害したなどとして、殺人などの罪に問われています。
事件をめぐっては、共犯とされる内田梨瑚被告(22)も殺人などの罪で起訴されています。
小西被告の裁判員裁判は2025年2月27日から始まる予定で、内田被告の裁判日程はまだ決まっていません。