思わず白米が欲しくなる「ごはんのおとも」の頂点が決まりました。
北海道米の消費を増やそうと、JAなどが「ごはんのおともグランプリ」を開催しました。
2024年はどんな「おとも」が選ばれたのでしょうか?
つややかでもちもちのごはんー
北海道産のお米は全国的にも品質が高いことで評判です。
その白いごはんに欠かせないのが、そう!「ごはんのおとも」です。
(根本記者)「どんなごはんのおともが好きですか?」
(マチの人)「イクラですね」
(マチの人)「食べるラー油が好き」
好きなごはんの“彩り”はまさに十人十色ですが、JAなどはごはんが進むレシピを、簡単に調理できる「ラクうま」部門と、ごはんに乗せておいしい「のせうま」部門で募集して、24日、頂点に輝いたレシピを発表しました。
(発表)「グランプリは…!チーズの羽根つき鮭シソ餃子です!」
ラクうま部門のグランプリに選ばれたのは、サケが餡に使われた餃子!
子どもたちにもっと魚を好きになってほしいと、ひき肉のかわりに鮭の餡を包んでチーズで羽根を作ったら大好評だったというレシピです。
その味は・・・
(根本記者)「タレにつけていなくても十分豊かな風味を感じられます。中にはたくさんのサケが使われていて、まさに北海道ならではの一品です。ごはんが食べたくなります」
そして「のせうま部門」ではー
(発表)「食べるベビーホタテラー油です」
物価高騰のなかでも財布に優しいベビーホタテを使って、うまみと栄養がたっぷり詰まったレシピとなっています。
どちらのレシピも特設のホームページなどで公開されています。
「ごはんのおともグランプリ」が開催された理由。
それは、最近のコメの消費傾向にありました。
(北海道米販売拡大委員会 柏木孝文副委員長)「コメの消費量はピーク時の1962年の1人当たり118.3キロから半減しているのが現状。家庭でのご飯食の機会が少しでも増えることを願っている」
食の多様化で落ち込むコメの消費量。
簡単に作ることができる「ごはんのおとも」で、道産米の需要回復の新たな起爆剤となるか注目です。