北海道函館市沿岸のタンカー座礁事故で、乗組員が「曲がるポイントを間違えた」と説明していることが海上保安庁の関係者への取材で分かりました。
1月6日に函館市の恵山岬沿岸に座礁したタンカー「さんわ丸」の乗組員が、「曲がるポイントを間違えた」と説明していることが海上保安庁の関係者への取材で分かりました。
函館海上保安部は引き続き、座礁に至った経緯を調べるとしています。
また、午前10時ごろから座礁したタンカーを引き出す作業が行われています。
(東海林記者)「午前10時50分、満潮の時刻を迎えました。岩場から引き出す作業が続いていますが、さんわ丸に動きは見られません」
函館海上保安部は、タンカーの引き出しが終われば船体の安全を確認した上で函館港にえい航するとしています。