函館市沿岸でタンカーが座礁した事故で現場では、船を軽くするため重油や水を抜き取る作業が行われています。
(奥山秀俊カメラマン)「タンカー座礁の現場では作業船による油の抜き取りが始まりました」
函館市の恵山岬沿岸で座礁したタンカーの「さんわ丸」はきのう、岩場から沖へ引き出す作業が行われましたが、船体が十分に浮き上がらず、作業が中止されました。
このため、きょうは船体を軽くして引き出しやすくするため、燃料の重油およそ200キロリットルと水およそ100キロリットルを抜き取る作業が行われています。
函館海上保安部によりますとタンカーを引き出す作業はあす以降、満潮のタイミングに合わせて実施する予定だということです。