函館市沿岸でタンカーが座礁した事故で、船体を沖に引き出す作業がきょう（2025年1月12日）再開し函館港に向けえい航されます。
函館市・恵山岬沿岸で座礁したタンカー「さんわ丸」はきょう（12日）船体を沖へ引き出す作業が再開されました。
午後4時ごろ、引き出した船体を確認したところ船内への浸水や新たな油の流出はなかったということです。
（えさん漁業協同組合上見孝男 組合長）「やった！っていう感じで。天候が良ければ一日でも早く調 査して組合員に収穫させてやり たいと思う」
さんわ丸は函館港に向けてえい航され、あす（13日）午前7時半ごろに到着する予定です。
海上保安庁の関係者によりますとタンカーの乗組員は「曲がるポイントを間違えた」と説明していて函館海上保安部は業務上過失往来危険の疑いで捜査を進めています。