北海道函館市沿岸でタンカーが座礁した事故で、函館海上保安部などが13日朝からタンカーなどの捜索を行っています。
午前8時半ごろ、ゆっくりと函館港に入ってきたのは、函館市・恵山岬沿岸で座礁したタンカー「さんわ丸」です。
(奥山カメラマン)「午前8時55分ごろ、海上保安庁が船内に入っていきました」
函館海上保安部などが13日朝からタンカーなどの捜索を行っています。
函館海上保安部によりますと、タンカーは事故の前に第一管区海上保安本部から無線や電話などで座礁の危険を伝えられていたことが新たに分かりました。
「進路を変える」という趣旨の返答がありましたが、座礁したということです。
函館海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いで船内の捜索や船員への聞き取りを行っています。