札幌・すすきののホテルで2023年7月、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、父親の田村修被告の初公判がさきほど始まりました。
札幌地裁前から中継です。
札幌地裁では予定通り、午前11時から修被告の初公判が始まりました。
修被告は黒いスーツにネクタイをしめた姿で法廷に現れ、うつむくことなく前を向きながら静かに着席しました。
起訴内容について、修被告は「瑠奈が犯行を行うことを知っていたとあるが、そのことがわかったのは事件の後」と話し、無罪を主張しました。
この裁判は2023年7月、すすきののホテル客室から当時62歳の男性の遺体が頭部のない状態で見つかった事件です。
修被告は犯行に使われたのこぎりやキャリーケースなどを娘の瑠奈被告に提供したほか、瑠奈被告が男性の頭部を損壊する様子をビデオで撮影するなどした殺人ほう助・死体損壊ほう助などの罪に問われています。
修被告は「裁判員裁判」で審理され、初公判は午後5時まで続く予定です。