北海道根室市の珸瑤瑁漁港の沖で1月14日午前10時半過ぎ、漁協の職員から「200メートル先で小型漁船から水をくみ出している人の姿が見える。救助してほしい」と根室海上保安部に連絡がありました。
近くにいた海上保安庁のヘリコプターが25分後に駆けつけると、船は転覆していて、近くに救命胴衣を着用した男性が浮いているのを発見しました。
海保が救助した時には男性の意識はなく、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
船は後方に船外機が付いた小型船で、船の先端だけが見えていて発煙筒がたかれていました。
亡くなった男性は高齢とみられ、船に1人で乗っていたということです。
当時の付近の天候は南東の風が5メートル、波は1.1メートル。
視界は20キロで水温は0度でした。
根室海保は転覆した原因を調べています。