いよいよ今週末は大学入学共通テストです。
受験生を応援する取り組みやグッズも登場し、最後の頑張りを後押ししています。
札幌市内の予備校です。
今週末の大学入学共通テストを目前に、教室には緊張感が漂っていました。
共通テストといえば国語や数学といった教科をイメージしますが、今回は新科目「情報」が採用され、情報リテラシーの知識などが試されます。
(河合塾札幌校 栗芝槙一さん)「こちらが情報で使っているテキストや模試になります。ネットワークの仕組みについての知識、それに加えてプログラミングが新しく入っているというところで注目を浴びています」
緊張ひとしおの受験生もいよいよ最後の追い込みにー
(受験生)「すごい今は緊張しているんですけど、集大成を見せつけられるようにと思いながら勉強しているところです」
(受験生)「自分の勉強してきた成果をやっと出せるぞというワクワク感が大きいです」
そんな受験生を応援する取り組みが札幌のランドマークにありました。
(宇佐美記者)「札幌のマチを一望できるテレビ塔でも受験生を応援する取り組みが始まっています」
そのサービスとは…
(受付)「受験生の方は半額になります」
入場料1000円が受験生は半額の500円に!
学生証などを提示すると割引になります。
さらに「合格祈願」のステッカーもプレゼント!
また、御朱印とセットで販売されているクリアファイルも受験シーズン限定のデザインになっています。
展望台の「テレビ父さん神社」でお参りをして合格祈願!
(さっぽろテレビ塔 今野年春さん)「こちらで合格祈願をしていただいて、引き続き勉強も頑張っていただければ」
一方、受験生の安心安全を守る啓発活動も実施されました。
(警察官)「(受験が)つぶれてしまってもかわいそうだから痴漢を絶対なくしましょうということでやっているので」
道警が周知していたのは、会場に向かう受験生を痴漢から守る“防犯アプリ”です。
(綱渕記者)「こちらのアプリは恐怖で声が出せない時でも画面をタップすると…」
(アプリ)「痴漢です。やめてください」
試験に遅刻できないという受験生の心理につけこんだ卑劣な犯罪を防ごうと、道警が開発しました。
(道警生活安全企画課 浜島美輝課長補佐)「受験日は大勢の警察官がJR、地下鉄の駅などで警戒や取り締まりなどを実施します。受験することを最優先に柔軟な対応をしたいと思っていますので、信頼して声をかけてほしいと思っています」
これからはじまる本格的な受験シーズン。
頑張る受験生を応援する取り組みが各所で進められています。