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雪道で追突事故も… 札幌市はパートナーシップ排雪制度試験へ 18日にかけて大雪注意 北海道

STVニュース北海道 2025年1月17日 18時29分

全体が雪に覆われた乗用車。

ごみ捨て場も半分ほど雪に埋まっています。

午前11時すぎの北海道苫前町古丹別地区の様子です。

(青木カメラマン)「ここはまだ除雪車が入っておりません」

道内は日本海側を中心に断続的に雪雲が流れ込み、苫前町古丹別では正午までの24時間で42センチの大雪に見舞われました。

(青木カメラマン)「朝1回はねたんですか?」

(苫前町古丹別の住民)「1回はねた」

(青木カメラマン)「はねてこの高さ?」

(苫前町古丹別の住民)「ああ、だからね、こんなのやってられんって」

(苫前町古丹別の住民)「こんなに降ると思わんかった。きのうからずっと降ってるからね。少しやんだら機械で投げようかなと思ったけどね、これならどうしようもないもんね」

一方、視界不良による事故も起きています。

道央道の長万部と豊浦インターチェンジの間では、大型車両同士が追突する事故がありました。

(後続車両の運転手)「当時もホワイトアウトみたいな感じでしたね。見えなくてどこを走っているのかわからない状況はありました」

現場は事故処理などのため通行止めとなり、男性はその場で3時間ほど留まったということです。

(後続車両の運転手)「ずっと並んで1時間後ぐらいにネクスコの人が来て、1台1台に配っていましたね。最初お菓子かなと思ったんですけれども、なんかいろいろなものが入っていました」

札幌圏でも朝から強い風を伴った雪が降りました。

18日午前9時までの12時間に降る雪の量は、石狩・空知・留萌のいずれも多いところで20センチと予想されています。

こうした中、札幌市は17日に会見を開き、パートナーシップ排雪制度の試験施工について説明しました。

(若林裕也課長)「今シーズンは4つの地域におきまして試験施工を実施します」

市によりますと、白石区や西区、手稲区の生活道路について、これまでのパートナーシップ排雪では6メートルほど確保していた道路幅を4.5メートルに縮小するなどして、除雪作業の効率化に向けた検証を進めるということです。

道内は18日明け方にかけて大雪となるおそれもあり、吹雪や吹きだまりによる交通障害などに注意が必要です。

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