17日の北海道内は雪下ろし中の事故が相次いでいます。
岩見沢市や美深町ではあわせて2人が雪下ろし中に死亡しました。
事故があったのは、岩見沢市5条東17丁目の2階建ての住宅です。
警察によりますと、午前10時すぎ、この家に住む寺越昇平さん88歳が妻と一緒に雪下ろし作業中に、2階の屋根から転落したということです。
寺越さんは肋骨や骨盤を骨折し病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
寺越さんは命綱の先を屋根に立てかけた脚立に結びつけていたということです。
そして、道北の士別市では73歳の男性がガレージの屋根から転落し、肩を骨折するなどして病院に搬送されました。
また、美深町でも大内朱美さん70歳が1人で雪下ろし作業をしていて屋根から転落したとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、雪下ろしの作業をする際は1人で行わず、ヘルメットを着用し命綱を正しい方法で使ってほしいと注意を呼び掛けています。