北海道・倶知安警察署は2月3日、麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで、オーストラリア国籍のトッパ―・デビッド・アンソニー容疑者(46)を逮捕したと発表しました。
アンソニー容疑者は2024年12月30日、オーストラリアから大麻成分が入ったリキッド0.71グラムを郵便物に隠して倶知安町のホテルに郵送し、密輸入しようとした疑いが持たれています。
函館税関小樽税関支署によりますと、1月1日に東京税関東京外郵出張所の輸入検査で発見されました。
郵便物のあて名はアンソニー容疑者の名前と宿泊先のホテルになっていて、品名欄には「文房具」と記載され、ボールペンなどと一緒に大麻が入っていたということです。
警察によりますと、アンソニー容疑者は1月2日に入国し、1月6日からスキーなどの観光で家族とともに倶知安町に滞在していました。
警察の調べに対し、アンソニー容疑者は「自分で使うため」と容疑を認めています。
警察は余罪もあるとみて捜査しています。