無許可で建物を建て営業していた札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」が、国道沿いに違法に看板を設置していたことがわかりました。
運営会社は近く看板を撤去する方針です。
札幌市南区の国道沿いには「ノースサファリサッポロ」の道順などを示す案内看板が掲げられています。
北海道開発局によりますと、縦およそ1.5メートル・横およそ3メートルの看板が、少なくとも2006年から5か所に設置されているということです。
国道沿いの国有地に営利目的の看板を設置することは道路法で禁じられています。
開発局は看板を確認した2006年以降、8回に渡って撤去するよう指導をしてきたということです。
STVの取材に対し運営会社は…
(サクセス観光 星野和生代表)「誘導看板(案内看板)であればという指導を受けて、長い期間そのままにしていたというのがあったんですね」
しかし、北海道開発局には看板の設置を許可した記録はないということです。
(サクセス観光 星野和生代表)「うちは本当に申し訳ないなという気持ちと、要請に従ってやっていきます」
サクセス観光は近日中に看板を撤去するとしています。