早くも入学商戦がスタートしています。
母親のスーツも子どもの制服もデザインや着こなしに工夫が凝らされていました。
トレンドは「選択」と「多様性」です。
札幌市内の学生服店です。
中学校への入学を前に、早くも制服を購入する親子の姿が見られました。
(子ども)「なんかかっこいい」
(母親)「改めてこういう姿を見られて新鮮です。自由でいいと思う。ズボンも選べたらいいなと言っていたので」
近年は多様性への配慮として、男女の制服のデザインが統一されたブレザーを選択する中学校も増えてきているといいます。
女子はスカートだけでなくスラックスも選べるほか、ジャケットを男女で統一している学校もありました。
(北海道菅公学生服 畠中魁士さん)「いまは誰がどの制服を着ても大丈夫だよという形に変わってきている。わたしたちは子どもたちが選べる環境のお手伝いをさせてもらっている」
そして、卒業式や入学式など春の行事を前に、札幌の総合スーパーでは5日に新たなスーツが発表されました。
おしゃれママをイメージした華やかなで上品なデザイン。
ジレ・ブラウス・パンツの3点セットで1万7380円です。
(モデル)「とっても細かいところまでこだわっていると思うので、着回しも楽しいアイテムだと思う」
私服に合わせることで仕事やちょっとしたお出かけの際の普段使いもできます。
(イオン北海道 梶愛希子さん)「ちょっとしたお呼ばれや普段の私服にジャケットやジレを合わせることもできるので、汎用性の高い商品を取りそろえている」
早くも過熱している入学商戦。
スーツも制服も選択の幅が広がっているようです。