停滞する低気圧の影響で、日本海側や太平洋側西部で強い風と雪による大荒れの天気が予想されています。
吹雪による交通障害に注意が必要です。
6日朝の苫前町です。
強い風が吹き、時折視界が白くかすんでいます。
午前11時までに、留萌では最大瞬間風速19.6メートル、羽幌でも18.1メートルを観測しました。
(苫前町民)「帯広は120センチ降ったと聞いたから、こちらもそうならないといいなと思っている」
苫前町では暴風雪警報の影響で、町内の小中学校合わせて3校が休校を決めています。
この後、日本海側では正午からの12時間で30センチの雪が降る予想で、最大瞬間風速は日本海側南部で35メートル、日本海側北部と太平洋側西部で30メートルと予想されています。
また、観測史上最大の大雪から2日が経った帯広の住宅街は、車道が見えるまで除雪が進んでいますが、住民の雪かきは終わりが見えません。
(帯広市民)「除雪はきたけど歩けないの。きょうでは終わらないよ、1週間くらいかかる」
交通機関は一部が再開しています。
JR北海道は、札幌と帯広を結ぶ特急とかち6本と札幌と釧路を結ぶ特急おおぞらの運転を再開しました。
(旅行から帰ってきた人)「帰れなくて、羽田からやっと2日3日経って戻ってきた」
(旅行から帰ってきた人)「帯広空港に行って車とめてあるので除雪しに…」
一方、駅の除雪に時間がかかっていることから、根室線・音別~新得間などで91本の列車が運休となっています。