北海道北見市の障害福祉サービス事業者が、介護給付費およそ200万円を不正請求したとして、オホーツク振興局は2月6日、指定取り消しの行政処分を行ったと発表しました。
指定事業者取り消しの行政処分を受けたのは、北見市の「デイサービスせせらぎ」を運営する北見ケアサポート幸陽です。
事業者は2022年1月から2024年5月までの間、利用者にサービスを提供した際、市町村に請求する介護給付費を、サービスの提供のない日に利用があったかのように書類を改ざんし不正に請求していました。
「デイサービスせせらぎ」では、知的障害者向けに余暇活動や手芸、商品の選別などの活動を行っています。
オホーツク総合振興局が定期的に行う運営指導で、請求日と支援日誌の内容に食い違いがあるのを見つけ、その後監査に入ったところ、不正請求が発覚しました。
不正請求額はおよそ2年間で、200万円ほどに上るということです。
事業者は不正請求を認めていて、オホーツク振興局は、2025年3月6日付で指定を取り消します。