ホクレンは6日、北海道内の酪農家が乳業メーカーに生乳を販売する際の乳価を、6月から1キロ当たり3円引き上げると発表しました。
ホクレンは6月から、飲用を除く乳製品向け生乳の乳価を一律1キロ当たり3円引き上げ、バター向けと生クリーム向けの生乳はさらに7円引き上げることを、大手・中堅乳業メーカー15社と合意しました。
飲用の乳価は据え置きだということです。
今回の乳価引き上げは、生乳を生産するための資材高騰・子牛価格の下落による酪農家の負担軽減や国内のバター不足が背景だということです。
販売価格へ反映されるかどうかは乳業メーカーによりますが、ホクレンは「酪農経営の持続のためご理解いただきたい」と話しています。