12日の北海道内は南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、ほぼ全道でプラス気温となりました。
路面状況の変化や落雪事故などに注意が必要です。
(宮崎アナウンサー)「車は音を立てて水しぶきが上がっています。いまの気温は5度。きのうに比べて暖かさすら感じます」
12日の道内は南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、札幌の最高気温は午後3時現在で4.6℃と3月中旬並みとなりました。
季節外れの暖かさでコートを脱いで歩く人が見られたほか、車道には水たまりができて、水しぶきをあげて走る車も見られました。
また、市の中心部では落雪による事故もー
(石黒記者)「女性が歩道を歩いていた際に、ビルから雪が落ちてきたということです」
事故があったのは札幌市中央区南1条西8丁目で、午前8時50分ごろ、15階建てのビルから落ちてきた雪が、通勤のため歩道を歩いていた29歳の女性の頭に当たりました。
女性は頭の痛みを訴え、病院で手当てを受けています。
一方、最高気温が3.0℃まで上がった小樽市では、午後から断続的に雨が降っていて、観光客は傘をさしながら散策していました。
(茨城県から来た人)「きのうの雪は良かったがきょうは雨まじりで…」
(三重県から来た人)「傘は持ってきていません」
(記者)「大丈夫ですか?」
(三重県から来た人)「なんとか」
13日は寒気が強まり、道内は広く真冬日になる予想です。
体調の管理や路面状況の変化などに注意が必要です。