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【大阪の難読地名】喜連瓜破、百舌鳥、放出・・・いくつ読めますか?

TABIZINE 2021年2月13日 7時30分

日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は大阪府の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか?

浪花


「なにわ」

「なにわ」の愛称で呼ばれる大阪府。地名として存在する「なにわ」には、北の浪花町と南の浪速区の2つがあります。名前の起源は、さかのぼること約1400年前に存在した「難波宮(なにわのみや)」にあるのだとか。なんとも歴史ロマンを感じる名称ですね。


喜連瓜破


そらみみ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

「きれうりわり」

大阪メトロ谷町線を挟んで北側に「喜連(きれ)」、南側に「瓜破(うりわり)」という町が隣り合い、その境目周辺は「喜連瓜破(きれうりわり)」と呼ばれています。なんとも個性的な響きの地名ですね。「喜連」は奈良時代の渡来人「呉人」が多く住んでいたことにちなんで「くれ」から「きれ」と呼ばれるようになり、当て字が付いて現在の地名になったという説があります。また「瓜破」は600年代の高僧・道明が瓜を供えようとしたときパカッと割れたという言い伝えにちなむのだそう。


百舌鳥


「もず」

日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」がある堺市。羽曳野市・藤井寺市と合わせて200基以上の古墳群が「百舌鳥・古市古墳群」として2019年に世界遺産に登録されました。


放出

Kansai explorer, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons

「はなてん」

鶴見区と城東区にまたがるエリア。同地の阿遅速雄(あちはやお)神社に伝わる神話で、神剣「草薙剣」を持ち出した盗人が逃亡のさなか、「(剣を)はなて」という神の声を聞き、剣を放り出したという話が名前の由来になっているのだとか。


十三


「じゅうそう」

大阪の北部に流れる淀川近くの町。川には十三大橋と阪急電鉄の鉄橋が並んで架かっています。阪急電鉄十三駅には神戸本線、宝塚本線、京都本線が集まり、大阪、神戸、京都の3都市へのアクセスにも便利です。



[Photos by Shutterstock.com]

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