緊急事態宣言で出張が延期になり、ぽかんと空いたとき、ネットサーフィンすると、画面越しに「おお?」と声を上げたくなるようなプランが目に飛び込んできました。千葉県中房総の「Sport & Do Resort リソルの森」(以下、「リソルの森」)が新たに打ち出したプラン「森のサーカディアンリズム」です。
(C) リソルの森
個々のニーズ、体に合わせた“オートクチュールのメニュー”
(C) kelly
「森のサーカディアンリズム」は、2021年6月3日(木)にスタートしたばかりの、3泊4日の宿泊プラン、というか、ウエルネス合宿。1日180分、合計720分のエクササイズと、60分のアロマトリートメント、さらにはこのプランのために開発したという、房総の旬の素材を使ったヘルシーメニューと盛りだくさんの内容。エクササイズは、ウォーキング、サイクリング、ヨガなど、トレーナーが、一人一人の健康状態や要望に合わせてパーソナライズしたメニューを組んでもらえます。
(C) kelly
コロナ太りはもちろん、お年頃のせいか、おなか周りの肉が気になるようになってきた今日この頃。来るべく夏に向け、この合宿で、ダラけた体をなんとかしようじゃありませんか(なお、今回は取材用に1泊2日のショートプランを体験しました)。
日本代表チームも合宿する、本格的な施設を利用
(C) kelly
「リソルの森」は、東京ドーム約70個分に相当する総面積100万坪もの広大な敷地に、各種スポーツ施設やクリニックを併設した複合リゾート施設です。グランピング施設と天然温泉露天風呂を備えた温浴施設のほか、健康スポーツ施設「メディカルトレーニングセンター」はかなり本格的。
(C) リソルの森
筆者が訪れた際は、あるスポーツの日本代表チームが合宿をしていました。オリンピック選手も合宿に集うというMTC(メディカルトレーニングセンター)には、多目的体育館や室内プールも。とにもかくにもさまざまな施設があるので、本気で鍛えたい派も、森のなかでゆるゆる癒やされたい派も、どちらにも対応してくれる懐の広さもいい感じです。特に筆者のようなへなちょこには(笑)。
(C) kelly
さて、都内から「リソルの森」までは電車で60分ほど。JR外房線の誉田駅からは無料の送迎バスが出ていて、約20分間乗車します。送迎バスが走り始めて5分ほどたつと、周囲の景色が一変。突如として森感がアップ(笑)。この時点で、「リソルの森」という命名の理由を確信しました。
宿泊はグランピングエリアかホテルを選択可能
(C) kelly
多様性を体現するかのような施設なので、客室のタイプも多彩です。今回の「森のサーカディアンリズム」では、新設したグランピングエリア「グランヴォースパ ヴィレッジ」内にある、アウトドアリビング&ダイニング付きの「テラスハウス」、16階建てのホテル「トリニティ書斎」内の「モダンスィート」から選択できます。かなり迷ったのですが、今回は、「テラスハウス」を選択。朝はアウトドアリビングでコーヒーを飲んだり、セルフサービスでいただけるハーブティーをテラスで楽しんだりと、とことん森を満喫できます。
(C) kelly
「グランヴォースパ ヴィレッジ」内では、夜には焚火に火が入ります。炎を見ながら、じっくり自分と向き合うのもいいかもしれません。
(C) kelly
さて、チェックイン後、待っていたのは、フィットネス・アセスメント(コンサルティング・カウンセリング含む)。体組成分析装置「InBody470」で筋肉量や体脂肪率、代謝率などをチェックし、さらに、筋力や並行バランス力、柔軟性などの確認を行います。薄々感じてはいましたが、数値化されるとインパクトありますね。現実を突きつけられて愕然・・・とするヒマもなく、トレーナーによるコンサルティングが始まります。体で気になる部分はあるか、何を目的にトレーニングしたいかなどを聞かれたのですが、私は迷いなく、「代謝をあげたい」と答えました。ええ、切実です。これらのデータやカウンセリングに基づき、「リソルの森」での過ごし方を提案してもらえます。
マイナスイオン浴びまくり!の森林ウォーク
(C) kelly
天気の良いこの日は、代謝がよくなる歩き方を教えてもらいながら森の中をウォーキング。誰もいない場所ではマスクを外して思い切り深呼吸。マイナスイオンを体に注入します。途中、ジップラインがあったり、おしゃれなカフェがあったりして、癒やされるとともに、心躍る森林ウォークでした。
(C) kelly
フィットネスワークアウトでは、その人の体力やニーズに応じた、エクササイズが行われます。普段ほとんど運動しておらず、体力のない私はストレッチなどが中心。肩や頭が凝っていると伝えると、それを改善する動きを教えてくれます。自宅でもできる運動を中心にレクチャーしてくれるのもうれしいです。
とろんとした黒湯「紅葉乃湯」にうっとり
(C) リソルの森
しっかり動いたあとは、温泉でリラックス。施設内には、天然温泉「紅葉乃湯」、温浴施設「長柄カルナの湯」という、2つの温泉があります。「紅葉乃湯」の黒褐色のナトリウム炭酸水素塩鉱泉はとろんとした肌触り。その広さに圧倒される「長柄カルナの湯」には、北海道から運んだ温泉原石より溶出する準天然温泉をはじめ、疲労回復効果があるという炭酸泉「ラムネの湯」があります。もちろんサウナもあるので、存分にととのっちゃってください。
(C) リソルの森
今回のショートコースでは体験していませんが、プログラムには、森のモーニングヨガ(60分×3回)や、温暖な房総の大地や太陽のパワーを感じながら、マインドフルネスを鍛えるメディテーション(45分×2回)も含まれています。これほど自分の体や心に向き合う経験って、なかなかないんじゃないでしょうか・・・。
(C) kelly
管理栄養士がプラン独自の食事メニューを開発
(C) kelly
さて、旅の最大のお楽しみである食事は、このプランのために管理栄養士が1日2,300キロカロリー前後の特別メニューを提案。瞑想しながらいただく和食の会席だったり、ステーキだったり、バリエーション豊富で飽きることはありません。地元産の旬で身体によい食材をふんだんに用いているのも魅力です。
(C) kelly
(C) kelly
個人的に、リピートしたいくらい気に入ったのが、野菜たっぷりの豆乳ポトフ。ハーブを主体としたサラダも、自家製のパンも「滋味あふれる」という言葉がぴったりとくる、味わい深いものでした。野菜たっぷりのシーフードグリルにもテンションが上がります。
(C) リソルの森
(C) kelly
なお、グランピングエリアでは無料でハーブの苗を配布していて、私も持ち帰ることに。実はハーブを育てるのは初めて。帰路、スマフォから、プランターと土を購入した超初心者ですが、積んだハーブを料理に散らしたり、ハーブティーにしてみたり、けっこう楽しくやっています。水さえやっていれば勝手に育つし、もっと早く挑戦すればよかったです・・・。教えてもらったストレッチも毎日、欠かさずとは言いませんが、時々実践しています。
(C) kelly
森の中で自分と向き合うことで、新しい自分に出会える「森のサーカディアンリズム」、おすすめですよ~。今度は筆者もフルバージョンで参加してみようと画策しています。
Sport & Do Resort リソルの森
住所:千葉県長生郡長柄町上野521-4
電話:0475-35-3333(9:00~17:00)
URL:https://www.resol-no-mori.com/
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(C) リソルの森
個々のニーズ、体に合わせた“オートクチュールのメニュー”
(C) kelly
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(C) kelly
コロナ太りはもちろん、お年頃のせいか、おなか周りの肉が気になるようになってきた今日この頃。来るべく夏に向け、この合宿で、ダラけた体をなんとかしようじゃありませんか(なお、今回は取材用に1泊2日のショートプランを体験しました)。
日本代表チームも合宿する、本格的な施設を利用
(C) kelly
「リソルの森」は、東京ドーム約70個分に相当する総面積100万坪もの広大な敷地に、各種スポーツ施設やクリニックを併設した複合リゾート施設です。グランピング施設と天然温泉露天風呂を備えた温浴施設のほか、健康スポーツ施設「メディカルトレーニングセンター」はかなり本格的。
(C) リソルの森
筆者が訪れた際は、あるスポーツの日本代表チームが合宿をしていました。オリンピック選手も合宿に集うというMTC(メディカルトレーニングセンター)には、多目的体育館や室内プールも。とにもかくにもさまざまな施設があるので、本気で鍛えたい派も、森のなかでゆるゆる癒やされたい派も、どちらにも対応してくれる懐の広さもいい感じです。特に筆者のようなへなちょこには(笑)。
(C) kelly
さて、都内から「リソルの森」までは電車で60分ほど。JR外房線の誉田駅からは無料の送迎バスが出ていて、約20分間乗車します。送迎バスが走り始めて5分ほどたつと、周囲の景色が一変。突如として森感がアップ(笑)。この時点で、「リソルの森」という命名の理由を確信しました。
宿泊はグランピングエリアかホテルを選択可能
(C) kelly
多様性を体現するかのような施設なので、客室のタイプも多彩です。今回の「森のサーカディアンリズム」では、新設したグランピングエリア「グランヴォースパ ヴィレッジ」内にある、アウトドアリビング&ダイニング付きの「テラスハウス」、16階建てのホテル「トリニティ書斎」内の「モダンスィート」から選択できます。かなり迷ったのですが、今回は、「テラスハウス」を選択。朝はアウトドアリビングでコーヒーを飲んだり、セルフサービスでいただけるハーブティーをテラスで楽しんだりと、とことん森を満喫できます。
(C) kelly
「グランヴォースパ ヴィレッジ」内では、夜には焚火に火が入ります。炎を見ながら、じっくり自分と向き合うのもいいかもしれません。
(C) kelly
さて、チェックイン後、待っていたのは、フィットネス・アセスメント(コンサルティング・カウンセリング含む)。体組成分析装置「InBody470」で筋肉量や体脂肪率、代謝率などをチェックし、さらに、筋力や並行バランス力、柔軟性などの確認を行います。薄々感じてはいましたが、数値化されるとインパクトありますね。現実を突きつけられて愕然・・・とするヒマもなく、トレーナーによるコンサルティングが始まります。体で気になる部分はあるか、何を目的にトレーニングしたいかなどを聞かれたのですが、私は迷いなく、「代謝をあげたい」と答えました。ええ、切実です。これらのデータやカウンセリングに基づき、「リソルの森」での過ごし方を提案してもらえます。
マイナスイオン浴びまくり!の森林ウォーク
(C) kelly
天気の良いこの日は、代謝がよくなる歩き方を教えてもらいながら森の中をウォーキング。誰もいない場所ではマスクを外して思い切り深呼吸。マイナスイオンを体に注入します。途中、ジップラインがあったり、おしゃれなカフェがあったりして、癒やされるとともに、心躍る森林ウォークでした。
(C) kelly
フィットネスワークアウトでは、その人の体力やニーズに応じた、エクササイズが行われます。普段ほとんど運動しておらず、体力のない私はストレッチなどが中心。肩や頭が凝っていると伝えると、それを改善する動きを教えてくれます。自宅でもできる運動を中心にレクチャーしてくれるのもうれしいです。
とろんとした黒湯「紅葉乃湯」にうっとり
(C) リソルの森
しっかり動いたあとは、温泉でリラックス。施設内には、天然温泉「紅葉乃湯」、温浴施設「長柄カルナの湯」という、2つの温泉があります。「紅葉乃湯」の黒褐色のナトリウム炭酸水素塩鉱泉はとろんとした肌触り。その広さに圧倒される「長柄カルナの湯」には、北海道から運んだ温泉原石より溶出する準天然温泉をはじめ、疲労回復効果があるという炭酸泉「ラムネの湯」があります。もちろんサウナもあるので、存分にととのっちゃってください。
(C) リソルの森
今回のショートコースでは体験していませんが、プログラムには、森のモーニングヨガ(60分×3回)や、温暖な房総の大地や太陽のパワーを感じながら、マインドフルネスを鍛えるメディテーション(45分×2回)も含まれています。これほど自分の体や心に向き合う経験って、なかなかないんじゃないでしょうか・・・。
(C) kelly
管理栄養士がプラン独自の食事メニューを開発
(C) kelly
さて、旅の最大のお楽しみである食事は、このプランのために管理栄養士が1日2,300キロカロリー前後の特別メニューを提案。瞑想しながらいただく和食の会席だったり、ステーキだったり、バリエーション豊富で飽きることはありません。地元産の旬で身体によい食材をふんだんに用いているのも魅力です。
(C) kelly
(C) kelly
個人的に、リピートしたいくらい気に入ったのが、野菜たっぷりの豆乳ポトフ。ハーブを主体としたサラダも、自家製のパンも「滋味あふれる」という言葉がぴったりとくる、味わい深いものでした。野菜たっぷりのシーフードグリルにもテンションが上がります。
(C) リソルの森
(C) kelly
なお、グランピングエリアでは無料でハーブの苗を配布していて、私も持ち帰ることに。実はハーブを育てるのは初めて。帰路、スマフォから、プランターと土を購入した超初心者ですが、積んだハーブを料理に散らしたり、ハーブティーにしてみたり、けっこう楽しくやっています。水さえやっていれば勝手に育つし、もっと早く挑戦すればよかったです・・・。教えてもらったストレッチも毎日、欠かさずとは言いませんが、時々実践しています。
(C) kelly
森の中で自分と向き合うことで、新しい自分に出会える「森のサーカディアンリズム」、おすすめですよ~。今度は筆者もフルバージョンで参加してみようと画策しています。
Sport & Do Resort リソルの森
住所:千葉県長生郡長柄町上野521-4
電話:0475-35-3333(9:00~17:00)
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