北から南まで47都道府県、小さな日本なのに風土、文化、方言、県民性がそれぞれ違います。そして同じ日本人であっても、食の好み、考え方や気質も異なりますね。TABIZINEでは、各都道府県が持つ個性に着目し、「ちょっと面白い都道府県ランキング」をシリーズでお届けします。
(C) wiratsun / Shutterstock.com
コンビニ好きが多い都道府県は?
迷うほど種類があるおにぎりやお弁当、フレッシュなサンドイッチ、流行りのスイーツなど、いち早く新製品が並ぶ、コンビニエンスストア。用がなくても、「何か新しいものがあるかな」とつい寄り道したくなりますね。店内は明るく、商品は整頓され清潔。日本のコンビニエンスストアの素晴らしさは、世界に知れ渡るほどです。
「都道府県別統計とランキングで見る県民性」の都道府県別コンビニ店舗数(2020年11月24日更新)の統計に基づくと、全国のコンビニ店舗数は5万6,884軒で、人口10万人あたりに対して45.09軒。さて、47都道府県別ランキングで、コンビニエンス・ストアが好きなのは、どこの県でしょうか?では、第1位からご紹介いたします。
コンビニ大好き県第1位 北海道(人口10万人あたり/56.97軒)
北海道札幌市 セイコーマート (C) TY Lim / Shutterstock.com
コンビニの店舗数が最も多いのは、人口10万人あたり、56.97軒(偏差値79.25)で北海道でした。人口が多い東京が第1位かと思っていましたら、意外にも北海道が第1位。実は北海道はコンビニ激戦地としても知られており、北海道民になくてはならない「セイコーマート」が主流。
北海道民は、なぜセイコーマートに惹かれるのか
全国展開していない「セイコーマート」は北海道以外では知名度が高くはありませんが、北海道民にとってはなくてはならない存在。セイコーマートの店舗数は、北海道1,078店、関東92店(茨城83店、埼玉9店)の合計1,170店(2021年6月末現在)。
「日本で最初にできたコンビニの1つ」といわれており、セイコーマート1号店が札幌市で開店したのは1971年8月で、セブンイレブンの1号店が開店した1974年5月より3年も早いのです。その実力は、2020年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)「コンビニエンスストア部門において、5年連続で顧客満足度全国1位」に選ばれていることで証明済み。
セイコーマートの魅力は、大手コンビニの真似をしないこと。アピールするのは北海道産の食材の商品(北海道メロンソフト、豊富町の牛乳やヨーグルトなど)、プライベートブランドで価格の安さ、100〜200円の種類豊富なお惣菜と、思わず行きたくなる要素が盛りだくさん。
チラシを見てみても、ミントかき氷やミントハイボールの「北海道ミントフェア」や、日替わり目玉商品の充実、牛乳・ヨーグルト・食パン・豆腐・納豆などの毎日食卓に上がるものの安さにも惹かれます。企業のシンボルの鳥マークは、「不死鳥」を表すそうですよ。
■参照
北海道のコンビニが全国1位!大手コンビニが勝てない「セイコーマート」の秘密に迫る Yorimichi AIRDO
コンビニ大好き県第2位 山梨県(人口10万人あたり/56.23軒)
山梨県富士河口湖 ファミリーマート (C) Sean Pavone / Shutterstock.com
第2位は、山梨県で56.23軒(偏差値77.54)。セブンイレブンの店舗数が最も多く、人口10万人あたり25.34軒(偏差値68.0)(都道府県別セブンイレブン店舗数 最終更新日:2020-6-23)。首都圏に繋がる物流重要道路の国道や高速道路が多く、道路沿いにコンビニが点在しているためではないかといわれています。
コンビニ大好き県第3位 東京都(人口10万人あたり/53.09軒)
東京都渋谷区 ナチュラルローソン (C) Ned Snowman / Shutterstock.com
第3位は東京都53.09軒(偏差値77.54)。あなたのお住まいも、徒歩5分以内に数軒はコンビニがあるのではないでしょうか。コンビニの店舗数では東京が圧勝ですが、人口も多いので第3位になりました。
4位以降は宮城県(49.91軒)、茨城県(49.83軒)となり、コンビニは東日本に多いといえますね。
コンビニに興味なし?店舗数が少ない県は?
奈良県 ローソン (C) Morumotto / Shutterstock.com
最も店舗数が少ないのは、奈良県で人口10万人あたり34.29軒(偏差値27.24)。以降、兵庫県(36.35軒)、滋賀県(39.46軒)、和歌山県(39.57軒)、埼玉県(39.61軒)と続きました。西日本はコンビニにあまり興味がないようです。
コンビニは東日本が多く、西日本が少数。西日本は、まだ地域に根ざした個人商店が多く残っているようです。
チェーン店の店舗数ランキング
(C) Dutchmen Photography / Shutterstock.com
では、最も多い店舗数のコンビニ・チェーン店はどこでしょうか。
チェーン店の店舗数ランキング
第1位 セブン-イレブン 2万0,930軒
第2位 ファミリーマート 1万6,613軒
第3位 ローソン 1万4,444軒
第4位 ミニストップ 1,990軒
第5位 デイリーヤマザキ 1,262軒
第6位 セイコーマート 1,172軒
第7位 ポプラ 473軒
合計 5万6,884軒
都道府県別コンビニ店舗数(最終更新日:2020-11-24) 都道府県別統計とランキングで見る県民性
第1位は、最大手のセブン-イレブンが2万0,930軒と圧勝。続いて、第2位がファミリーマートで1万6,613軒、第3位はローソンの1万4,444軒でした。以降、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ。
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セブン-イレブンは、バラエティに富んだおにぎり、お弁当、サンドイッチはもちろん、パスタやパンメニューの評価も高いですね。スイーツも大きな魅力で、見逃せません。話題のスイーツパン「マリトッツォ」だって、ベーカリーやケーキ屋さんに行かなくても、コンビニで手に入りますよ。私たちの生活になくてはならないコンビニ、今後の進化が気になりますね。
※姉妹メディア「イエモネ」のコンビニ記事もお見逃しなく。
【セブン-イレブン】人気商品ランキング&グルメスイーツ図鑑2021
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(C) wiratsun / Shutterstock.com
コンビニ好きが多い都道府県は?
迷うほど種類があるおにぎりやお弁当、フレッシュなサンドイッチ、流行りのスイーツなど、いち早く新製品が並ぶ、コンビニエンスストア。用がなくても、「何か新しいものがあるかな」とつい寄り道したくなりますね。店内は明るく、商品は整頓され清潔。日本のコンビニエンスストアの素晴らしさは、世界に知れ渡るほどです。
「都道府県別統計とランキングで見る県民性」の都道府県別コンビニ店舗数(2020年11月24日更新)の統計に基づくと、全国のコンビニ店舗数は5万6,884軒で、人口10万人あたりに対して45.09軒。さて、47都道府県別ランキングで、コンビニエンス・ストアが好きなのは、どこの県でしょうか?では、第1位からご紹介いたします。
コンビニ大好き県第1位 北海道(人口10万人あたり/56.97軒)
北海道札幌市 セイコーマート (C) TY Lim / Shutterstock.com
コンビニの店舗数が最も多いのは、人口10万人あたり、56.97軒(偏差値79.25)で北海道でした。人口が多い東京が第1位かと思っていましたら、意外にも北海道が第1位。実は北海道はコンビニ激戦地としても知られており、北海道民になくてはならない「セイコーマート」が主流。
北海道民は、なぜセイコーマートに惹かれるのか
全国展開していない「セイコーマート」は北海道以外では知名度が高くはありませんが、北海道民にとってはなくてはならない存在。セイコーマートの店舗数は、北海道1,078店、関東92店(茨城83店、埼玉9店)の合計1,170店(2021年6月末現在)。
「日本で最初にできたコンビニの1つ」といわれており、セイコーマート1号店が札幌市で開店したのは1971年8月で、セブンイレブンの1号店が開店した1974年5月より3年も早いのです。その実力は、2020年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)「コンビニエンスストア部門において、5年連続で顧客満足度全国1位」に選ばれていることで証明済み。
セイコーマートの魅力は、大手コンビニの真似をしないこと。アピールするのは北海道産の食材の商品(北海道メロンソフト、豊富町の牛乳やヨーグルトなど)、プライベートブランドで価格の安さ、100〜200円の種類豊富なお惣菜と、思わず行きたくなる要素が盛りだくさん。
チラシを見てみても、ミントかき氷やミントハイボールの「北海道ミントフェア」や、日替わり目玉商品の充実、牛乳・ヨーグルト・食パン・豆腐・納豆などの毎日食卓に上がるものの安さにも惹かれます。企業のシンボルの鳥マークは、「不死鳥」を表すそうですよ。
■参照
北海道のコンビニが全国1位!大手コンビニが勝てない「セイコーマート」の秘密に迫る Yorimichi AIRDO
コンビニ大好き県第2位 山梨県(人口10万人あたり/56.23軒)
山梨県富士河口湖 ファミリーマート (C) Sean Pavone / Shutterstock.com
第2位は、山梨県で56.23軒(偏差値77.54)。セブンイレブンの店舗数が最も多く、人口10万人あたり25.34軒(偏差値68.0)(都道府県別セブンイレブン店舗数 最終更新日:2020-6-23)。首都圏に繋がる物流重要道路の国道や高速道路が多く、道路沿いにコンビニが点在しているためではないかといわれています。
コンビニ大好き県第3位 東京都(人口10万人あたり/53.09軒)
東京都渋谷区 ナチュラルローソン (C) Ned Snowman / Shutterstock.com
第3位は東京都53.09軒(偏差値77.54)。あなたのお住まいも、徒歩5分以内に数軒はコンビニがあるのではないでしょうか。コンビニの店舗数では東京が圧勝ですが、人口も多いので第3位になりました。
4位以降は宮城県(49.91軒)、茨城県(49.83軒)となり、コンビニは東日本に多いといえますね。
コンビニに興味なし?店舗数が少ない県は?
奈良県 ローソン (C) Morumotto / Shutterstock.com
最も店舗数が少ないのは、奈良県で人口10万人あたり34.29軒(偏差値27.24)。以降、兵庫県(36.35軒)、滋賀県(39.46軒)、和歌山県(39.57軒)、埼玉県(39.61軒)と続きました。西日本はコンビニにあまり興味がないようです。
コンビニは東日本が多く、西日本が少数。西日本は、まだ地域に根ざした個人商店が多く残っているようです。
チェーン店の店舗数ランキング
(C) Dutchmen Photography / Shutterstock.com
では、最も多い店舗数のコンビニ・チェーン店はどこでしょうか。
チェーン店の店舗数ランキング
第1位 セブン-イレブン 2万0,930軒
第2位 ファミリーマート 1万6,613軒
第3位 ローソン 1万4,444軒
第4位 ミニストップ 1,990軒
第5位 デイリーヤマザキ 1,262軒
第6位 セイコーマート 1,172軒
第7位 ポプラ 473軒
合計 5万6,884軒
都道府県別コンビニ店舗数(最終更新日:2020-11-24) 都道府県別統計とランキングで見る県民性
第1位は、最大手のセブン-イレブンが2万0,930軒と圧勝。続いて、第2位がファミリーマートで1万6,613軒、第3位はローソンの1万4,444軒でした。以降、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、ポプラ。
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セブン-イレブンは、バラエティに富んだおにぎり、お弁当、サンドイッチはもちろん、パスタやパンメニューの評価も高いですね。スイーツも大きな魅力で、見逃せません。話題のスイーツパン「マリトッツォ」だって、ベーカリーやケーキ屋さんに行かなくても、コンビニで手に入りますよ。私たちの生活になくてはならないコンビニ、今後の進化が気になりますね。
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