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【台湾】おにぎり専門店で一番高いメニューのお味は?台北「劉媽媽飯糰」

TABIZINE 2021年7月13日 21時0分

台湾朝ごはんとして親しまれている「飯糰(おにぎり)」は日本のおにぎりとは異なり、もち米でできた大きな俵型で中にたくさんの具が入っています。今回は台北で人気のおにぎり専門店「劉媽媽飯糰」で、一番高いメニューを注文!たっぷりのトッピングが加えられた超豪華版のおにぎり、ひとつ食べ終わる頃にはもうお腹いっぱいでした。

台北で人気のおにぎり専門店「劉媽媽飯糰」


台北MRT古亭駅近くにある「劉媽媽飯糰(リウマーマーファントゥァン)」は、台北で人気のおにぎり専門店です。以前訪れた時は屋台のような雰囲気だったのですが、2020年4月に改装したばかりとのことで、深緑を基調としたきれいな店舗になっていました。
おにぎりの種類が豊富


店頭に掲示されているメニュー表を見てみてもわかるとおり、おにぎりの種類はとっても豊富。中に入っている具が何かによって値段が異なります。

日本のおにぎりは具が1種類しか入っていないことがほとんどですが、台湾のおにぎりは一番シンプルなものでも3~4種類の具が入っていることがほとんどです。基本の具材にお好みのトッピングを追加しながら楽しむことができます。

おにぎりに使われるお米は、特に記載がなければ「糯米」と呼ばれる白いもち米なのですが、プラス5元で紫米か、もち米と紫米のミックスに変えることができます。
一番高い「起司海陸總匯飯糰」を注文
お店で一番人気のメニューは「招牌紫米飯糰(看板メニュー紫米おにぎり)」です。でも今回は、一番高価な「起司海陸總匯飯糰」という、あらゆるトッピングを詰め込んだ豪華版おにぎりを紫米で注文してみました。価格は75元(約300円)です。

注文を受けるとラップの上にお米をのせ、トッピングをどんどんのせていき、俵型にぎゅぎゅっとにぎってくれます。しばらくたつと、おにぎりのできあがり!



できあがったばかりのおにぎりは熱々で、ずっしりと重みがあります。日本のおにぎりの2~3倍はありそうな大きさです。
半分にカットしてみると具がびっしり


さっそく家に帰っていただいてみました。



まずは半分にカット。



中には基本の具である肉鬆(肉でんぶ)、干し大根、酸菜(からし菜の漬物)、油條(揚げパン)、煮卵に加え、玉子焼き、豚肉、ツナ、チーズ、コーンが入っていました。おにぎりのまわりには海苔も巻かれています。ものすごい具だくさん!

さっそくひとくちいただいてみると、紫米はもちもちしつつもプチプチとした食感が特徴で香りが良いです。さらに、いろいろなトッピングが口の中に飛び込んできます。お肉のやわらかさだったり、コーンのプチプチ感だったり、油條のサクサク感だったりと、食感もバラエティ豊か。

ただし、とにかく大きいので、ひとつ食べ終わるころにはもうお腹いっぱい。2人でひとつをシェアするのがちょうどよいかもしれません。

一番高い「起司海陸總匯飯糰」はボリューム満点でもちろんおいしかったのですが、ちょっとトッピングがにぎやかすぎるのと、おにぎりにしては高いかなぁとも思いました。次にいただくなら一番人気の「招牌紫米飯糰」が無難かも。価格も45元(約180円)とお手頃です。

いつか台北を訪れた時には、台湾ならではの巨大な具だくさんおにぎりを、ぜひ味わってみてくださいね。
劉媽媽飯糰
住所:台北市中正區杭州南路二段88號

[All photos by Yui Imai]
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