沖縄・那覇空港から車で約90分、海の美しさと透明度も抜群の瀬底島。昨年オープンしたばかりのヒルトン沖縄瀬底リゾートは、ほぼ全ての客室が美しい瀬底ビーチに面したオーシャンビューという、絶好のロケーションにあります。コロナ禍で海外に行けない日々が続きますが、ヒルトン沖縄瀬底リゾートは、日本国内にいながらにして、まるでハワイのような雰囲気を感じられる貴重なリゾートホテル。宿泊ルポをお届けします。
異国感を味わえる瀬底島のリゾート
ヒルトン沖縄瀬底リゾートに到着すると、エントランスには、沖縄らしくシーサーがお出迎え。出迎えてくれるスタッフ、すれ違うスタッフ、必ず声をかけてくれます。初めて訪れるホテルなのに、どことなく温かくうれしい気持ちになり、これからの滞在が素敵なものになりそうな予感がしました。
ロビーからも瀬底の美しい海が見え、リゾートに来たんだなと実感します。
エントランスのすぐ近くには、沖縄北部“やんばる”の名産品が買えるコーナーがあります。世界自然遺産に登録されたばかりの沖縄北部の名産品は、ぜひチェックしたいところ。
海の美しさが際立つ、シンプルなインテリアの客室
今回宿泊した客室は、ホテルの最上階である9階のエグゼクティブルームオーシャンビュー(ツインベッド)。
客室からは美しく透明度も抜群な瀬底ビーチを一望できます。足を踏み入れた瞬間にテンションが上がる眺め。この眺望さえあれば、ほかに何もいらない・・・。そんな気分になります。
瀬底の海が主役ということで、客室のインテリアはあえて色味を抑えたシンプルなものにしているのだとか。とてもリラックスして過ごせるお部屋です。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
時間帯によって変化する海のある風景は、ずっと見ていても飽きません。天気が良ければ、伊江島や水納島もはっきり見えます。前方に遮るものは何もなく、どこまでも広がる海。ここが日本であることを忘れそうになります。日常を忘れ、現実逃避の旅にはまさにうってつけ。
アメニティも一通りそろっています。石鹸、ボディローション、ソーイングセット、シャワーキャップ、カミソリ、くし、ネイルケア用やすり、コットンセット、歯ブラシ(ソーイングセットとネイルケア用やすりはエグゼクティブルームとスイートのみ)。
バスルームにはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。爽やかな、ヴァーベナ&ラベンダーの香りです。
ドリンクは、無料のミネラルウォーターに加え、ネスプレッソ(デラックスルーム以上のお部屋のみ)も用意されています。煎茶や紅茶もありますよ。ちなみにミネラルウォーターの入ったボトルは、100%リサイクル可能な、10年以内に自然に分解される生分解性プラスチックボトルで作られているそう。環境に配慮するヒルトンの姿勢が、小さなところにも表れています。
バスローブ(エグゼクティブルームとスイート以上のみ)とパジャマも用意されているので、パジャマを持参する必要もありません。
2階、9階のエグゼクティブルーム、デラックススイートに宿泊の場合、9階にあるエグゼクティブラウンジが利用できます。
ラウンジからの眺めもこの通り。
営業時間中には、自由にドリンクや軽食を楽しめることができるので、ちょっと小腹が空いたというときにも便利です。
プールと美しい瀬底ビーチを思う存分楽しむ
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
リゾートホテルで過ごす醍醐味は、やっぱりプールやビーチでリラックスするひととき。
客室からも見えるプールにダイブするのもいいし、プールサイドでのんびり読書するのも至福の時間。
屋内プールもあり、冷えた体を温めることができるジャグジーも設置されています。
ホテルから瀬底ビーチにすぐアクセスできるのも魅力。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
美しくて透明度の高い瀬底ビーチを思う存分満喫できます。瀬底ビーチは、手が加えられていない、数少ない天然ビーチなんだとか。9月20日まで、宿泊者だけが利用できるビーチラウンジもあります。ピクニックバスケットやテイクアウトメニューをお供に、ビーチでの時間を満喫することができますよ。
これだけ透明度が高い海で泳げるのはうれしいですね。
眠ってしまうのがもったいない「SEEK SPA」
ホテル到着後、日々の疲れを癒やすべく、予約しておいたスパを訪れました。こちらのSEEK SPA(シークスパ)では、9月20日までのスペシャルプランである「リラックスボディスパトリートメントコース」(14,916円・税込)を受けることに。沖縄では耳にすることが多い、月桃(げっとう)オイルを使ったトリートメントです。月桃には、ストレスを和らげ、リラックス効果などがあるのだそう。カウンセリングも含めた90分コースなので、リラックスするのにちょうど良さそうです。
カウンセリングが終わると、足浴からスタート。背面から順にトリートメントが行われます。
筆者の経験上、オイルを使ったトリートメントは、体の疲れた部分をほぐすというよりも、香りとともにリラックスするリラクゼーションの認識が強かったのですが、今回受けたトリートメントは、体の疲れた部分にしっかりとアプローチしてくれるもので感動しました。疲れた部分へのアプローチとリラクゼーションが、絶妙に融合した非常に満足度の高いものでした。
とても心地よくなってしまい、思わず夢の世界にいってしまいそうになったのですが、眠ってしまうのはもったいないと感じてしまうほど。スパ好きにもおすすめできるクオリティの高さですよ。
最後は月桃茶で水分補給をして終了です。
夕日の絶景とともに。最高のディナータイムを
スパでリラックスした後は、夕食のためシスクグリルへ。客室とは異なる、独立した建物の中にあります。
大きな窓に囲まれたレストランで、とても開放感があります。こちらは2021年7月1日にオープンしたばかり。
食事は、フランス産オシェトラキャビアフラッペからスタート。キャビアとサワークリームを取り、ミニサイズのパンケーキの上にのせていただきます。キャビアの上にあしらわれた食用花も、沖縄県内で育てられているものなんだとか。食材は、極力沖縄のものを使うようにしているそう。
シスクグリルで必ず味わってほしいのが、パンとともにサーブされるカヌレ型のバター。実はスモークされたバターで、とてもおいしいです。ほかでは味わったことがない、感動のバターでした。
アミューズは、「もとぶ牛と生雲丹 沖縄の黒米」。もとぶ牛は沖縄のブランド牛ですが、今回初めていただきました。もとぶ牛と雲丹の組み合わせも斬新です。いただいてみると、どの食材も主張しすぎず、バランスが取れた味わいでとてもおいしかったです。
「沖縄県産鮪 炭火焼きした葱と柑橘類の香り」。オレンジのパウダーとピューレが添えられたこちらは、「オレンジって鮪と合うんだ」という新しい発見をもたらしてくれました。まさに驚きの連続です。プレートの鮮やかなターコイズブルーと鮪の赤、オレンジ色が印象的な、視覚も楽しませてくれる一皿です。
「冬瓜の冷製スープ 柚子と蛤のジュ」。貝の出汁で火入れをしたというスープを目の前で注いでくれます。添えられたハスイモのシャキシャキした食感が良いアクセントでした。
魚料理は、サーモンのグリル。島にんじんと、パッションフルーツが添えられています。
メインはもとぶ牛サーロインの炭火焼。かぼちゃのポルトソースとともにいただきます。もとぶ牛のおいしさはもちろんですが、ソースも舌を巻くおいしさでした。
食事の締めには、ペストリーシェフ特選デザートの盛り合わせを。ひとつひとつ、丁寧に作られていることが伝わるデザートでした。
今回は、そこまでお腹がすいていなかったこともあり、お願いしてそれぞれの料理の量を少なめにしてもらいました。ビジュアルの美しさはもちろん、食材の組み合わせに驚いたり、サプライズが多くて楽しいディナーになりました。滞在最後の夜、旅の締めくくりにふさわしいレストランです。
そして、食事を楽しみながら、美しいサンセットも見ることができました。思わず食事の手を止めて、写真を撮ってしまいます。沈みゆく太陽を見ながら、素敵なディナー、最高のひとときをシスクグリルで過ごせます。
朝食は、オールデイダイニングのアマハジでのビュッフェ。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
店内席とテラス席があり、開放的なダイニングです。アマハジでは、昼食や夕食、アフタヌーンティーも楽しめます。シーズンごとにフェアも開催しており、訪れたときはアメリカンフェアでアメリカンメニューやタコスも味わえました。
朝食後は、あらかじめ予約しておいたマングローブカヌーへ出発。その模様は、また別の記事にて紹介していますので、ぜひ読んでみてください。ホテルのスタッフに相談すれば、さまざまなマリンアクティビティを紹介してもらえます。パラセーリングやシュノーケル、SUPに体験ダイビングやバナナボートなどなど、瀬底の海を楽しむアクティビティを体験してみては。
ホテルエントランス横にカウンターがあります。必ず体験したいアクティビティがあるなら、前もっての予約が安心ですが、空き状況によっては、予約なしで体験できることもあるそうですよ。
ブランド牛に高級食材を心行くまで堪能できるレストラン
敷地内にあるイタリアンレストラン「セマーレ」での夕食もおすすめ。こちらも2021年7月14日にオープンしたばかりのレストランで、瀬底の豊かな自然を一望できる素敵なトラットリアです。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
やんばるで育まれたブランド牛であるもとぶ牛や魚介、島野菜などを贅沢に使った料理の数々が楽しめますよ。
中でも感動したのが、もとぶ牛の低温調理したカルパッチョ。トリュフとパルメザンチーズとともにいただく贅沢な一皿です。見た目の美しさもさることながら、そのおいしさに感動。華やかにあしらわれた食用花は、沖縄で作られているものだそう。
他にも、もとぶ牛の炭火焼ボロネーゼや、沖縄県産鮮魚アカマチとあおさのアクアパッツァも堪能。ボロネーゼはもとぶ牛のさまざまな部位が使われているのだとか。高級魚アカマチのアクアパッツアは、かつおと昆布だしを使ったスープで、日本人に馴染み深いあっさりとした和風だしの味が落ち着きます。
そして、デザートにいただいたのはティラミス。ビジュアルは、想像したティラミスとはかけ離れていて、ちょっとしたサプライズでした。それぞれを組み合わせていただくと、ティラミスの味になるという、遊び心が詰まったシェフ渾身の一品です。
ホテルのチェックアウトタイムは11時ですが、飛行機の時間までビーチやマリンアクティビティを楽しみたいという人には、レイトチェックアウトも可能です(別途料金が必要となります)。
瀬底の海にプール、マリンアクティビティとリゾートを満喫しながらも、食でもしっかりと“やんばる”を満喫できたヒルトン沖縄瀬底リゾートでの滞在は、あっという間に過ぎていきます。また再びここに戻ってきたくなるような、心地よさと高揚感を胸に、また明日から頑張ろうと思える滞在でした。海外に行けないけれど、少しでも異国感を味わいたい・・・そんな人にもおすすめしたいホテルです。
ヒルトン沖縄瀬底リゾート
住所: 沖縄県国頭郡本部町瀬底5750
電話番号:0980-47-6300(代表)
HP:HiltonSesoko.jp
>>予約はこちらから
※緊急事態宣言などにより、レストランの営業時間が変更または休業になる可能性があります。
詳しくは、ホテルにご確認ください。
[Photos by Chika]
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異国感を味わえる瀬底島のリゾート
ヒルトン沖縄瀬底リゾートに到着すると、エントランスには、沖縄らしくシーサーがお出迎え。出迎えてくれるスタッフ、すれ違うスタッフ、必ず声をかけてくれます。初めて訪れるホテルなのに、どことなく温かくうれしい気持ちになり、これからの滞在が素敵なものになりそうな予感がしました。
ロビーからも瀬底の美しい海が見え、リゾートに来たんだなと実感します。
エントランスのすぐ近くには、沖縄北部“やんばる”の名産品が買えるコーナーがあります。世界自然遺産に登録されたばかりの沖縄北部の名産品は、ぜひチェックしたいところ。
海の美しさが際立つ、シンプルなインテリアの客室
今回宿泊した客室は、ホテルの最上階である9階のエグゼクティブルームオーシャンビュー(ツインベッド)。
客室からは美しく透明度も抜群な瀬底ビーチを一望できます。足を踏み入れた瞬間にテンションが上がる眺め。この眺望さえあれば、ほかに何もいらない・・・。そんな気分になります。
瀬底の海が主役ということで、客室のインテリアはあえて色味を抑えたシンプルなものにしているのだとか。とてもリラックスして過ごせるお部屋です。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
時間帯によって変化する海のある風景は、ずっと見ていても飽きません。天気が良ければ、伊江島や水納島もはっきり見えます。前方に遮るものは何もなく、どこまでも広がる海。ここが日本であることを忘れそうになります。日常を忘れ、現実逃避の旅にはまさにうってつけ。
アメニティも一通りそろっています。石鹸、ボディローション、ソーイングセット、シャワーキャップ、カミソリ、くし、ネイルケア用やすり、コットンセット、歯ブラシ(ソーイングセットとネイルケア用やすりはエグゼクティブルームとスイートのみ)。
バスルームにはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル。爽やかな、ヴァーベナ&ラベンダーの香りです。
ドリンクは、無料のミネラルウォーターに加え、ネスプレッソ(デラックスルーム以上のお部屋のみ)も用意されています。煎茶や紅茶もありますよ。ちなみにミネラルウォーターの入ったボトルは、100%リサイクル可能な、10年以内に自然に分解される生分解性プラスチックボトルで作られているそう。環境に配慮するヒルトンの姿勢が、小さなところにも表れています。
バスローブ(エグゼクティブルームとスイート以上のみ)とパジャマも用意されているので、パジャマを持参する必要もありません。
2階、9階のエグゼクティブルーム、デラックススイートに宿泊の場合、9階にあるエグゼクティブラウンジが利用できます。
ラウンジからの眺めもこの通り。
営業時間中には、自由にドリンクや軽食を楽しめることができるので、ちょっと小腹が空いたというときにも便利です。
プールと美しい瀬底ビーチを思う存分楽しむ
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
リゾートホテルで過ごす醍醐味は、やっぱりプールやビーチでリラックスするひととき。
客室からも見えるプールにダイブするのもいいし、プールサイドでのんびり読書するのも至福の時間。
屋内プールもあり、冷えた体を温めることができるジャグジーも設置されています。
ホテルから瀬底ビーチにすぐアクセスできるのも魅力。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
美しくて透明度の高い瀬底ビーチを思う存分満喫できます。瀬底ビーチは、手が加えられていない、数少ない天然ビーチなんだとか。9月20日まで、宿泊者だけが利用できるビーチラウンジもあります。ピクニックバスケットやテイクアウトメニューをお供に、ビーチでの時間を満喫することができますよ。
これだけ透明度が高い海で泳げるのはうれしいですね。
眠ってしまうのがもったいない「SEEK SPA」
ホテル到着後、日々の疲れを癒やすべく、予約しておいたスパを訪れました。こちらのSEEK SPA(シークスパ)では、9月20日までのスペシャルプランである「リラックスボディスパトリートメントコース」(14,916円・税込)を受けることに。沖縄では耳にすることが多い、月桃(げっとう)オイルを使ったトリートメントです。月桃には、ストレスを和らげ、リラックス効果などがあるのだそう。カウンセリングも含めた90分コースなので、リラックスするのにちょうど良さそうです。
カウンセリングが終わると、足浴からスタート。背面から順にトリートメントが行われます。
筆者の経験上、オイルを使ったトリートメントは、体の疲れた部分をほぐすというよりも、香りとともにリラックスするリラクゼーションの認識が強かったのですが、今回受けたトリートメントは、体の疲れた部分にしっかりとアプローチしてくれるもので感動しました。疲れた部分へのアプローチとリラクゼーションが、絶妙に融合した非常に満足度の高いものでした。
とても心地よくなってしまい、思わず夢の世界にいってしまいそうになったのですが、眠ってしまうのはもったいないと感じてしまうほど。スパ好きにもおすすめできるクオリティの高さですよ。
最後は月桃茶で水分補給をして終了です。
夕日の絶景とともに。最高のディナータイムを
スパでリラックスした後は、夕食のためシスクグリルへ。客室とは異なる、独立した建物の中にあります。
大きな窓に囲まれたレストランで、とても開放感があります。こちらは2021年7月1日にオープンしたばかり。
食事は、フランス産オシェトラキャビアフラッペからスタート。キャビアとサワークリームを取り、ミニサイズのパンケーキの上にのせていただきます。キャビアの上にあしらわれた食用花も、沖縄県内で育てられているものなんだとか。食材は、極力沖縄のものを使うようにしているそう。
シスクグリルで必ず味わってほしいのが、パンとともにサーブされるカヌレ型のバター。実はスモークされたバターで、とてもおいしいです。ほかでは味わったことがない、感動のバターでした。
アミューズは、「もとぶ牛と生雲丹 沖縄の黒米」。もとぶ牛は沖縄のブランド牛ですが、今回初めていただきました。もとぶ牛と雲丹の組み合わせも斬新です。いただいてみると、どの食材も主張しすぎず、バランスが取れた味わいでとてもおいしかったです。
「沖縄県産鮪 炭火焼きした葱と柑橘類の香り」。オレンジのパウダーとピューレが添えられたこちらは、「オレンジって鮪と合うんだ」という新しい発見をもたらしてくれました。まさに驚きの連続です。プレートの鮮やかなターコイズブルーと鮪の赤、オレンジ色が印象的な、視覚も楽しませてくれる一皿です。
「冬瓜の冷製スープ 柚子と蛤のジュ」。貝の出汁で火入れをしたというスープを目の前で注いでくれます。添えられたハスイモのシャキシャキした食感が良いアクセントでした。
魚料理は、サーモンのグリル。島にんじんと、パッションフルーツが添えられています。
メインはもとぶ牛サーロインの炭火焼。かぼちゃのポルトソースとともにいただきます。もとぶ牛のおいしさはもちろんですが、ソースも舌を巻くおいしさでした。
食事の締めには、ペストリーシェフ特選デザートの盛り合わせを。ひとつひとつ、丁寧に作られていることが伝わるデザートでした。
今回は、そこまでお腹がすいていなかったこともあり、お願いしてそれぞれの料理の量を少なめにしてもらいました。ビジュアルの美しさはもちろん、食材の組み合わせに驚いたり、サプライズが多くて楽しいディナーになりました。滞在最後の夜、旅の締めくくりにふさわしいレストランです。
そして、食事を楽しみながら、美しいサンセットも見ることができました。思わず食事の手を止めて、写真を撮ってしまいます。沈みゆく太陽を見ながら、素敵なディナー、最高のひとときをシスクグリルで過ごせます。
朝食は、オールデイダイニングのアマハジでのビュッフェ。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
店内席とテラス席があり、開放的なダイニングです。アマハジでは、昼食や夕食、アフタヌーンティーも楽しめます。シーズンごとにフェアも開催しており、訪れたときはアメリカンフェアでアメリカンメニューやタコスも味わえました。
朝食後は、あらかじめ予約しておいたマングローブカヌーへ出発。その模様は、また別の記事にて紹介していますので、ぜひ読んでみてください。ホテルのスタッフに相談すれば、さまざまなマリンアクティビティを紹介してもらえます。パラセーリングやシュノーケル、SUPに体験ダイビングやバナナボートなどなど、瀬底の海を楽しむアクティビティを体験してみては。
ホテルエントランス横にカウンターがあります。必ず体験したいアクティビティがあるなら、前もっての予約が安心ですが、空き状況によっては、予約なしで体験できることもあるそうですよ。
ブランド牛に高級食材を心行くまで堪能できるレストラン
敷地内にあるイタリアンレストラン「セマーレ」での夕食もおすすめ。こちらも2021年7月14日にオープンしたばかりのレストランで、瀬底の豊かな自然を一望できる素敵なトラットリアです。
©Hilton Okinawa Sesoko Resort
やんばるで育まれたブランド牛であるもとぶ牛や魚介、島野菜などを贅沢に使った料理の数々が楽しめますよ。
中でも感動したのが、もとぶ牛の低温調理したカルパッチョ。トリュフとパルメザンチーズとともにいただく贅沢な一皿です。見た目の美しさもさることながら、そのおいしさに感動。華やかにあしらわれた食用花は、沖縄で作られているものだそう。
他にも、もとぶ牛の炭火焼ボロネーゼや、沖縄県産鮮魚アカマチとあおさのアクアパッツァも堪能。ボロネーゼはもとぶ牛のさまざまな部位が使われているのだとか。高級魚アカマチのアクアパッツアは、かつおと昆布だしを使ったスープで、日本人に馴染み深いあっさりとした和風だしの味が落ち着きます。
そして、デザートにいただいたのはティラミス。ビジュアルは、想像したティラミスとはかけ離れていて、ちょっとしたサプライズでした。それぞれを組み合わせていただくと、ティラミスの味になるという、遊び心が詰まったシェフ渾身の一品です。
ホテルのチェックアウトタイムは11時ですが、飛行機の時間までビーチやマリンアクティビティを楽しみたいという人には、レイトチェックアウトも可能です(別途料金が必要となります)。
瀬底の海にプール、マリンアクティビティとリゾートを満喫しながらも、食でもしっかりと“やんばる”を満喫できたヒルトン沖縄瀬底リゾートでの滞在は、あっという間に過ぎていきます。また再びここに戻ってきたくなるような、心地よさと高揚感を胸に、また明日から頑張ろうと思える滞在でした。海外に行けないけれど、少しでも異国感を味わいたい・・・そんな人にもおすすめしたいホテルです。
ヒルトン沖縄瀬底リゾート
住所: 沖縄県国頭郡本部町瀬底5750
電話番号:0980-47-6300(代表)
HP:HiltonSesoko.jp
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※緊急事態宣言などにより、レストランの営業時間が変更または休業になる可能性があります。
詳しくは、ホテルにご確認ください。
[Photos by Chika]
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