訪れる旅人を非日常へと誘う楽園、沖縄。風光明媚なビーチでゆったりするのもいいけれど、情緒溢れる那覇を旅するのもまた一興。“那覇をディープに知り尽くしたい!”という願いを叶えてくれるのが、9月2日にグランドオープンする「星野リゾート OMO5沖縄那覇」。スタッフによるガイドサービスなど、街を丸ごと楽しむコンテンツが満載です。グランドオープン前に、早速足を運んできました。
沖縄那覇に待望のオープン!
「OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇」がオープンしたのは、ゆいレール・県庁前駅から徒歩6分の場所。活気あふれる商店が並ぶ「国際通り」や、沖縄の台所「牧志公設市場」からも程近く、那覇旅の拠点として最適なロケーションです。
「OMO」は、星野リゾートが2018年より展開するブランドで、ここ沖縄那覇は5施設目として誕生。“寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテル”をコンセプトに掲げ、街を深く楽しむステイを提案します。建物正面は、沖縄ならではの建築素材“花ブロック”をモチーフとした設えに。ご当地のエッセンスが光るデザインにも注目したいところ。
エントランスをくぐると、吹き抜けから陽光がたっぷり差し込む、開放感ある空間が広がります。木の質感が生かされていて、不思議なほど落ち着ける雰囲気。この日はうだるような暑さでしたが、随所に配された熱帯植物が清々しく、心地良さを感じました。
多彩に過ごせるOMOベース
1階と2階には「OMOベース」と呼ばれる、ゲストと那覇の街をつなげるパブリックスペースが併設されています。特筆すべきは、那覇の街情報を発信する「ご近所マップ」が設置されていること。OMO5スタッフおすすめのスポットが記されており、ひとりで過ごしやすい食事処や店主との会話が楽しいカフェなど、ガイドブックには載っていないディープな情報が盛りだくさん! あえて予定を決めずに自宅を出発して、マップを眺めながら滞在のプランニングをするのもいいかもしれませんね。
2階は沖縄の方言で“おしゃべり”という意味の「ゆんたくライブラリー」。ガイドブックや写真集、琉球史など、書籍のラインナップは実に豊富。旅の情報収集のみならず、沖縄の歴史を学ぶのにもピッタリな空間です。
ギャラリーには琉球張り子や、みやらびこけし、やちむんなど沖縄の工芸品がディスプレイ。東京ではお目にかかれないアイテムが多く、好奇心が刺激されます。全席に電源が備わっているので、連泊してワーケーションするのもアリですね。
特に印象に残ったのが、シーサーにまつわる展示。沖縄の守り神で知られるシーサーですが、その起源は古代オリエント時代に遡り、原型はエジプトのスフィンクスとのこと。後にシルクロードを横断し中国に渡り、13〜15世紀頃に沖縄に伝わったのだそう。
南国感あるメニューも勢ぞろい!OMOカフェ
1階の「OMOカフェ」は宿泊者以外も利用可能。朝食からカフェ、バーと1日を通して利用できます。チェックイン前に、暑さで火照った体をクールダウンさせるべく、ドリンクとスイーツをいただくことに。
「パッショネード」(700円)は、パッションフルーツのプチプチ感が楽しい一杯。弾けるような甘酸っぱさで、カラダ中に清涼感とみずみずしさが巡ります。
ローズマリー香る「トロピカルパフェ」(500円)は沖縄の焼き物、やちむんの器で登場。島バナナとアップルマンゴーを使用したアイスは華やかな甘みが印象的。カリッと焼かれたシュー生地が香ばしさを添え、食感のコントラストも至福の一品でした。
チェックイン&チェックアウトはセルフスタイル
チェックインは、タブレットで行うセルフスタイル。チェックアウトもルームキーをかざすだけでOK。キーを返すだけなのに、混雑するフロントで待たされる、あのプチストレスともおさらばです。
秘密基地感ひしめく「やぐらルーム」
OMO5沖縄那覇は16階建で全室190室。今回ステイしたのは、OMOのシンボルでもある「やぐらルーム」。約19平方メートルと決して広くないものの、天井が高い上、屋根裏のようなスペースに「やぐら寝台」が設えられているので閉塞感を感じさせません。
バスタブ付きのバスルームは、赤タイルがアクセントになった南国らしい色合いに。床には和紙畳が採用されており、裸足でくつろげるのもポイント。
寝台の下はリビングスペース。トレイはしっかりした造りで安定感も抜群。ドリンクやグラスを置くテーブル代わりとして使えます。
階段の下にはケトルや冷蔵庫、セーフティーボックス。空いている棚はスーツケースやバッグを収めることも可能です。限られた空間を上手に活用する工夫がそこかしこに。
やぐら寝台は、もはや秘密基地で過ごすようなワクワク感。“くつろぐ場所”と”寝る場所”がそれぞれ独立していることで、居住性の良さもひとしおです。
タオルや歯ブラシなどのアメニティは壁面にすっきり収納。このアイディアは自宅でも真似したくなるほど!
朝食はクロックムッシュやピザトーストなどから選べる5種類のメインに、サラダ、スープ、ドリンクがセット。イチオシはマンゴーをふんだんにトッピングしたフレンチトースト。アパレイユ液がしっかり染み込んだブリオッシュ生地のパンは、外がカリッと香ばしく、中はふんわりとろとろ。柔らかなマンゴーとの一体感も見事で、生クリームを絡めれば、さらにリッチな味わいが広がります。ドリンクはフルーツウォーターやさんぴん茶、コーヒーなど幅広いラインナップから好きなだけセレクト可能です。
今回筆者が利用した「やぐらルーム」の他に「ダブルルーム」と「ツインルーム」も用意(1泊 6,000円~【2名1室利用時1名あたり、税込、食事別】 )。抜群のロケーション、心地よいラウンジや客室、魅惑のグルメを堪能できるとあれば最高のコスパと言えるはず。那覇を満喫したいときはもちろん、離島+那覇観光という旅にもおすすめです。後半では、「ご近所ガイド OMOレンジャー」のガイドサービスをご紹介。どうぞお見逃しなく!
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星野リゾート OMO5沖縄那覇(おもふぁいぶ おきなわなは)
住所:沖縄県那覇市松山1丁目3-16
電話:0570-073-022(星野リゾート統合予約センター)
駐車場:立体駐車場完備(1台1泊1,500円)
交通:ゆいレール「県庁前駅」から徒歩6分 「美栄橋駅」から徒歩8分、那覇空港から車で約10分(国道58号線沿い)
開業日:2021年5月13日
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/
>>予約はこちらから
[All photos by Nao]
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沖縄那覇に待望のオープン!
「OMO5(おもふぁいぶ)沖縄那覇」がオープンしたのは、ゆいレール・県庁前駅から徒歩6分の場所。活気あふれる商店が並ぶ「国際通り」や、沖縄の台所「牧志公設市場」からも程近く、那覇旅の拠点として最適なロケーションです。
「OMO」は、星野リゾートが2018年より展開するブランドで、ここ沖縄那覇は5施設目として誕生。“寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテル”をコンセプトに掲げ、街を深く楽しむステイを提案します。建物正面は、沖縄ならではの建築素材“花ブロック”をモチーフとした設えに。ご当地のエッセンスが光るデザインにも注目したいところ。
エントランスをくぐると、吹き抜けから陽光がたっぷり差し込む、開放感ある空間が広がります。木の質感が生かされていて、不思議なほど落ち着ける雰囲気。この日はうだるような暑さでしたが、随所に配された熱帯植物が清々しく、心地良さを感じました。
多彩に過ごせるOMOベース
1階と2階には「OMOベース」と呼ばれる、ゲストと那覇の街をつなげるパブリックスペースが併設されています。特筆すべきは、那覇の街情報を発信する「ご近所マップ」が設置されていること。OMO5スタッフおすすめのスポットが記されており、ひとりで過ごしやすい食事処や店主との会話が楽しいカフェなど、ガイドブックには載っていないディープな情報が盛りだくさん! あえて予定を決めずに自宅を出発して、マップを眺めながら滞在のプランニングをするのもいいかもしれませんね。
2階は沖縄の方言で“おしゃべり”という意味の「ゆんたくライブラリー」。ガイドブックや写真集、琉球史など、書籍のラインナップは実に豊富。旅の情報収集のみならず、沖縄の歴史を学ぶのにもピッタリな空間です。
ギャラリーには琉球張り子や、みやらびこけし、やちむんなど沖縄の工芸品がディスプレイ。東京ではお目にかかれないアイテムが多く、好奇心が刺激されます。全席に電源が備わっているので、連泊してワーケーションするのもアリですね。
特に印象に残ったのが、シーサーにまつわる展示。沖縄の守り神で知られるシーサーですが、その起源は古代オリエント時代に遡り、原型はエジプトのスフィンクスとのこと。後にシルクロードを横断し中国に渡り、13〜15世紀頃に沖縄に伝わったのだそう。
南国感あるメニューも勢ぞろい!OMOカフェ
1階の「OMOカフェ」は宿泊者以外も利用可能。朝食からカフェ、バーと1日を通して利用できます。チェックイン前に、暑さで火照った体をクールダウンさせるべく、ドリンクとスイーツをいただくことに。
「パッショネード」(700円)は、パッションフルーツのプチプチ感が楽しい一杯。弾けるような甘酸っぱさで、カラダ中に清涼感とみずみずしさが巡ります。
ローズマリー香る「トロピカルパフェ」(500円)は沖縄の焼き物、やちむんの器で登場。島バナナとアップルマンゴーを使用したアイスは華やかな甘みが印象的。カリッと焼かれたシュー生地が香ばしさを添え、食感のコントラストも至福の一品でした。
チェックイン&チェックアウトはセルフスタイル
チェックインは、タブレットで行うセルフスタイル。チェックアウトもルームキーをかざすだけでOK。キーを返すだけなのに、混雑するフロントで待たされる、あのプチストレスともおさらばです。
秘密基地感ひしめく「やぐらルーム」
OMO5沖縄那覇は16階建で全室190室。今回ステイしたのは、OMOのシンボルでもある「やぐらルーム」。約19平方メートルと決して広くないものの、天井が高い上、屋根裏のようなスペースに「やぐら寝台」が設えられているので閉塞感を感じさせません。
バスタブ付きのバスルームは、赤タイルがアクセントになった南国らしい色合いに。床には和紙畳が採用されており、裸足でくつろげるのもポイント。
寝台の下はリビングスペース。トレイはしっかりした造りで安定感も抜群。ドリンクやグラスを置くテーブル代わりとして使えます。
階段の下にはケトルや冷蔵庫、セーフティーボックス。空いている棚はスーツケースやバッグを収めることも可能です。限られた空間を上手に活用する工夫がそこかしこに。
やぐら寝台は、もはや秘密基地で過ごすようなワクワク感。“くつろぐ場所”と”寝る場所”がそれぞれ独立していることで、居住性の良さもひとしおです。
タオルや歯ブラシなどのアメニティは壁面にすっきり収納。このアイディアは自宅でも真似したくなるほど!
朝食はクロックムッシュやピザトーストなどから選べる5種類のメインに、サラダ、スープ、ドリンクがセット。イチオシはマンゴーをふんだんにトッピングしたフレンチトースト。アパレイユ液がしっかり染み込んだブリオッシュ生地のパンは、外がカリッと香ばしく、中はふんわりとろとろ。柔らかなマンゴーとの一体感も見事で、生クリームを絡めれば、さらにリッチな味わいが広がります。ドリンクはフルーツウォーターやさんぴん茶、コーヒーなど幅広いラインナップから好きなだけセレクト可能です。
今回筆者が利用した「やぐらルーム」の他に「ダブルルーム」と「ツインルーム」も用意(1泊 6,000円~【2名1室利用時1名あたり、税込、食事別】 )。抜群のロケーション、心地よいラウンジや客室、魅惑のグルメを堪能できるとあれば最高のコスパと言えるはず。那覇を満喫したいときはもちろん、離島+那覇観光という旅にもおすすめです。後半では、「ご近所ガイド OMOレンジャー」のガイドサービスをご紹介。どうぞお見逃しなく!
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星野リゾート OMO5沖縄那覇(おもふぁいぶ おきなわなは)
住所:沖縄県那覇市松山1丁目3-16
電話:0570-073-022(星野リゾート統合予約センター)
駐車場:立体駐車場完備(1台1泊1,500円)
交通:ゆいレール「県庁前駅」から徒歩6分 「美栄橋駅」から徒歩8分、那覇空港から車で約10分(国道58号線沿い)
開業日:2021年5月13日
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5okinawanaha/
>>予約はこちらから
[All photos by Nao]
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