京都の河原町通りと三条通りの交差点ほど近くに、2021年4月15日、待望の「星野リゾート OMO5(おもふぁいぶ)京都三条」がオープン!ホテルの「ご近所アクティビティ」では、高瀬川沿いの歴史散歩、また老舗のお菓子屋やかわいい小物のお店めぐりを楽しめます。心ときめくお散歩を体験してきました!前回の「宿泊ルポ」と共にご覧下さい。
河原町三条界隈をめぐる「ご近所アクティビティ」
星野リゾートの「OMO」ブランドでは「ホテルにこもらず、どんどん街に出かけてほしい」との思いから、ホテルに「ご近所マップ」を備えるほか、OMOレンジャーと呼ばれるフレンドリーなガイドさんと共にめぐる「ご近所アクティビティ」が用意されています。河原町三条界隈をめぐる、2つのアクティビティに参加してきましたのでご紹介します。
川の流れをタイムトラベル!「京町らんまん川さんぽ」
「OMOベース」で待ち合わせて、いざ「京町らんまん川さんぽ」へ!OMOレンジャーと1時間、高瀬川沿いをお散歩です。
ホテルを出てすぐの場所にこの門が。本能寺の裏門とでもいうような感じです。寺町通りに正門がありますが、こちらは見逃がしてしまいそうに間口が小さい。先にはご神木らしき木がそびえ立っています。こんな路地に惹かれて、ついつい入ってしまうのも京都の魅力です。
京都ホテルオークラの横を通っている時、OMOレンジャーが「これから大切な方と待ち合わせているんですよ」と言われるので???と思っていたら、なんとこの方!
明治維新の指導者として、大久保利通、西郷隆盛と共に維新の三傑の一人に数えられる政治家・桂小五郎こと木戸孝允。なぜここに銅像があるのかと思っていたら、こちらはかつて、桂小五郎出身の長州藩邸跡だったそう。
こちらは高瀬川にある「一之船入(いちのふないり)」です。京都・二条と伏見を結ぶ物流船が高瀬川を通り、その船を接岸させるための入江でした。二之船入、三之船入などもあったそうですが、現存するのはこちらのみ。
こんな京都風情のある通りを歩き、
高瀬川沿いの石碑のある場所に到着。一之船入は国の史跡に指定されています。
高瀬川は400年ほど前に人々の手によって掘られた川です。この川によって物流が劇的に変化したといわれています。その総指揮監督が豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)です。
こうやってお酒や米、塩、味噌などの日用品が運ばれたのですね。300年ほど水運に用いられ、当初は150~180隻ほどあったとか。高瀬川の完成により、大阪とも直接水運でつながり、経済発展の基礎になりました。
そして京都市の有形文化財に指定されているこちらは、右の石碑に「桂小五郎幾松寓居跡」と記されているように、小五郎が後に妻となる芸妓であった幾松と共に住んでいた場所です。
そして、高瀬川にこんな石を見つけました。何かな?と思っていたら、水流不足時に水深を上げて航行するため石の中央の筋に板をはめ込み、水を堰き止めていたのだそう。さながら「ブラタモリ」のようになってきました。
また桂小五郎の寓居跡の石碑を発見!小五郎は女性にもてたらしく、数多くの恋人がいて、何かがあると、そのうちの誰かの家にかくまってもらっていたとか。「寓居」とは「仮住まい」を意味するので、本当にそうだったのかもしれませんね。
高瀬川から花街の先斗町(ぽんとちょう)にやって来ました。そこでOMOレンジャーが、猛暑の中ずっと背負っていた太鼓で「ポンッ!」。先斗町のためにここまで運んできていたとは、恐れ入りました!
どうやっても“先”を“ぽん”とは読めませんが、ポルトガル語が起源のようです。京都の五花街のひとつであり、今も芸舞妓さんが働いています。花街特有の趣あふれる通りです。
通りにある老舗和菓子店・先斗町駿河屋さんへ。OMOレンジャーおすすめのわらび餅を購入しました。夏にこそいただきたい季節ものですね。
先斗町にはこんな細長ーい路地がいくつかあります。先の木屋町通りとつながっているのです。トンネルのようでわくわくドキドキ。暗くてちょっと怖いようで、誘われないとなかなか通ることはなさそうです。
そして高瀬川に戻り、ゴールの角倉了以の石碑です。なぜつるはしを持っているのかと思っていたら、了以は自ら高瀬川の工事に関わっていたのだそうです。尊敬します!
そしてOMOレンジャーがつるはしを持っていたのは、そのせいだったのです。撮影しなかったのが惜しい!
ただ歩いていたら、見過ごしてしまうようなスポットに連れて行っていただきました。ほかにもさまざまな歴史的トピックスがあったのですが、ぜひ実際に参加して聞いてみてくださいね。
ひとまずホテルに戻りひと休み。先斗町駿河屋さんのわらび餅をいただきます。「OMOベース」では、和菓子を買ってきていただく場合、お抹茶を点ててくれるのです(無料)。とってもうれしいサービスです!
館内には、OMOレンジャーおすすめの和菓子やさん情報が置いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
京町らんまん川さんぽ
16:30~17:30/9:30~10:30(1日2回開催)
15名まで、参加無料
下記HPにて前日22:00までに要予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/activities/4448/
名店の連なる三条通りを歩く「京町らんまん老舗さんぽ」
次は「京町らんまん老舗さんぽ」です。カウンターに置いてある、扇子、針、数珠、風呂敷、刃物、たわし、匂い袋など、職人の技が作る老舗をめぐります。
まずは、東海道五十三次の京の起点である三条大橋のたもとへ。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』でおなじみの弥次さん喜多さんの像からスタート。
三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)です。下部の中央辺りにある傷が見えますでしょうか。これは幕末に三条木屋町の旅籠・池田屋に潜伏していた長州藩や土佐藩などの尊王攘夷派の志士たちを、新選組が襲撃した池田屋事件の乱闘の際に残されたものだといわれています。
三条大橋から見る鴨川。京都らしい光景です。
手作りのあられ、おかき、豆専門店「本家船はしや」
まずは三条大橋の西にある「本家船はしや」です。1905年創業、五色豆にはじまり、あられ、おかき、豆の専門店です。全て手作りなのです。
並んでいるおかきが、香ばしそうでとってもおいしそう!OMOレンジャーに聞いてみたところ、「山椒」風味がおすすめとのこと。山椒とは京都らしいですね。悩んだ挙句、まずはいろいろな種類が入っているお試しセットを購入しました。
■本家船はしや
三条通りのアーケードに入っている、現在15代目が営んでいるという数珠やお香の「吉田源之丞仏具店」を見学し、9代目当主による「大西京扇堂」の扇子を拝見。
江戸と京都をつなぐ東海道は多くの人が行き交い、三条通りには昔も今も旅人のためのお店が並んでいます。
はんなりとした京らしさ。にほひ袋専門店「石黒香舗」
その次にやってきたのが、匂い袋専門店「石黒香舗」です。現在5代目当主が営まれています。ショーケースにもかわいらしい多彩なデザインの匂い袋が並んでいます。
お店に入ると、いい香りが漂っています。お店の方は着物姿で畳の上に正座されています。まさしくはんなりとした京女。素敵ですねー!
この中から布とそれに合う紐を選ぶと、目の前で匂い袋を作ってくれます。布の種類によって中に入れるお香の種類が変わります。作ってくれるのを待つ間も香りに包まれていい気分・・・。日本の香りは品があっていいものです。
■にほひ袋専門店 石黒香舗
キュートすぎる!風呂敷専門店「むす美」
そして、老舗イノダコーヒ三条店の西隣にある風呂敷専門店「むす美」。1937年から続く風呂敷メーカーの山田繊維が運営するオフィシャルショップです。
1300年の長い間使われてきた、世界に類を見ない風呂敷文化を今に伝えています。伝統的な柄からモダンなデザインまで500種類ほどそろうそうです。大小サイズがあり、デザイナーとのコラボ商品もあります。
お店の方が風呂敷をバッグにするのを見せていただき、あまりにもかわいいので欲しくなってしまいました!とにかくデザインが多彩で、選ぶのにかなり迷いました。結果は部屋に戻った後お見せしますね。
ほかにもワインボトルを包んだり、旅の際にはスーツケースにくくり付けることができたりと、正方形の布が七変化。とっても奥の深い風呂敷です。イニシャルを入れることもできるので、プレゼントにもいいなと思いました。セミナーや講習会もされているようなので、参加してみたいです。
■むす美
フレンドリーなOMOレンジャーとの楽しいひととき
午後をつきあっていただいた八十田香枝さんこと“ヤソちゃん”はとってもフレンドリーで、友だちと旅しているような気分になりました。ソロ旅の方、ぜひおすすめです!
余談ですが、ヤソちゃんは愛犬を連れて1年間インドを放浪したという強者!OMOレンジャーさんは、それぞれに興味深い経験をされた方が多く、個性的でエネルギッシュな方が多いと感じます。
部屋に戻って、購入したものを愛でるのも買い物の楽しみのうち。「本家船はしや」さんのおかき&あられセットは、あっという間に食べきってしまいました。手作りって本当においしい!既製品とは一味も二味も味わいが違います。次回は山椒あられを購入してみます。
「石黒香舗」の匂い袋は友禅布を購入。トリコロールカラーが好きなのです。自宅のドアの取っ手にかけようと思います。
そして「むす美」さんでさんざん迷った風呂敷。ミナ ペルホネンとのコラボなんです!ウォータープルーフなので、梅雨時や海に行く時にも重宝しそう。あまりうまくいきませんでしたが、教えてもらったバッグを作ってみましたよ。次の旅から道連れになりそうです。
ひとりではなかなか入りにくい老舗も、OMOレンジャーと一緒だと気楽に入れます。濃密な1時間を過ごせますよ。
京町らんまん老舗さんぽ
10:45~11:45(1日1回開催)
参加無料、要予約
※買い物には別途料金がかかります。
下記HPにて前日22:00までに要予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/
ほかにも「京町純喫茶コレクション」(定員あり)20:00~20:30など、明日訪れるお店の参考になりそうなアクティビティもあります。
京都の街中をアクティブに楽しむのならこれ以上ない立地にある「星野リゾート OMO5京都三条」。高瀬川沿いと三条通りを散歩しながら、京都の街の成り立ちや川と道が紡いできた町の流れを体感できます。初めて訪れる人にはもちろん、リピーターも新しい京都の魅力を発見できるはずです。
星野リゾート OMO5京都三条
住所:京都市中京区河原町通三条上る恵比須町434-1
電話:0570-073-022(星野リゾート予約センター)
料金:6,000円~(2名1室あたり、税込、食事別)
OMOカフェ
営業時間:朝食 7:00~10:00
カフェ 10:00~17:00(日帰り利用可能)
バー 17:00~23:00(日帰り利用可能)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年7月23日現在、朝食(宿泊者限定)利用可能。詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/
>>予約はこちらから
>>>星野リゾートの最高水準のコロナ対策宣言
[All photos by Yo Rosinberg]
Do not use images without permission.
[tabizine_related ids="417403,424476,348236"]
河原町三条界隈をめぐる「ご近所アクティビティ」
星野リゾートの「OMO」ブランドでは「ホテルにこもらず、どんどん街に出かけてほしい」との思いから、ホテルに「ご近所マップ」を備えるほか、OMOレンジャーと呼ばれるフレンドリーなガイドさんと共にめぐる「ご近所アクティビティ」が用意されています。河原町三条界隈をめぐる、2つのアクティビティに参加してきましたのでご紹介します。
川の流れをタイムトラベル!「京町らんまん川さんぽ」
「OMOベース」で待ち合わせて、いざ「京町らんまん川さんぽ」へ!OMOレンジャーと1時間、高瀬川沿いをお散歩です。
ホテルを出てすぐの場所にこの門が。本能寺の裏門とでもいうような感じです。寺町通りに正門がありますが、こちらは見逃がしてしまいそうに間口が小さい。先にはご神木らしき木がそびえ立っています。こんな路地に惹かれて、ついつい入ってしまうのも京都の魅力です。
京都ホテルオークラの横を通っている時、OMOレンジャーが「これから大切な方と待ち合わせているんですよ」と言われるので???と思っていたら、なんとこの方!
明治維新の指導者として、大久保利通、西郷隆盛と共に維新の三傑の一人に数えられる政治家・桂小五郎こと木戸孝允。なぜここに銅像があるのかと思っていたら、こちらはかつて、桂小五郎出身の長州藩邸跡だったそう。
こちらは高瀬川にある「一之船入(いちのふないり)」です。京都・二条と伏見を結ぶ物流船が高瀬川を通り、その船を接岸させるための入江でした。二之船入、三之船入などもあったそうですが、現存するのはこちらのみ。
こんな京都風情のある通りを歩き、
高瀬川沿いの石碑のある場所に到着。一之船入は国の史跡に指定されています。
高瀬川は400年ほど前に人々の手によって掘られた川です。この川によって物流が劇的に変化したといわれています。その総指揮監督が豪商・角倉了以(すみのくらりょうい)です。
こうやってお酒や米、塩、味噌などの日用品が運ばれたのですね。300年ほど水運に用いられ、当初は150~180隻ほどあったとか。高瀬川の完成により、大阪とも直接水運でつながり、経済発展の基礎になりました。
そして京都市の有形文化財に指定されているこちらは、右の石碑に「桂小五郎幾松寓居跡」と記されているように、小五郎が後に妻となる芸妓であった幾松と共に住んでいた場所です。
そして、高瀬川にこんな石を見つけました。何かな?と思っていたら、水流不足時に水深を上げて航行するため石の中央の筋に板をはめ込み、水を堰き止めていたのだそう。さながら「ブラタモリ」のようになってきました。
また桂小五郎の寓居跡の石碑を発見!小五郎は女性にもてたらしく、数多くの恋人がいて、何かがあると、そのうちの誰かの家にかくまってもらっていたとか。「寓居」とは「仮住まい」を意味するので、本当にそうだったのかもしれませんね。
高瀬川から花街の先斗町(ぽんとちょう)にやって来ました。そこでOMOレンジャーが、猛暑の中ずっと背負っていた太鼓で「ポンッ!」。先斗町のためにここまで運んできていたとは、恐れ入りました!
どうやっても“先”を“ぽん”とは読めませんが、ポルトガル語が起源のようです。京都の五花街のひとつであり、今も芸舞妓さんが働いています。花街特有の趣あふれる通りです。
通りにある老舗和菓子店・先斗町駿河屋さんへ。OMOレンジャーおすすめのわらび餅を購入しました。夏にこそいただきたい季節ものですね。
先斗町にはこんな細長ーい路地がいくつかあります。先の木屋町通りとつながっているのです。トンネルのようでわくわくドキドキ。暗くてちょっと怖いようで、誘われないとなかなか通ることはなさそうです。
そして高瀬川に戻り、ゴールの角倉了以の石碑です。なぜつるはしを持っているのかと思っていたら、了以は自ら高瀬川の工事に関わっていたのだそうです。尊敬します!
そしてOMOレンジャーがつるはしを持っていたのは、そのせいだったのです。撮影しなかったのが惜しい!
ただ歩いていたら、見過ごしてしまうようなスポットに連れて行っていただきました。ほかにもさまざまな歴史的トピックスがあったのですが、ぜひ実際に参加して聞いてみてくださいね。
ひとまずホテルに戻りひと休み。先斗町駿河屋さんのわらび餅をいただきます。「OMOベース」では、和菓子を買ってきていただく場合、お抹茶を点ててくれるのです(無料)。とってもうれしいサービスです!
館内には、OMOレンジャーおすすめの和菓子やさん情報が置いてあるので、ぜひ参考にしてみてください。
京町らんまん川さんぽ
16:30~17:30/9:30~10:30(1日2回開催)
15名まで、参加無料
下記HPにて前日22:00までに要予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/activities/4448/
名店の連なる三条通りを歩く「京町らんまん老舗さんぽ」
次は「京町らんまん老舗さんぽ」です。カウンターに置いてある、扇子、針、数珠、風呂敷、刃物、たわし、匂い袋など、職人の技が作る老舗をめぐります。
まずは、東海道五十三次の京の起点である三条大橋のたもとへ。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』でおなじみの弥次さん喜多さんの像からスタート。
三条大橋の擬宝珠(ぎぼし)です。下部の中央辺りにある傷が見えますでしょうか。これは幕末に三条木屋町の旅籠・池田屋に潜伏していた長州藩や土佐藩などの尊王攘夷派の志士たちを、新選組が襲撃した池田屋事件の乱闘の際に残されたものだといわれています。
三条大橋から見る鴨川。京都らしい光景です。
手作りのあられ、おかき、豆専門店「本家船はしや」
まずは三条大橋の西にある「本家船はしや」です。1905年創業、五色豆にはじまり、あられ、おかき、豆の専門店です。全て手作りなのです。
並んでいるおかきが、香ばしそうでとってもおいしそう!OMOレンジャーに聞いてみたところ、「山椒」風味がおすすめとのこと。山椒とは京都らしいですね。悩んだ挙句、まずはいろいろな種類が入っているお試しセットを購入しました。
■本家船はしや
三条通りのアーケードに入っている、現在15代目が営んでいるという数珠やお香の「吉田源之丞仏具店」を見学し、9代目当主による「大西京扇堂」の扇子を拝見。
江戸と京都をつなぐ東海道は多くの人が行き交い、三条通りには昔も今も旅人のためのお店が並んでいます。
はんなりとした京らしさ。にほひ袋専門店「石黒香舗」
その次にやってきたのが、匂い袋専門店「石黒香舗」です。現在5代目当主が営まれています。ショーケースにもかわいらしい多彩なデザインの匂い袋が並んでいます。
お店に入ると、いい香りが漂っています。お店の方は着物姿で畳の上に正座されています。まさしくはんなりとした京女。素敵ですねー!
この中から布とそれに合う紐を選ぶと、目の前で匂い袋を作ってくれます。布の種類によって中に入れるお香の種類が変わります。作ってくれるのを待つ間も香りに包まれていい気分・・・。日本の香りは品があっていいものです。
■にほひ袋専門店 石黒香舗
キュートすぎる!風呂敷専門店「むす美」
そして、老舗イノダコーヒ三条店の西隣にある風呂敷専門店「むす美」。1937年から続く風呂敷メーカーの山田繊維が運営するオフィシャルショップです。
1300年の長い間使われてきた、世界に類を見ない風呂敷文化を今に伝えています。伝統的な柄からモダンなデザインまで500種類ほどそろうそうです。大小サイズがあり、デザイナーとのコラボ商品もあります。
お店の方が風呂敷をバッグにするのを見せていただき、あまりにもかわいいので欲しくなってしまいました!とにかくデザインが多彩で、選ぶのにかなり迷いました。結果は部屋に戻った後お見せしますね。
ほかにもワインボトルを包んだり、旅の際にはスーツケースにくくり付けることができたりと、正方形の布が七変化。とっても奥の深い風呂敷です。イニシャルを入れることもできるので、プレゼントにもいいなと思いました。セミナーや講習会もされているようなので、参加してみたいです。
■むす美
フレンドリーなOMOレンジャーとの楽しいひととき
午後をつきあっていただいた八十田香枝さんこと“ヤソちゃん”はとってもフレンドリーで、友だちと旅しているような気分になりました。ソロ旅の方、ぜひおすすめです!
余談ですが、ヤソちゃんは愛犬を連れて1年間インドを放浪したという強者!OMOレンジャーさんは、それぞれに興味深い経験をされた方が多く、個性的でエネルギッシュな方が多いと感じます。
部屋に戻って、購入したものを愛でるのも買い物の楽しみのうち。「本家船はしや」さんのおかき&あられセットは、あっという間に食べきってしまいました。手作りって本当においしい!既製品とは一味も二味も味わいが違います。次回は山椒あられを購入してみます。
「石黒香舗」の匂い袋は友禅布を購入。トリコロールカラーが好きなのです。自宅のドアの取っ手にかけようと思います。
そして「むす美」さんでさんざん迷った風呂敷。ミナ ペルホネンとのコラボなんです!ウォータープルーフなので、梅雨時や海に行く時にも重宝しそう。あまりうまくいきませんでしたが、教えてもらったバッグを作ってみましたよ。次の旅から道連れになりそうです。
ひとりではなかなか入りにくい老舗も、OMOレンジャーと一緒だと気楽に入れます。濃密な1時間を過ごせますよ。
京町らんまん老舗さんぽ
10:45~11:45(1日1回開催)
参加無料、要予約
※買い物には別途料金がかかります。
下記HPにて前日22:00までに要予約
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/
ほかにも「京町純喫茶コレクション」(定員あり)20:00~20:30など、明日訪れるお店の参考になりそうなアクティビティもあります。
京都の街中をアクティブに楽しむのならこれ以上ない立地にある「星野リゾート OMO5京都三条」。高瀬川沿いと三条通りを散歩しながら、京都の街の成り立ちや川と道が紡いできた町の流れを体感できます。初めて訪れる人にはもちろん、リピーターも新しい京都の魅力を発見できるはずです。
星野リゾート OMO5京都三条
住所:京都市中京区河原町通三条上る恵比須町434-1
電話:0570-073-022(星野リゾート予約センター)
料金:6,000円~(2名1室あたり、税込、食事別)
OMOカフェ
営業時間:朝食 7:00~10:00
カフェ 10:00~17:00(日帰り利用可能)
バー 17:00~23:00(日帰り利用可能)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2021年7月23日現在、朝食(宿泊者限定)利用可能。詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
HP:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo5kyotosanjo/
>>予約はこちらから
>>>星野リゾートの最高水準のコロナ対策宣言
[All photos by Yo Rosinberg]
Do not use images without permission.
[tabizine_related ids="417403,424476,348236"]