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知らないと損をする英会話術91:「仕方ない、しょうがない」を英語で言うには?

TABIZINE 2021年9月12日 7時30分

「コロナ禍だから」「雨だから」「ルールだから」など、自分ではどうすることもできないときの「仕方ない、しょうがない」を自然に表現するには?

実はあまり使われていない、辞書や翻訳アプリで見る’It can’t be helped’
「仕方がない」って英語でなんて言う?辞書や翻訳アプリでは、ほぼ100%、It can’t be helpedと表現されます。ところが、実は日常会話では、この表現、あまり使われていないんです!

It can’t be helped. それはどうされようもない=しょうがない

実際に使われる似た表現にI(私)から始まるフレーズがあります。

例)My dad has been in a hospital, I can’t help worrying about him.
お父さんが入院中で、心配せずにはいられない。

She has got gorgeous eyes, I can’t help looking at her.
彼女の瞳が美しすぎて、彼女から目が離せない。

I can’t help ○○ingは、本当はやめたいけれど、甘いものを食べてしまう、お酒を飲んでしまう、貧乏ゆすりをしてしまう、あくびをしてしまうなど、やめられないときに使います。
さほど深刻でないことには、Oh well


電車に乗り遅れたとき、うっかり忘れ物をしたなど、日常でのちょっとした「やってしまった」ことを「ま、しょうがないか・・・」と言いたいときによく使うのはOh wellです。

例)I just missed the bus to the station. Oh well, next one will be here in 10 min.

駅までのバスにちょうど乗り遅れちゃった。しょうがないね、次のは10分後に来るよ。
「しょうがない」が伝えられる王道4フレーズ
「コロナ禍だからしょうがない」「雨だからしょうがない」「決まり(ルール)だからしょうがない」など、毎日の「しょうがない」場面で使える王道フレーズを細かいニュアンスとともにご紹介しましょう。
It is what it is.


It is what it is(それはそういうものだ=しょうがない)は、自分は納得できないけれど、自力では変えられないルールなどを受け入れるときによく使われます。

例)Only 4 people can sit together in this restaurant as a group.
このレストランでは、1グループ4人までしか同じテーブルに座れないんだって。

Is that because of Covid? Oh well, it is what it is.
コロナのせい?しょうがないね。
That’s life.


フェアではないこと、理不尽なことを仕方なく受け入れるときに使われるのが、That’s life(人生ってそんなものだよ)です。

例)Jack started to go out with Charlotte recently, I really fancied him.
ジャックとシャーロットが最近付き合い始めたの。彼のこと好きだったのに。

Don’t get too upset about it, that’s life.
そう落ち込まないで。しょうがないよ。
I have no choice.


自分の意志とは反して、仕方なく何かをしなければならないとき、特にほかに選択肢がないときには、I have no choiceをよく使います。

例)I was pinged as a close contact by Covid app, so I had to isolate last week.
コロナのアプリから濃厚接触者として連絡がきたから、先週は隔離しなければいけませんでした。

Oh, no! That wasn’t convenient.
あら、大変。それは面倒だったでしょう。

Oh well, I had no choice.
まあ、仕方ないですよ。
What can I do?


「私に何ができる?(=何もできない)」と言うことで「仕方がない」ということを表現するWhat can I do?というフレーズもよく使われます。シンプルなフレーズでおすすめなのですが、「どうしようもない」というかなり感情的なニュアンスも含まれます。

例)I twisted my ankle yesterday so I can’t run the race today. What can I do?

昨日、足首をひねってしまったから、今日のレースは走れないよ。仕方がないよね。

仕方がない、しょうがないことって、残念ながら日常生活ではちょくちょくありますよね。辞書に載っているIt can’t be helpedよりは、感情をのせてOh wellやWhat can I do?を使うほうが、ぐっと自然に「しょうがない」が伝えられます。

[All photos by Shutterstock.com]

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