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【奈良・天川村】パワースポット、温泉、鍾乳洞・・・車なしでも行ける秘境!心温まる1泊2日の旅

TABIZINE 2021年9月13日 12時0分

大阪や京都から約2〜3時間で到着する奈良県吉野郡の「天川村」。天河大辨財天社のある中央エリア、弘法大師や円空にゆかりのある西部エリア、大峯山の登山拠点となる温泉街の洞川(どろがわ)エリアに分かれる山里。車で訪れる人々が多いですが、今回、公共交通機関だけで、神社仏閣・散策・アクティビティを満喫した1泊2日の旅をまとめました。

【神社仏閣】1日目、近鉄「下市口駅」からバスで中央エリアの「天河大辨財天社」へ

奈良駅から近鉄電車を乗り継ぐこと約2時間。到着した「下市口駅」の目の前には、天川村行きのバス停が待っています。線路を渡るとコンビニもありました。


8:47発「中庵住」行きのバスに乗り、山を越え、長いトンネルを抜けて、川沿いを走ること1時間10分。パワースポットとしても有名な「大峯本宮 天河大辨財天社(天河神社)​」に到着。“神様に呼ばれた人しかたどり着けない”という声もあり、無事到着したことに安心し、不思議と元気が出てきます!


役行者(えんのぎょうじゃ)によって開山された大峯山のひとつ「弥山(みせん)」の鎮守として祀られたのが始まり。神仏習合の形態を今も残し、水の神・音楽や芸能の神・商売の神である「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)/辨財天」をお祀りしています。芸能関係・商売繁盛の参拝者が多いですが、凛とした緊張感があり、自己を見つめ直す良き機会となりました。


「天河大辨財天社」の向かいには、真言宗醍醐派寺院「来迎院」があります。脇には弘法大師の「あ字観」の光明真言が刻まれた石碑、弘法大師がお手植えしたとされる、雌株では奈良最大の「大銀杏の木」がどっしり静かに立っています。


神社から「下市口駅」方面バスの時刻まで時間が空くので、近くの神社仏閣を巡りながら待ったり、天川川合バス停までの約3.2km(徒歩約45分)を天ノ川沿いに散歩しながら向かうことも可能です!

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【散歩と食事】洞川エリア到着!温泉街の散歩と天川村の名水のお料理

天川川合バス停から洞川温泉バス停へ(バス乗車時間約20分)。次に向かったのは、標高約820mの高地に位置する、霊峰「大峯山」の登山口「洞川地区」。大峯山から流れる熊野川の源流ともなる川のほとりで、夏も冷涼な洞川温泉街。行者さん通りを中心に、宿泊所、お食事処、商店、特産品「陀羅尼助丸」の製造販売店が軒を連ね、昭和の懐かしさが漂います。

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洞川温泉のバス停留所から近くの「そば処 清九郎」にて食事をしました。


名水「ごろごろ水」で仕込んだ手作り豆腐や手打ち蕎麦などの定食が一品料理も豊富で、腹ごしらえにばっちり。


いただいたのは、ミニ天丼とざる蕎麦のついた天丼定食(1,400円・税込)、「名水とうふ」(330円・税込)、「柿の葉寿司」(1個140円・税込)。


コシがある蕎麦に、大ぶりの海老と野菜の天ぷら。手造り豆腐は豆の味も濃くプルプルで弾力がありなめらか。コロナ対策もされており、お客さんも絶えず来店していました。
そば処 清九郎
住所:奈良県吉野郡天川村洞川525-1
電話:0747-64-0970
営業時間:11:30~売り切れ次第終了
定休日:水曜(季節・曜日により変更あり)
交通:奈良交通バス「洞川温泉」バス停から徒歩約2分

 
【神社仏閣】修験道の根本道場「大峯山龍泉寺」
続いては近くにある、真言宗醍醐派大本山であり大峰山寺の護持院「大峯山 龍泉寺」を参拝。


大峯山を開山した役行者が、岩場から湧き出る泉のほとりに大峯一山の総鎮守の守護神「八大龍王尊」をお祀りしたことが始まり。今も修験者は水行をして入山しています。


「八大龍王堂」の彫刻と堂内の龍神様の天井画は圧巻で、


本堂には、役行者の弟子である夫婦の鬼「前鬼と後鬼」、境内には、なでると軽く、叩くと重くなるという「なで石」など、伝説と歴史にあふれ、四季の自然美に囲まれています。

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【アクティビティ】面不動鍾乳洞〜洞川自然研究路〜かりがね橋
子どもも大人も楽しめるアクティビティもチェックです!


長い階段の先にあるモノレール(ドロッコ)に乗って、奈良の天然記念物「面不動鍾乳洞」へ向かいます。「ドロッコ」とは、「トロッコ」に「洞川のドロ」をかけあわせた呼び方だそうです。


ワクワクのモノレール登山で、標高878mの山から洞川の景観を一望。鍾乳洞の中はひんやりと、さまざまな形の鍾乳石や石筍は、1cm伸びるには約100年かかるそう。神秘に驚きながらの地球探検!


鍾乳洞を出たら「洞川自然研究路」を歩いて森林浴。


龍泉寺の裏のモミ林を抜けると、天川村で1番長い吊橋「かりがね橋」。


絶景を眺める全長120m高さ50mの空中散歩!さらに進み、大原山の展望台で小休憩しながら散策しました。途中から山道はコンクリートの道となり、車道へとつながります。夕刻間近で山の天気は変わりやすく、雨が降ってきたので、ここで温泉街へと引き返しました。

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【カフェ】シェアオフィス西友
縁側の長い旅館が連なる行者さん通りを、洞川の伝承などが書かれた立て札を読みながら夕散歩。


名水「ごろごろ水」の名水珈琲の喫茶店やカフェなどもあります。元温泉旅館を改修した「シェアオフィス西友」のカフェでスイーツ休憩。


洞川の名水豆腐 山口屋さんの豆乳を使用した夏限定「豆乳アイスクリーム」(400円・税込)と、洞川で栽培された希少品種の「夏いちご」(週末限定の小パック300円・税込)。酸味と甘さとのバランスが良く、お豆腐の風味が優しいアイスとも相性バッチリ!

洞川地区の飲食店の閉店は早いので、宿泊先で夕食がない場合は早めの夕食にしたり、商店で軽食を調達しておきましょう。

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【宿泊・土産】温泉と朝食を満喫「花あかりの宿 柳屋」
今回お世話になったのは、行者さん通りから少し離れた川沿いに佇む「花あかりの宿 柳屋」。お部屋や館内には季節のお花や和小物が飾られ、和風アトリエのようなあたたかな雰囲気。


素泊まりから季節のお料理の宿泊プランまで用意されています。今回は、1日2組限定「旬の地場産野菜料理と美味しい出汁まき玉子焼き朝食プラン(夕食なし)」(9,480円・税込)にて泊まりました(別途、温泉入湯税100円・施設利用料250円)。


角部屋の広々とした和室で、窓からは山々とかりがね橋を望め、川のせせらぎが心地よいです。日本茶とお茶請けの「かき餅・きりこ」で女将さんがおもてなし。契約農家さんの減農薬米と名水で作ったお菓子で、軽くてサクサクでお米の甘みが豊かで、宿泊客にも大人気!


洞川唯一の「源泉かけ流しの温泉」は、女将さんのこだわりのデザインで、体の芯から温まり、肌はつやつや!外の仕切の隙間から山が見え、鳥の声も届き、長湯をしたくなる極上空間です。


翌朝は、手作りの囲炉裏にて贅沢な和朝食。野菜、お米、お茶に至るまで、奈良の農家さん直送の減農薬のもので、優しい味で四季を味わいパワーアップ!

お宿の売店で「かき餅」を洞川土産にして、里帰りしたような1泊を過ごしました。

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【アクティビティ】2日目、五代松鍾乳洞へ

最後に向かったのは、行者の道の先にある「五代松鍾乳洞」。「面不動鍾乳洞」とは、また違う鍾乳洞です。


モノレールもスリルがあり、急斜面を山深く登るしばしのアドベンチャー!


ガイドさんのお話を伺いながら、ダイナミックな地底大冒険でラストを飾りました!

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1泊2日では回りきれないほど見どころ満載!

鍾乳洞の向かいにある「ごろごろ茶屋」で名水の流れを眺めて休憩もできます。11時25分発の「下市口駅」行きのバスに乗るために洞川温泉バス停まで引き返して、無事バスに乗り、プチ旅行は終了。


コロナ禍なので車で訪れるほうが良いかもしれませんが、車ではなかったからこそ、地元の方々がいろいろ教えてくださって温かく、すべての出会いが必然であったと感じた貴重な旅。バス・電車の時間をしっかり調べて、感染対策も十分にして、一度訪れてみてはいかがでしょう。

※記事公開時の情報です。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

[All photos by kurisencho]

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