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【画像35枚】新巨大映像「浮世絵劇場」で感動没入!角川武蔵野ミュージアム

TABIZINE 2021年10月29日 10時0分

NHK紅白歌合戦でYOASOBIがパフォーマンスした場所として有名な「角川武蔵野ミュージアム」。高さ8mの巨大本棚に3万冊の本が並ぶプロジェクションマッピング「本棚劇場」が圧巻です。その迫力に勝るとも劣らない新コンテンツ「浮世絵劇場 from Paris」がオープン1周年記念展として10月30日(土)から登場!浮世絵をもとにした巨大な映像空間へ没入する、360度体験型コンテンツが楽しめます。全12幕のスペクタクルな映像が1,100平方メートルの大空間に映し出される壮大なスケールと感動を、ぜひとも生で味わってほしい!選りすぐりの映像シーンの撮り下ろし画像を中心に紹介します。

「浮世絵劇場 from Paris」とは?

19世紀、ヨーロッパに渡った「浮世絵」は、モネやゴッホといった印象派の芸術家たちに大きな影響を与えたといわれ、その影響が現在にも続いています。パリを拠点として活動するデジタル・アーティスト、プログラマー、音楽家といったアーティスト集団である「ダニーローズ・スタジオ」は、「浮世絵」にテクノロジーとストーリーを掛け合わせ、新しい巨大映像空間を創り出しました。フランス国内で開催され、計200万人が体験したというDreamed Japan“Images of the Floating World”をパワーアップし、今回日本で凱旋上映。それが角川武蔵野ミュージアムで「SPIRIT of JAPAN」として上映されることになりました。

浮世絵と最新技術を駆使して創られ、巨大な空間に映し出される「浮世絵劇場」を、360度全身で体験してみてください。映像を見る位置の正解はなく、どこを見ても不正解はありません。立っても座っても歩いてもOK。自分の好きな位置で見て、浮世絵劇場の世界観を思う存分楽しむことができます。
【第一幕:風景】浮世絵風景画の数々
全12幕から成る「浮世絵劇場 from Paris」は、葛飾北斎「富嶽三十六景」をはじめとする浮世絵風景画の数々から始まります。

【第ニ幕:桜】息をのむ美しい風景が広がる
扇とともに桜の花が現れたと思ったら、無数の桜吹雪が舞い、美しい世界へ誘われます。見逃したくない感動的な風景は、あっという間に終わってしまうのが桜の儚さを表しているかのようです。




【第三幕:日本の妖怪たち】美しい森と蛍の光のなかで出会う奇妙な妖怪
桜は散り、やがて神秘的な森へと移り変わります。蛍の群れが輝きを放つなか、奇妙な動物や妖怪に出会います。森の美しいグリーンに包まれながら、ひょっこり現れる妖怪たちに目を凝らしてみてください。



【第四幕:海】大波に抱かれる
誰もが一度は目にしたことがある大波に包まれます。モチーフとなっているのは、葛飾北斎「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」。大波が押し寄せて引き、海の中にのみ込まれるような錯覚に陥ります。


【第五幕:魚】海中の世界に紛れ込む
波が静まると、歌川国芳の描くさまざまな魚たちが現れます。深海からやってきたのは大タコ。悠々と現れる巨大なクジラは迫力たっぷりです。どこか親しみを感じる魚たちに和みます。



【第六幕:花】色合いの美しさに見とれる
縞模様をバックに、大輪の花が咲き乱れます。ブルーの縞模様とオレンジの花々が美しく、思わず見入ってしまいます。



【第七幕:女】浮世絵の世界から現れた芸者たち
次々と開かれる障子には、華やかな着物姿の芸者たちが現れます。喜多川歌麿「婦女人相十品」の「日傘を差す女」や「三美人」「高島おひさ」など、浮世絵より登場する彼女たちから目が離せません。



【第八幕:扇】ダイナミックに開く扇
リズミカルなテンポに合わせ、扇が開かれては閉じるを繰り返します。


【第九幕:書】虚の空間に浮かび上がる書
音楽がやみ、静寂のなかで次々に現れる書の数々。書が現れては消え、新たな書が現れます。やがて書は抽象的な曲線へと変化していきます。


【第十幕:空】飛び交う鶴の群れ
風の音とともに映し出された空には、鶴の群れが現れます。また別の鶴の群れが現れると、目の前を飛び交っていきます。



【第十一幕:歌舞伎・侍】見得を切る歌舞伎役者と豪快な侍たち
登場するのは、歌川国芳の「国芳もやう正札附現金男」の「野晒悟助」をはじめとする侍たち。刀を構えた甲冑姿の侍たちが、合戦にむけて戦の踊りを繰り広げます。



【第十二幕:提灯】夜空に昇る灯り
戦さの緊張が解けると、夜空のなか提灯に明かりが灯り、その数がどんどん増えていきます。無数の提灯が夜空へ舞っていくさまは、まるでランタンを飛ばしているかのよう。





浮世絵劇場 from Paris
会期:2021年10月30日(土)~2022年4月10日(日)
場所:角川武蔵野ミュージアム 1階グランドギャラリー
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協賛:デルタ電子株式会社
協力:UKIYO-E PROJECT
株式会社ミヅマアートギャラリー
東京伝統木版画工芸協同組合
コエドブルワリー
詳しくはこちら
チケット価格
【オンライン購入価格(税込)】
大人(大学生以上):2,200円/中高生:1,800円/小学生:1,100円/未就学児:無料
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【当日窓口購入価格(税込)】
大人(大学生以上):2,400円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料
見終えれば感動に包まれ、また何度でも見たくなる「浮世絵劇場」。あなたの好きな映像シーンはどこでしょう?ぜひ、その目で見て確かめてみてくださいね。


角川武蔵野ミュージアム
住所 :埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
開館時間: 日〜木曜 10:00〜18:00/最終入館17:30
金・土曜 10:00〜21:00/最終入館20:30
休館日:第1・3・5火曜日
※祝日は該当する曜日の開館時間と同様
※休館日が祝日の場合は翌日休館
※レストランは除く
※開館日・時間は変更される場合もございます。
公式ウェブサイト:https://kadcul.com/
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一般お問い合わせ:0570-017-396 (受付時間:10:00~17:00)

[All Photos by Aya Yamaguchi & Chika]

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