台北から約1時間でアクセスできる宜蘭県の「羅東夜市」は、台北ではなかなか味わえない、宜蘭の特産品を使ったグルメを楽しめる人気の夜市です。今回は、そんな羅東夜市で、三星葱の串焼きや羊肉スープ、チーズ小籠包などの人気グルメを食べ歩きしてみました。
美食がそろう宜蘭県の人気夜市「羅東夜市」
台北からリムジンバスで約1時間でアクセスできる宜蘭県の「羅東夜市(ルオドンイエシー)」。ここは、宜蘭の特産品を使ったグルメを味わえることもあって、現地民だけでなく遠方からも観光客が多く訪れる人気の夜市です。
行列必須の薬膳羊肉スープと臭豆腐のお店「阿灶伯」
羅東夜市で大行列ができることで知られているお店が、當歸羊肉湯(薬膳羊肉スープ)と臭豆腐が看板メニューの「阿灶伯(アーザオバイ)」です。食事時はイートインもテイクアウトも大行列になりますが、平日の17時頃と比較的早い時間に訪れたのでスムーズに席に着くことができました。でも、食べ終わるころにはあっという間に満席。
今回は、當歸羊肉湯と臭豆腐を注文してみました。合計130元(約530円)です。
台湾の「羊肉」は実はヤギの肉なのですが、肉はやわらかく、スープは細切り生姜が薬味としてよく効いているので臭みを感じることはありませんでした。肉は付属の甘辛い豆板醤のような味のタレにつけながらいただくことで、味の変化も楽しめます。
スープは味が少し薄めなので、この付属のタレが存在感を放ちます。薬膳スープと生姜の力で、食べすすめるにつれ身体がポカポカと温まってきました。
臭豆腐は日本人の間でも、好きか嫌いかが大きく分かれるグルメだと思います。豆腐の種類・揚げ方・タレがお店によって異なるので、台湾人の間でも人によって好みが分かれます。
ひとくちいただいてみると、外側はさくっと中はふわふわかつほろっとしていました。臭さはあまり感じず、ちょっと濃いめの甘辛テイストのタレと漬物の酸味とのハーモニーがおいしいです。
宜蘭県の名産・三星葱を串焼きで「蔥肉串」
宜蘭県の名産品・三星葱を使ったB級グルメが多くそろうのも、この夜市の特徴の一つです。今回は三星葱を豚肉で巻いた串焼き「蔥肉串」を味わってみました。価格は1本35元(約140円)。
注文が入ると、タレをぬりながらじっくりと焼いてくれます。
甘辛いタレが塗られた肉の旨味とともに、ネギのみずみずしさが口の中いっぱいに広がりました。宜蘭産ネギのおいしさを存分に味わえるグルメです。
変わり種小籠包を味わえるお店「嚐味鮮湯包」
台湾グルメの中でも小籠包は人気ですが、一風変わった小籠包を味わえるお店がこちらの「嚐味鮮湯包(チャンウェイシエンタンバオ)」です。看板メニューは、小籠包にチーズがかかった起司爆將湯包と、刻んだ三星葱がたっぷりかかった三星蔥爆將湯包。
今回は、人気ナンバーワンだという「起司爆將湯包(チーズ小籠包)」を注文してみました。小籠包をレンゲにのせ、熱々で薄い皮を少し破ると、中からスープがじゅわっと出てきます。そのままパクっとひとくちでいただいてみると、肉の旨味とチーズの濃厚さが口いっぱいに広がりました。
ちょっとこってりしているので、2人で1箱を分けるくらいがちょうどよいかなと思います。価格は8個入りで80元(約330円)。
フルーツジュースの種類が豊富「阿雪果汁吧」
食べ歩きをしていると欲しくなるのが飲み物。今回はフルーツジュースが豊富にそろう「阿雪果汁吧(アーシュエグオジーバ)」で、檸檬養樂多(レモンヤクルト)を注文してみました。価格は500ml入って40元(約160円)です。
ヤクルトの甘さにレモンの酸味が加わり、爽やかな味わいです。食べ歩きの合間の口直しにいただくのにぴったりでした。
羅東夜市には台北ではあまり見かけないグルメがたくさんあり、一度の訪問で気になるものすべてを味わい尽くすのは難しいほど。台北からは少し離れていますが、いつか台湾旅行ができるようになったら、ぜひ羅東夜市に足を運んでみてくださいね。
羅東夜市
住所:宜蘭縣羅東鎮興東路與號 民權路口
[All photos by Yui Imai]
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美食がそろう宜蘭県の人気夜市「羅東夜市」
台北からリムジンバスで約1時間でアクセスできる宜蘭県の「羅東夜市(ルオドンイエシー)」。ここは、宜蘭の特産品を使ったグルメを味わえることもあって、現地民だけでなく遠方からも観光客が多く訪れる人気の夜市です。
行列必須の薬膳羊肉スープと臭豆腐のお店「阿灶伯」
羅東夜市で大行列ができることで知られているお店が、當歸羊肉湯(薬膳羊肉スープ)と臭豆腐が看板メニューの「阿灶伯(アーザオバイ)」です。食事時はイートインもテイクアウトも大行列になりますが、平日の17時頃と比較的早い時間に訪れたのでスムーズに席に着くことができました。でも、食べ終わるころにはあっという間に満席。
今回は、當歸羊肉湯と臭豆腐を注文してみました。合計130元(約530円)です。
台湾の「羊肉」は実はヤギの肉なのですが、肉はやわらかく、スープは細切り生姜が薬味としてよく効いているので臭みを感じることはありませんでした。肉は付属の甘辛い豆板醤のような味のタレにつけながらいただくことで、味の変化も楽しめます。
スープは味が少し薄めなので、この付属のタレが存在感を放ちます。薬膳スープと生姜の力で、食べすすめるにつれ身体がポカポカと温まってきました。
臭豆腐は日本人の間でも、好きか嫌いかが大きく分かれるグルメだと思います。豆腐の種類・揚げ方・タレがお店によって異なるので、台湾人の間でも人によって好みが分かれます。
ひとくちいただいてみると、外側はさくっと中はふわふわかつほろっとしていました。臭さはあまり感じず、ちょっと濃いめの甘辛テイストのタレと漬物の酸味とのハーモニーがおいしいです。
宜蘭県の名産・三星葱を串焼きで「蔥肉串」
宜蘭県の名産品・三星葱を使ったB級グルメが多くそろうのも、この夜市の特徴の一つです。今回は三星葱を豚肉で巻いた串焼き「蔥肉串」を味わってみました。価格は1本35元(約140円)。
注文が入ると、タレをぬりながらじっくりと焼いてくれます。
甘辛いタレが塗られた肉の旨味とともに、ネギのみずみずしさが口の中いっぱいに広がりました。宜蘭産ネギのおいしさを存分に味わえるグルメです。
変わり種小籠包を味わえるお店「嚐味鮮湯包」
台湾グルメの中でも小籠包は人気ですが、一風変わった小籠包を味わえるお店がこちらの「嚐味鮮湯包(チャンウェイシエンタンバオ)」です。看板メニューは、小籠包にチーズがかかった起司爆將湯包と、刻んだ三星葱がたっぷりかかった三星蔥爆將湯包。
今回は、人気ナンバーワンだという「起司爆將湯包(チーズ小籠包)」を注文してみました。小籠包をレンゲにのせ、熱々で薄い皮を少し破ると、中からスープがじゅわっと出てきます。そのままパクっとひとくちでいただいてみると、肉の旨味とチーズの濃厚さが口いっぱいに広がりました。
ちょっとこってりしているので、2人で1箱を分けるくらいがちょうどよいかなと思います。価格は8個入りで80元(約330円)。
フルーツジュースの種類が豊富「阿雪果汁吧」
食べ歩きをしていると欲しくなるのが飲み物。今回はフルーツジュースが豊富にそろう「阿雪果汁吧(アーシュエグオジーバ)」で、檸檬養樂多(レモンヤクルト)を注文してみました。価格は500ml入って40元(約160円)です。
ヤクルトの甘さにレモンの酸味が加わり、爽やかな味わいです。食べ歩きの合間の口直しにいただくのにぴったりでした。
羅東夜市には台北ではあまり見かけないグルメがたくさんあり、一度の訪問で気になるものすべてを味わい尽くすのは難しいほど。台北からは少し離れていますが、いつか台湾旅行ができるようになったら、ぜひ羅東夜市に足を運んでみてくださいね。
羅東夜市
住所:宜蘭縣羅東鎮興東路與號 民權路口
[All photos by Yui Imai]
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