お米にお肉、はたまた信楽焼のタヌキと、滋賀県の地場産品をたっぷり取りそろえたアンテナショップ「ここ滋賀」。実はここで行われるさまざまなイベントが、かなり魅力的なのをご存知でしょうか? 今回、「滋賀のワインとBIWAKOイタリアン」とタイトルだけでも胸躍るディナーイベントの情報を入手。実際に参加してきました!
日本橋 滋乃味
東京・日本橋にある滋賀県!
東京メトロ・都営浅草線「日本橋駅」のB6、B8出口からは、1分もかからず到着する「ここ滋賀」。信楽焼のタヌキがお出迎えしてくれる、温かな雰囲気の滋賀県のアンテナショップです。
1階にはショップはもちろん、滋賀県内30を超える蔵元の地酒が飲める「SHIGA‘S BAR」もあり、買い物だけではない楽しみがあります。また、近江牛のメンチカツサンドや、ソフトクリームなどのテイクアウト商品も購入でき、気軽に滋賀グルメを味わえる一方、2階のレストラン「日本橋 滋乃味」では、鮒ずしや近江牛、日本酒など、本格的な食事を楽しむことができます。
滋賀県の名店とワイナリーがコラボ
今回のイベントは、「滋賀のワインとBIWAKOイタリアン」と題し、2階のレストラン「日本橋 滋乃味」で行われました。
にごりワイン専門の「ヒトミワイナリー」、老舗の酒造メーカー「太田酒造」、そして「イタリア料理ヴィーテ」という地元で人気の3店がコラボレーションし、滋賀県産のワインと、琵琶湖で獲れた湖魚料理とのペアリングを楽しむというもの。湖魚を使ったイタリアンという東京ではなかなか出会えない組み合わせを味わえることに加え、イベントに参加している「イタリア料理ヴィーテ」のシェフやソムリエに解説を聞くことができるのも、楽しみの一つです。
テーブルにあらかじめワイングラスが3脚スタンバイしているのも、このイベントらしい風景。というのも、乾杯用のグラス、ヒトミワイナリー用のグラス、太田酒造用のグラスと分けられていて、イベント中は、このグラスが空になることなく次々とおいしいワインが運ばれてくるのです!
乾杯の合図とともにまず口にしたのは、ヒトミワイナリーの「Caribou2021 スパークリング」。イメージしていたスパークリングワインとは、色合いに違いがあり、思わず二度見してしまいましたが、これこそ「ヒトミワイナリー」のスタイル。製造過程でできる澱をろ過せず、澱の中にあるアミノ酸やミネラルなどの旨み成分をワインに吸わせた「にごりワイン」専門のワイナリーなのです。
「スパークリングワインは、泡のワインと言えます。口に入れたときの泡の舌ざわりも楽しむといいと思います。ワインのテイスティングで大切なのは、余韻の感覚。唾液がすーっと上がってくるような感覚がはじめの一杯にあると、非常に食欲を刺激します」
そんなソムリエの一言に、普段「とりあえず」と注文していた一杯目も、これからはちょっぴりこだわってみたい、そんな気持ちになってきます。
乾杯のワインでしっかり食欲を刺激されると、待望の一品目「スープとスジエビのパッサート」が運ばれてきました。このスジエビとは、体長2~4cmのとても小さなエビで、滋賀県の伝統料理に使われているのだとか。さっそく聞いたことがない食材からスタート! これこそこのイベントの醍醐味ですよね。わくわくが止まりません。
たっぷりの野菜とじっくり煮込んだスープは、トロッと濃厚でありながらも雑味はゼロ。エビの香ばしさが鼻から抜け、旨みがダイレクトに伝わってきます。また、その隣に添えられたグリッシーニにもスジエビを練りこんであり、パキッと噛み砕くたびに、香ばしさや旨みが広がり、ついついワインに手が伸びます。
そんな料理にあわせたワインとは、ヒトミワイナリーの「デラウェアガール 2020」。フルーティな香りとともに、ふんわりと苦みを感じます。スジエビの強い風味に負けることなく、だからといって邪魔することなくお互いを引き立てる……。なるほど、これがマリアージュかと実感。
つづいて運ばれてきたのは、前菜2種「氷魚(ひうお)の釜揚げ サルサヴェルデ(左)」と「小鮎のオリーブオイル煮(右)」。この「氷魚」とは、鮎の稚魚のことで、冬の限られた期間でしか漁ができないという貴重なもの。その「氷魚」が少し成長すると「小鮎」になります。
「小鮎のオリーブ煮」はそのまま丸ごと食べられ、骨も気にならないほどやわらか。「氷魚」は、シラスのようにも見えますが、シラスよりも大ぶりでふっくら、口当たりもなめらかです。サルサヴェルデソースとは、直訳すると“緑のソース”という意味だそうで、その名のとおり、真っ白な氷魚に彩を添えながらも食欲を激しくそそります。氷魚からは鮎の味わいをふんわりと感じるので、この風味を引き立てるような酸味もやさしいソースでした。
なんとこの前菜2種は、それぞれにあわせたワインが用意されています。つまり、この一皿で2種類のワインを飲むことができるのです……! ワイン好きにはたまらないですよね。
「小鮎のオリーブ煮」には、ヒトミワイナリーの「エモデラ 2020(左)」。小鮎の苦みに負けないために、このワインを選んだといいます。その味わいは、しっかりとした果実味と甘み、そして渋みとバランスがよく、ほんのり感じる発泡感も心地のよいアクセント。
「氷魚のサルサヴェルデ」にあわせたワインは、太田酒造の「白 浅柄野 レッドミルレンニューム 辛口(右)」。ここではじめて太田酒造のワインが登場しました。この「太田酒造」とは、明治7年から続く滋賀県草津市の酒造メーカーで、ワイン造りは、昭和24年から行っているのだそう。また、ワインの名前となっている「レッドミルレンニューム」とはぶどうの品種で、日本では滋賀県と新潟県でしか作られていない希少なもの。華やかな香りとやわらかな酸味が、繊細な氷魚によく合います。
比べてみると、色の違いが一目瞭然。こういう発見も、いろいろな種類が飲めるこのイベントならでは。
そろそろお腹にたまるものが食べたいなと思っていると、絶妙のタイミングでパスタがやってきました。こちらは、「ゴリのトマトソース スパゲッティ ミント風味」です。「ゴリとは一体? パスタにミント?」と、頭の中ハテナだらけになっていても、すぐに解説が入るのがこのイベントの楽しいところ。
ゴリとはハゼの仲間の小魚で、滋賀県では「ゴリの佃煮」が郷土料理なのだそう。そしてこのメニューは、イタリアの臓物煮込み「トリッパ」をアレンジして作られているのだとか。なるほど、だからミントが使われているんですね。
甘酸っぱいトマトソースの中には、ハーブ特有の風味が広がり、後からミントのさわやかな香りと風味が追いかけてきます。今までに味わったことのないようなおいしさに大きく感動。ゴリには臭みなど一切なくふっくらとしており、上品な旨みで、イタリアンの中に和の雰囲気を引きだしています。
そして、このミントの風味にあうようにと選ばれたワインは、ヒトミワイナリー「スチューベン 2020」。こちらはロゼワインです。
メインにやってきたのは、「ビワマスのマントヴァ風」。“琵琶湖の宝石”と称されているビワマスは、肉厚で、身を割るとジュワッと脂がにじみ出てきます。
その身は、フォークだけでホロッとほどけるほどやわらか。香味野菜をたっぷりと煮込んだソースは、やさしい甘みの中に、ケッパーの弾けるような旨みと塩気がアクセントになっています。
この料理には、太田酒造「浅柄野ヤマソーヴィニヨン 2020(左)」と、ヒトミワイナリー「キュヴェ・イマジョウ 2021(右)」の、2種類の赤ワインを合わせています。色の違いを比べるのも楽しく、あらためて赤ワインの美しさに魅了されます。
魚料理には白ワインというイメージがありますが、しっかりとした味わいのソースにビワマスがマッチすることまでを考えて、赤ワインをチョイスしたのだそう。ほのかに発泡しているヒトミワイナリー「キュヴェ・イマジョウ 2021」はフレッシュで、太田酒造「浅柄野ヤマソーヴィニヨン 2020」は、濃厚すぎず渋みは穏やか。確かに料理とのバランスがよく、今回のコースの全体をキュッと引き締めてくれました。
最後のデザートは、なんと太田酒造の「純大吟醸 道灌(どうかん)」でつくられたシャーべット! シャクシャクとしていながら、口に入れるとねっとり。不思議な食感がたまらなく、スッと溶けゆく中に、日本酒の華やかな香りと味わいが広がります。ずっとワインが続いていたところに、日本酒という変化球もうれしく、思わぬ形で太田酒造の看板商品を味わうことができ、大満足でイベントは終了しました。
イベント中は、あちこちから「おいしい~」「このワイン好き」と幸せそうな声が聞こえ、誰もが楽しい時間を過ごしたに違いありません。また、「自宅でワインを選ぶ際のポイント」など、ソムリエやシェフの話も興味深く、グラスが空きそうになるとすぐにスタッフさんが声をかけてくれるので、ひとりでの参加でもどっぷりと滋賀県グルメを堪能することができました。
アンテナショップ「ここ滋賀」では、グルメのほかにも、滋賀県を深く知ることができるイベントが定期的に行われているので、気になるイベントを見つけたら、迷うことなくご参加を。想像だにしていなかった、新たな楽しみがみつかるかもしれませんよ。
ちなみに「ここ滋賀」は2022年3月22日(火)より一次休館し、2022年4月29日(金・祝)にリニューアルオープン予定! さまざまな楽しみが用意されるはずなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
【ここ滋賀】
~滋賀のワインとBIWAKOイタリアン~
参加費:9,000円(税込・サービス料込)※2022年2月23日開催済
■住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋2-7-1
■電話番号:1F共通:TEL:03-6281-9871/2F日本橋 滋乃味:TEL:03-6281-9872
■HP:https://cocoshiga.jp/
■イベント情報:https://cocoshiga.jp/events/
【イタリア料理 ヴィーテ】
■住所:〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町366
■電話番号:0748-31-4123
■ランチ:12:00~15:00(L.O.14:00)
■ディナー:19:00~(完全予約制)
■HP:https://www.viteitalia.co.jp/
【ヒトミワイナリー】
■住所:〒527-0231 滋賀県東近江市山上町2083
■電話番号:0748-27-1707
■HP:http://www.nigoriwine.jp/HWHP/web/main.html
【太田酒造】
■住所:滋賀県草津市草津三丁目10‐37
■電話番号:077-562-1105
■HP:https://www.ohta-shuzou.co.jp/
[All Photos by koume]
日本橋 滋乃味
東京・日本橋にある滋賀県!
東京メトロ・都営浅草線「日本橋駅」のB6、B8出口からは、1分もかからず到着する「ここ滋賀」。信楽焼のタヌキがお出迎えしてくれる、温かな雰囲気の滋賀県のアンテナショップです。
1階にはショップはもちろん、滋賀県内30を超える蔵元の地酒が飲める「SHIGA‘S BAR」もあり、買い物だけではない楽しみがあります。また、近江牛のメンチカツサンドや、ソフトクリームなどのテイクアウト商品も購入でき、気軽に滋賀グルメを味わえる一方、2階のレストラン「日本橋 滋乃味」では、鮒ずしや近江牛、日本酒など、本格的な食事を楽しむことができます。
滋賀県の名店とワイナリーがコラボ
今回のイベントは、「滋賀のワインとBIWAKOイタリアン」と題し、2階のレストラン「日本橋 滋乃味」で行われました。
にごりワイン専門の「ヒトミワイナリー」、老舗の酒造メーカー「太田酒造」、そして「イタリア料理ヴィーテ」という地元で人気の3店がコラボレーションし、滋賀県産のワインと、琵琶湖で獲れた湖魚料理とのペアリングを楽しむというもの。湖魚を使ったイタリアンという東京ではなかなか出会えない組み合わせを味わえることに加え、イベントに参加している「イタリア料理ヴィーテ」のシェフやソムリエに解説を聞くことができるのも、楽しみの一つです。
テーブルにあらかじめワイングラスが3脚スタンバイしているのも、このイベントらしい風景。というのも、乾杯用のグラス、ヒトミワイナリー用のグラス、太田酒造用のグラスと分けられていて、イベント中は、このグラスが空になることなく次々とおいしいワインが運ばれてくるのです!
乾杯の合図とともにまず口にしたのは、ヒトミワイナリーの「Caribou2021 スパークリング」。イメージしていたスパークリングワインとは、色合いに違いがあり、思わず二度見してしまいましたが、これこそ「ヒトミワイナリー」のスタイル。製造過程でできる澱をろ過せず、澱の中にあるアミノ酸やミネラルなどの旨み成分をワインに吸わせた「にごりワイン」専門のワイナリーなのです。
「スパークリングワインは、泡のワインと言えます。口に入れたときの泡の舌ざわりも楽しむといいと思います。ワインのテイスティングで大切なのは、余韻の感覚。唾液がすーっと上がってくるような感覚がはじめの一杯にあると、非常に食欲を刺激します」
そんなソムリエの一言に、普段「とりあえず」と注文していた一杯目も、これからはちょっぴりこだわってみたい、そんな気持ちになってきます。
乾杯のワインでしっかり食欲を刺激されると、待望の一品目「スープとスジエビのパッサート」が運ばれてきました。このスジエビとは、体長2~4cmのとても小さなエビで、滋賀県の伝統料理に使われているのだとか。さっそく聞いたことがない食材からスタート! これこそこのイベントの醍醐味ですよね。わくわくが止まりません。
たっぷりの野菜とじっくり煮込んだスープは、トロッと濃厚でありながらも雑味はゼロ。エビの香ばしさが鼻から抜け、旨みがダイレクトに伝わってきます。また、その隣に添えられたグリッシーニにもスジエビを練りこんであり、パキッと噛み砕くたびに、香ばしさや旨みが広がり、ついついワインに手が伸びます。
そんな料理にあわせたワインとは、ヒトミワイナリーの「デラウェアガール 2020」。フルーティな香りとともに、ふんわりと苦みを感じます。スジエビの強い風味に負けることなく、だからといって邪魔することなくお互いを引き立てる……。なるほど、これがマリアージュかと実感。
つづいて運ばれてきたのは、前菜2種「氷魚(ひうお)の釜揚げ サルサヴェルデ(左)」と「小鮎のオリーブオイル煮(右)」。この「氷魚」とは、鮎の稚魚のことで、冬の限られた期間でしか漁ができないという貴重なもの。その「氷魚」が少し成長すると「小鮎」になります。
「小鮎のオリーブ煮」はそのまま丸ごと食べられ、骨も気にならないほどやわらか。「氷魚」は、シラスのようにも見えますが、シラスよりも大ぶりでふっくら、口当たりもなめらかです。サルサヴェルデソースとは、直訳すると“緑のソース”という意味だそうで、その名のとおり、真っ白な氷魚に彩を添えながらも食欲を激しくそそります。氷魚からは鮎の味わいをふんわりと感じるので、この風味を引き立てるような酸味もやさしいソースでした。
なんとこの前菜2種は、それぞれにあわせたワインが用意されています。つまり、この一皿で2種類のワインを飲むことができるのです……! ワイン好きにはたまらないですよね。
「小鮎のオリーブ煮」には、ヒトミワイナリーの「エモデラ 2020(左)」。小鮎の苦みに負けないために、このワインを選んだといいます。その味わいは、しっかりとした果実味と甘み、そして渋みとバランスがよく、ほんのり感じる発泡感も心地のよいアクセント。
「氷魚のサルサヴェルデ」にあわせたワインは、太田酒造の「白 浅柄野 レッドミルレンニューム 辛口(右)」。ここではじめて太田酒造のワインが登場しました。この「太田酒造」とは、明治7年から続く滋賀県草津市の酒造メーカーで、ワイン造りは、昭和24年から行っているのだそう。また、ワインの名前となっている「レッドミルレンニューム」とはぶどうの品種で、日本では滋賀県と新潟県でしか作られていない希少なもの。華やかな香りとやわらかな酸味が、繊細な氷魚によく合います。
比べてみると、色の違いが一目瞭然。こういう発見も、いろいろな種類が飲めるこのイベントならでは。
そろそろお腹にたまるものが食べたいなと思っていると、絶妙のタイミングでパスタがやってきました。こちらは、「ゴリのトマトソース スパゲッティ ミント風味」です。「ゴリとは一体? パスタにミント?」と、頭の中ハテナだらけになっていても、すぐに解説が入るのがこのイベントの楽しいところ。
ゴリとはハゼの仲間の小魚で、滋賀県では「ゴリの佃煮」が郷土料理なのだそう。そしてこのメニューは、イタリアの臓物煮込み「トリッパ」をアレンジして作られているのだとか。なるほど、だからミントが使われているんですね。
甘酸っぱいトマトソースの中には、ハーブ特有の風味が広がり、後からミントのさわやかな香りと風味が追いかけてきます。今までに味わったことのないようなおいしさに大きく感動。ゴリには臭みなど一切なくふっくらとしており、上品な旨みで、イタリアンの中に和の雰囲気を引きだしています。
そして、このミントの風味にあうようにと選ばれたワインは、ヒトミワイナリー「スチューベン 2020」。こちらはロゼワインです。
メインにやってきたのは、「ビワマスのマントヴァ風」。“琵琶湖の宝石”と称されているビワマスは、肉厚で、身を割るとジュワッと脂がにじみ出てきます。
その身は、フォークだけでホロッとほどけるほどやわらか。香味野菜をたっぷりと煮込んだソースは、やさしい甘みの中に、ケッパーの弾けるような旨みと塩気がアクセントになっています。
この料理には、太田酒造「浅柄野ヤマソーヴィニヨン 2020(左)」と、ヒトミワイナリー「キュヴェ・イマジョウ 2021(右)」の、2種類の赤ワインを合わせています。色の違いを比べるのも楽しく、あらためて赤ワインの美しさに魅了されます。
魚料理には白ワインというイメージがありますが、しっかりとした味わいのソースにビワマスがマッチすることまでを考えて、赤ワインをチョイスしたのだそう。ほのかに発泡しているヒトミワイナリー「キュヴェ・イマジョウ 2021」はフレッシュで、太田酒造「浅柄野ヤマソーヴィニヨン 2020」は、濃厚すぎず渋みは穏やか。確かに料理とのバランスがよく、今回のコースの全体をキュッと引き締めてくれました。
最後のデザートは、なんと太田酒造の「純大吟醸 道灌(どうかん)」でつくられたシャーべット! シャクシャクとしていながら、口に入れるとねっとり。不思議な食感がたまらなく、スッと溶けゆく中に、日本酒の華やかな香りと味わいが広がります。ずっとワインが続いていたところに、日本酒という変化球もうれしく、思わぬ形で太田酒造の看板商品を味わうことができ、大満足でイベントは終了しました。
イベント中は、あちこちから「おいしい~」「このワイン好き」と幸せそうな声が聞こえ、誰もが楽しい時間を過ごしたに違いありません。また、「自宅でワインを選ぶ際のポイント」など、ソムリエやシェフの話も興味深く、グラスが空きそうになるとすぐにスタッフさんが声をかけてくれるので、ひとりでの参加でもどっぷりと滋賀県グルメを堪能することができました。
アンテナショップ「ここ滋賀」では、グルメのほかにも、滋賀県を深く知ることができるイベントが定期的に行われているので、気になるイベントを見つけたら、迷うことなくご参加を。想像だにしていなかった、新たな楽しみがみつかるかもしれませんよ。
ちなみに「ここ滋賀」は2022年3月22日(火)より一次休館し、2022年4月29日(金・祝)にリニューアルオープン予定! さまざまな楽しみが用意されるはずなので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
【ここ滋賀】
~滋賀のワインとBIWAKOイタリアン~
参加費:9,000円(税込・サービス料込)※2022年2月23日開催済
■住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋2-7-1
■電話番号:1F共通:TEL:03-6281-9871/2F日本橋 滋乃味:TEL:03-6281-9872
■HP:https://cocoshiga.jp/
■イベント情報:https://cocoshiga.jp/events/
【イタリア料理 ヴィーテ】
■住所:〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町366
■電話番号:0748-31-4123
■ランチ:12:00~15:00(L.O.14:00)
■ディナー:19:00~(完全予約制)
■HP:https://www.viteitalia.co.jp/
【ヒトミワイナリー】
■住所:〒527-0231 滋賀県東近江市山上町2083
■電話番号:0748-27-1707
■HP:http://www.nigoriwine.jp/HWHP/web/main.html
【太田酒造】
■住所:滋賀県草津市草津三丁目10‐37
■電話番号:077-562-1105
■HP:https://www.ohta-shuzou.co.jp/
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