夜空の下に街々の灯りがきらめく夜景は、はっと目を見張るほどの美しさがあります。夜景が見られるスポットは日本全国にありますが、その中でもぜひ訪れてみたいのが「日本三大夜景」に選ばれているスポットです。各所の見どころやアクセス方法をまとめて紹介します!
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日本三大夜景はどこ?
日本三大夜景はいつ誰がどのようにして決めたのか、実は、その経緯は定かではありません。しかし、いつの頃からか世間一般に通説として広まったのが、「函館・神戸・長崎」の3つのスポットです。
函館は函館山から見る夜景、神戸は摩耶山掬星台から見る夜景、長崎は稲佐山から見る夜景と、いずれも山頂からの夜景であることと、海がそばにあることが共通しています。
日本三大夜景のそれぞれの魅力と特徴とは? 詳しく見ていきましょう!
【北海道函館市】函館山山頂展望台
函館山山頂展望台は高さ334m。そこから一望できるのは、海が両側に広がる函館の独特の地形です。カーブを描く湾に挟まれ、「X」の形にくびれた函館の街。暗闇に包まれた海の上、その上に浮かぶ陸地には光がやさしく灯り、幻想的な夜景を作り上げています。
夜景をよく見ると、街を縦横につなぐ幹線道路がオレンジ色に輝いているのがわかります。函館市では昔から夜景づくりに力を入れ、街灯にあたたかい色合いのオレンジ色を採用したり、主要建造物をライトアップしたりと、さまざまな取り組みを行ってきたそうです。
色彩豊かな函館の夜景は、一目見ると目に焼き付いて離れないほど、深い印象を与えます。
函館山までのアクセス方法はロープウェイ、バス、タクシー、マイカー、レンタカーなど。シーズンによっては、ロープウェイの運休や、道路の冬季閉鎖などの制限があるので、訪れる際は事前に公式サイトでアクセス方法をチェックしておきましょう。
函館山山頂展望台
住所:北海道函館市函館山
公式サイト:https://www.hakobura.jp/nightview/post-156.html
【兵庫県神戸市】摩耶山掬星台
摩耶山掬星台(きくせいだい)の標高は約700m。「星を手で掬(すく)う」と書くその名前の通り、手を伸ばせばすぐ星に届きそうなほど、夜空を身近に感じられるロマンティックなスポットです。
目の前には大阪から神戸にかけての大パノラマが広がり、大都市のきらびやかな夜景が見渡せます。人口が多い阪神エリアということもあり、明かりの数も多く、光の密度が高いのが特徴。
夜空と海の暗闇の間にこうこうと浮かび上がる大都市の夜景は静かな迫力があり、その美しさは「1,000万ドルの夜景」とも称されます。
掬星台までのアクセス方法は、ケーブルとロープウェイを乗り継ぎ、「星の駅」から徒歩約2分。または車で「掬星台天上寺前駐車場」から徒歩約10分で到着できます。
摩耶山掬星台
住所:兵庫県神戸市灘区摩耶山町2−2
公式サイト:https://www.feel-kobe.jp/facilities/0000000139/
【長崎県長崎市】稲佐山展望台
鶴が羽を広げた姿に見えることから“鶴の港”と称される長崎港。その港を取り囲むように山々が並ぶ長崎市は、すり鉢状に街が形成され、山の斜面に灯る光が立体的な夜景を作り出しています。
標高333mの稲佐山展望台からは360度の景色が望め、展望台をぐるりと一周すれば、さまざまに表情を変える長崎の夜景を堪能することができます。
2021年には「夜景サミット」でモナコ、上海とともに「世界新三大夜景」の1つに選ばれ、世界にその名をとどろかせました。
稲佐山展望台へは、ロープウェイ「稲佐岳駅」から徒歩約3分。車の場合は「中腹駐車場」から徒歩約15分、またはスロープカーに乗り換え「山頂駅」下車。山頂にも駐車場がありますが、土・日・祝日・繁忙期の18時~22時は一般車両は利用できないのでご注意ください。
稲佐山展望台
住所:長崎県長崎市稲佐町364 稲佐山公園
公式サイト:https://www.inasayama.com/
[All photos by Shutterstock.com]
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函館は函館山から見る夜景、神戸は摩耶山掬星台から見る夜景、長崎は稲佐山から見る夜景と、いずれも山頂からの夜景であることと、海がそばにあることが共通しています。
日本三大夜景のそれぞれの魅力と特徴とは? 詳しく見ていきましょう!
【北海道函館市】函館山山頂展望台
函館山山頂展望台は高さ334m。そこから一望できるのは、海が両側に広がる函館の独特の地形です。カーブを描く湾に挟まれ、「X」の形にくびれた函館の街。暗闇に包まれた海の上、その上に浮かぶ陸地には光がやさしく灯り、幻想的な夜景を作り上げています。
夜景をよく見ると、街を縦横につなぐ幹線道路がオレンジ色に輝いているのがわかります。函館市では昔から夜景づくりに力を入れ、街灯にあたたかい色合いのオレンジ色を採用したり、主要建造物をライトアップしたりと、さまざまな取り組みを行ってきたそうです。
色彩豊かな函館の夜景は、一目見ると目に焼き付いて離れないほど、深い印象を与えます。
函館山までのアクセス方法はロープウェイ、バス、タクシー、マイカー、レンタカーなど。シーズンによっては、ロープウェイの運休や、道路の冬季閉鎖などの制限があるので、訪れる際は事前に公式サイトでアクセス方法をチェックしておきましょう。
函館山山頂展望台
住所:北海道函館市函館山
公式サイト:https://www.hakobura.jp/nightview/post-156.html
【兵庫県神戸市】摩耶山掬星台
摩耶山掬星台(きくせいだい)の標高は約700m。「星を手で掬(すく)う」と書くその名前の通り、手を伸ばせばすぐ星に届きそうなほど、夜空を身近に感じられるロマンティックなスポットです。
目の前には大阪から神戸にかけての大パノラマが広がり、大都市のきらびやかな夜景が見渡せます。人口が多い阪神エリアということもあり、明かりの数も多く、光の密度が高いのが特徴。
夜空と海の暗闇の間にこうこうと浮かび上がる大都市の夜景は静かな迫力があり、その美しさは「1,000万ドルの夜景」とも称されます。
掬星台までのアクセス方法は、ケーブルとロープウェイを乗り継ぎ、「星の駅」から徒歩約2分。または車で「掬星台天上寺前駐車場」から徒歩約10分で到着できます。
摩耶山掬星台
住所:兵庫県神戸市灘区摩耶山町2−2
公式サイト:https://www.feel-kobe.jp/facilities/0000000139/
【長崎県長崎市】稲佐山展望台
鶴が羽を広げた姿に見えることから“鶴の港”と称される長崎港。その港を取り囲むように山々が並ぶ長崎市は、すり鉢状に街が形成され、山の斜面に灯る光が立体的な夜景を作り出しています。
標高333mの稲佐山展望台からは360度の景色が望め、展望台をぐるりと一周すれば、さまざまに表情を変える長崎の夜景を堪能することができます。
2021年には「夜景サミット」でモナコ、上海とともに「世界新三大夜景」の1つに選ばれ、世界にその名をとどろかせました。
稲佐山展望台へは、ロープウェイ「稲佐岳駅」から徒歩約3分。車の場合は「中腹駐車場」から徒歩約15分、またはスロープカーに乗り換え「山頂駅」下車。山頂にも駐車場がありますが、土・日・祝日・繁忙期の18時~22時は一般車両は利用できないのでご注意ください。
稲佐山展望台
住所:長崎県長崎市稲佐町364 稲佐山公園
公式サイト:https://www.inasayama.com/
[All photos by Shutterstock.com]
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