2022年11月22日(火)は和歌山県の「ふるさと誕生日」。明治4年(1871年)に和歌山・田辺・新宮の紀州3県の統合により現在の和歌山県が誕生した日であり、県条例で「ふるさと誕生日」と定められています。この日には、県立4施設と賛同する施設が無料開放されるのです。和歌山の芸術・文化・歴史・自然を学べる文化施設10カ所を紹介します。
円月島 ©︎ 公益社団法人 和歌山県観光連盟
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原始から現代まで3万年の歴史を紹介「和歌山県立博物館」
和歌山城の南に位置する「和歌山県立博物館」。和歌山県における原始・古代から近現代までの3万年の歴史を紹介する「常設展」をはじめ、「屋外展示」や「ギャラリー展示」を行っています。
2022年11月23日(水・祝)まで、特別展「濱口梧陵と廣八幡宮―法蔵寺・養源寺・安楽寺の文化財とともに―」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立博物館
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-436-8670
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日(展示替え期間など)
入館料:常設展 一般 280円、大学生 170円
公式サイト:https://hakubutu.wakayama.jp/
日本近代・現代版画は国内屈指のコレクション「和歌山県立近代美術館」
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2020年に開館50周年を迎えた「和歌山県立近代美術館」。和歌山ゆかりの作家、浜口陽三や田中恭吉、恩地孝四郎など、日本の近代版画史に足跡を残す作家を中心に、近代・現代版画の収集・紹介に力を入れており、国内でも屈指のコレクションを誇ります。
和歌山城の天守閣を間近に望む緑豊かな環境のなかで、和歌山城と美しいコントラストをなす、建築家・黒川紀章による個性的な外観の建築にも注目です。
2022年12月25日(日)まで、企画展「ニッポンの油絵 近現代美術をかたち作ったもの」「和歌山県とインド・マハラシュトラ州との友好交流による ミティラー美術館コレクション展 インド・コスモロジーアートの世界」とコレクション展2022-秋冬「特集:田中恒子コレクション」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立近代美術館
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-436-8690
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:常設展 一般350円、大学生240円
公式サイト:https://www.momaw.jp/
和歌山市を中心とした歴史と文化を学べる「和歌山市立博物館」
昭和60年(1985年)11月に開館した「和歌山市立博物館」。常設展示は、「資料が語る和歌山の歴史」をテーマに、和歌山市を中心とした歴史と文化を理解し、その継承と発展に資する学習の場として構成されています。
古墳や古民家の実寸大模型や江戸時代の和歌山城周辺の模型、紀州徳川家コーナー、大谷古墳から出土した重要文化財の馬冑(※実物の展示は期間限定)など、原始から戦後復興期に至る和歌山の歩みを、展示を通じて伝えています。
2022年12月4日(日)まで、秋季特別展「表千家とわかやま―紀州藩における交流―」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山市立博物館
住所:和歌山県和歌山市湊本町3-2
電話:073-423-0003
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:常設展 一般・大学生100円、高校生以下無料
※ただし、特別展期間中は別料金
公式サイト:http://www.wakayama-city-museum.jp/
和歌山に生息・生育する生き物約500種5000匹を展示「和歌山県立自然博物館」
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海南市にある「和歌山県立自然博物館」は、豊かで美しい和歌山県の自然を紹介する施設。水にすむ生きものの展示を中心に、動・植物、昆虫、貝、化石などの標本も展示・収蔵しています。
展示されているほとんどすべてが和歌山に生息・生育しているもので、海や川の生き物を生きたまま展示する水族館型の第1展示室では約500種5000匹を展示。第2展示室では和歌山の地質・化石、植物や貝類、昆虫などの動物を標本や模型で紹介しています。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立自然博物館
住所:和歌山県海南市船尾370-1
電話:073-483-1777
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人480円、高校生以下無料
公式サイト:https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/
ペリー来航の62年前!日米初の接触の舞台「日米修交記念館」
ペリーの黒船来航より62年も前、1791年(寛政3年)にレイディ・ワシントン号とグレイス号の2隻のアメリカ商船が大島に上陸しました。これが公文書に記録されたはじめての日米間の接触であるとされています。
その日米初の接触の舞台となった場所に建てられた「日米修交記念館」。館内には、当時の様子を解説したジオラマや写真、船の模型などが展示されています。
特典:11月22日(火)入館料無料
日米修交記念館
住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1033
電話:0735-65-0099
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休
入館料:大人250円、小・中学生および高校生120円
公式サイト:https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/oshima/nitibei.html
トルコと串本町の友好の証「トルコ記念館」
明治23年(1890年)に大島樫野崎沖合いで起きたトルコ軍艦、起こったエルトゥールル号の遭難事故。それ以来、犠牲者の慰霊を通じて串本町とトルコとの交流が始まりました。
トルコとの友好の証としてトルコ軍艦遭難慰霊碑の近くに建設された「トルコ記念館」には、エルトゥールル号の模型や遺品、写真が展示されており、遭難事故当時の様子を知ることができます。
特典:11月22日(火)入館料無料
トルコ記念館
住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-26
電話:0735-65-0628
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休
入館料:大人500円、小・中学生および高校生250円
公式サイト:https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/oshima/torukokinenkan.html
古墳や文化財民家、四季折々の花も楽しめる「和歌山県立紀伊風土記の丘」
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「和歌山県立紀伊風土記の丘」は、特別史跡「岩橋千塚古墳群」の保存と活用を目的として、昭和46年(1971年)に設立された考古・民俗系の博物館施設。
総面積約65万平方メートルの敷地内に、430基以上の古墳や文化財民家、万葉植物園、復元竪穴住居、資料館などがあり、文化財に直接触りながら歴史を学ぶことができます。また、四季折々の花も楽しめるので、ハイキングコースとしても親しまれています。
2022年12月4日(日)まで秋期特別展「紀氏、大地を開く-宮井用水と耕地開発-」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立紀伊風土記の丘
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-471-6123
開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:常設展 一般190円、大学生90円
公式サイト:https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/
紀州徳川家の別邸「湊御殿」
「湊御殿」は、2代藩主徳川光貞の時代に造営された紀州藩主の別邸で、和歌山市の指定文化財に指定されています。建物は書院造りで、柱には上質の栂柾材が使用され、天井には鳥の子紙が貼られ、座敷の杉戸には紀州藩に仕えた絵師による彩色画が描かれています。
違い棚(ちがいだな)や棚の上部にある天袋の小襖の引き手金具などには「葵紋」の金具が取り付けられおり、紀州徳川家の建物であったことがわかります。
特典:11月22日(火)入館料無料
湊御殿
住所:和歌山県和歌山市西浜1161
電話:073-444-4188
開館時間:4月1日〜8月31日 9:00〜18:00、9月1日〜3月31日の期間 9:00〜17:00
(1月1日は、11:00〜17:00)
休館日:年中無休
入館料:一般100円(高校生以下は無料)
公式サイト:http://wakayamacity-bunkazai.jp/minatogoten/
和歌山県が生んだ博物学・民俗学の巨星の業績を紹介「南方熊楠記念館」
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南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学・民俗学の巨星。在野の学者として自然保護にも取り組み、「エコロジーの先駆者」として高い評価を得ている人物です。
天文学、鉱物学、宗教学などにも多くの足跡を残した熊楠の活動・研究範囲は非常に広範囲にわたり、現在も全容が解明されていないほど。
「南方熊楠記念館」は、その業績を800点余の遺品、遺稿で紹介。また、熊楠が昭和天皇に御進講したことで有名な「粘菌(変形菌)」を顕微鏡で見ることができます。
2023年1月29日(日)まで、特別展「熊楠と縄文遺跡-土器・ドキッ?!考古資料-」を開催中です。
特典:11月20日(日)入館料無料
南方熊楠記念館
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
電話:0739-42-2872
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:木曜日、6月28日~30日、12月29日~1月1日
※ただし7月20日~8月31日は無休
入館料:大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円
公式サイト:http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/
文化人が集うサロンだった大正・昭和モダン建築「旧西村家住宅(西村伊作記念館)」
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文化学院の創設者であり、大正・昭和期に日本人の生活スタイル改善を目指した建築家・教育者の西村伊作が設計した自宅。大正・昭和モダンを象徴する建築として、国の重要文化財に指定されています。
大正3年(1914)に竣工した邸宅に与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそうです。建物は記念館として公開され、油絵や陶器など伊作の作品が多く展示されています。
特典:11月22日(火)入館料無料
重要文化財旧西村家住宅(西村伊作記念館)
住所:和歌山県新宮市新宮7657
電話:0735-22-6570
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人220円、小中学生110円
公式サイト:https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0014
※記載の情報は変更になることもあります。お出かけの際は、最新情報をご確認ください。
[参考]ふるさと誕生日|和歌山県
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031300/hurusatotanjobi/hurusatotanjobi_top.html
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円月島 ©︎ 公益社団法人 和歌山県観光連盟
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原始から現代まで3万年の歴史を紹介「和歌山県立博物館」
和歌山城の南に位置する「和歌山県立博物館」。和歌山県における原始・古代から近現代までの3万年の歴史を紹介する「常設展」をはじめ、「屋外展示」や「ギャラリー展示」を行っています。
2022年11月23日(水・祝)まで、特別展「濱口梧陵と廣八幡宮―法蔵寺・養源寺・安楽寺の文化財とともに―」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立博物館
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-436-8670
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日(展示替え期間など)
入館料:常設展 一般 280円、大学生 170円
公式サイト:https://hakubutu.wakayama.jp/
日本近代・現代版画は国内屈指のコレクション「和歌山県立近代美術館」
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2020年に開館50周年を迎えた「和歌山県立近代美術館」。和歌山ゆかりの作家、浜口陽三や田中恭吉、恩地孝四郎など、日本の近代版画史に足跡を残す作家を中心に、近代・現代版画の収集・紹介に力を入れており、国内でも屈指のコレクションを誇ります。
和歌山城の天守閣を間近に望む緑豊かな環境のなかで、和歌山城と美しいコントラストをなす、建築家・黒川紀章による個性的な外観の建築にも注目です。
2022年12月25日(日)まで、企画展「ニッポンの油絵 近現代美術をかたち作ったもの」「和歌山県とインド・マハラシュトラ州との友好交流による ミティラー美術館コレクション展 インド・コスモロジーアートの世界」とコレクション展2022-秋冬「特集:田中恒子コレクション」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立近代美術館
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-436-8690
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:常設展 一般350円、大学生240円
公式サイト:https://www.momaw.jp/
和歌山市を中心とした歴史と文化を学べる「和歌山市立博物館」
【本日より】和歌山市立博物館の秋季特別展「表千家とわかやま-紀州藩における交流-」が始まりました。会期は12月4日(日)までとなっております。皆さまのご来館をお待ちしております。 pic.twitter.com/vv6m5k8x9x
— 和歌山市立博物館 (@w_city_hakubuts) November 5, 2022昭和60年(1985年)11月に開館した「和歌山市立博物館」。常設展示は、「資料が語る和歌山の歴史」をテーマに、和歌山市を中心とした歴史と文化を理解し、その継承と発展に資する学習の場として構成されています。
古墳や古民家の実寸大模型や江戸時代の和歌山城周辺の模型、紀州徳川家コーナー、大谷古墳から出土した重要文化財の馬冑(※実物の展示は期間限定)など、原始から戦後復興期に至る和歌山の歩みを、展示を通じて伝えています。
2022年12月4日(日)まで、秋季特別展「表千家とわかやま―紀州藩における交流―」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山市立博物館
住所:和歌山県和歌山市湊本町3-2
電話:073-423-0003
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:常設展 一般・大学生100円、高校生以下無料
※ただし、特別展期間中は別料金
公式サイト:http://www.wakayama-city-museum.jp/
和歌山に生息・生育する生き物約500種5000匹を展示「和歌山県立自然博物館」
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海南市にある「和歌山県立自然博物館」は、豊かで美しい和歌山県の自然を紹介する施設。水にすむ生きものの展示を中心に、動・植物、昆虫、貝、化石などの標本も展示・収蔵しています。
展示されているほとんどすべてが和歌山に生息・生育しているもので、海や川の生き物を生きたまま展示する水族館型の第1展示室では約500種5000匹を展示。第2展示室では和歌山の地質・化石、植物や貝類、昆虫などの動物を標本や模型で紹介しています。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立自然博物館
住所:和歌山県海南市船尾370-1
電話:073-483-1777
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:大人480円、高校生以下無料
公式サイト:https://www.shizenhaku.wakayama-c.ed.jp/
ペリー来航の62年前!日米初の接触の舞台「日米修交記念館」
ペリーの黒船来航より62年も前、1791年(寛政3年)にレイディ・ワシントン号とグレイス号の2隻のアメリカ商船が大島に上陸しました。これが公文書に記録されたはじめての日米間の接触であるとされています。
その日米初の接触の舞台となった場所に建てられた「日米修交記念館」。館内には、当時の様子を解説したジオラマや写真、船の模型などが展示されています。
特典:11月22日(火)入館料無料
日米修交記念館
住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1033
電話:0735-65-0099
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休
入館料:大人250円、小・中学生および高校生120円
公式サイト:https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/oshima/nitibei.html
トルコと串本町の友好の証「トルコ記念館」
明治23年(1890年)に大島樫野崎沖合いで起きたトルコ軍艦、起こったエルトゥールル号の遭難事故。それ以来、犠牲者の慰霊を通じて串本町とトルコとの交流が始まりました。
トルコとの友好の証としてトルコ軍艦遭難慰霊碑の近くに建設された「トルコ記念館」には、エルトゥールル号の模型や遺品、写真が展示されており、遭難事故当時の様子を知ることができます。
特典:11月22日(火)入館料無料
トルコ記念館
住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1025-26
電話:0735-65-0628
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休
入館料:大人500円、小・中学生および高校生250円
公式サイト:https://www.town.kushimoto.wakayama.jp/kanko/oshima/torukokinenkan.html
古墳や文化財民家、四季折々の花も楽しめる「和歌山県立紀伊風土記の丘」
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「和歌山県立紀伊風土記の丘」は、特別史跡「岩橋千塚古墳群」の保存と活用を目的として、昭和46年(1971年)に設立された考古・民俗系の博物館施設。
総面積約65万平方メートルの敷地内に、430基以上の古墳や文化財民家、万葉植物園、復元竪穴住居、資料館などがあり、文化財に直接触りながら歴史を学ぶことができます。また、四季折々の花も楽しめるので、ハイキングコースとしても親しまれています。
2022年12月4日(日)まで秋期特別展「紀氏、大地を開く-宮井用水と耕地開発-」を開催中です。
特典:11月22日(火)入館料無料
和歌山県立紀伊風土記の丘
住所:和歌山県和歌山市吹上1-4-14
電話:073-471-6123
開館時間:9:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料:常設展 一般190円、大学生90円
公式サイト:https://www.kiifudoki.wakayama-c.ed.jp/
紀州徳川家の別邸「湊御殿」
「湊御殿」は、2代藩主徳川光貞の時代に造営された紀州藩主の別邸で、和歌山市の指定文化財に指定されています。建物は書院造りで、柱には上質の栂柾材が使用され、天井には鳥の子紙が貼られ、座敷の杉戸には紀州藩に仕えた絵師による彩色画が描かれています。
違い棚(ちがいだな)や棚の上部にある天袋の小襖の引き手金具などには「葵紋」の金具が取り付けられおり、紀州徳川家の建物であったことがわかります。
特典:11月22日(火)入館料無料
湊御殿
住所:和歌山県和歌山市西浜1161
電話:073-444-4188
開館時間:4月1日〜8月31日 9:00〜18:00、9月1日〜3月31日の期間 9:00〜17:00
(1月1日は、11:00〜17:00)
休館日:年中無休
入館料:一般100円(高校生以下は無料)
公式サイト:http://wakayamacity-bunkazai.jp/minatogoten/
和歌山県が生んだ博物学・民俗学の巨星の業績を紹介「南方熊楠記念館」
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南方熊楠は、和歌山県が生んだ博物学・民俗学の巨星。在野の学者として自然保護にも取り組み、「エコロジーの先駆者」として高い評価を得ている人物です。
天文学、鉱物学、宗教学などにも多くの足跡を残した熊楠の活動・研究範囲は非常に広範囲にわたり、現在も全容が解明されていないほど。
「南方熊楠記念館」は、その業績を800点余の遺品、遺稿で紹介。また、熊楠が昭和天皇に御進講したことで有名な「粘菌(変形菌)」を顕微鏡で見ることができます。
2023年1月29日(日)まで、特別展「熊楠と縄文遺跡-土器・ドキッ?!考古資料-」を開催中です。
特典:11月20日(日)入館料無料
南方熊楠記念館
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
電話:0739-42-2872
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:木曜日、6月28日~30日、12月29日~1月1日
※ただし7月20日~8月31日は無休
入館料:大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円
公式サイト:http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/
文化人が集うサロンだった大正・昭和モダン建築「旧西村家住宅(西村伊作記念館)」
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文化学院の創設者であり、大正・昭和期に日本人の生活スタイル改善を目指した建築家・教育者の西村伊作が設計した自宅。大正・昭和モダンを象徴する建築として、国の重要文化財に指定されています。
大正3年(1914)に竣工した邸宅に与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそうです。建物は記念館として公開され、油絵や陶器など伊作の作品が多く展示されています。
特典:11月22日(火)入館料無料
重要文化財旧西村家住宅(西村伊作記念館)
住所:和歌山県新宮市新宮7657
電話:0735-22-6570
開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:大人220円、小中学生110円
公式サイト:https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0014
※記載の情報は変更になることもあります。お出かけの際は、最新情報をご確認ください。
[参考]ふるさと誕生日|和歌山県
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/031300/hurusatotanjobi/hurusatotanjobi_top.html
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