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日本髪って縄文時代からあったって本当!?美容考古学研究所が日本髪について解説

TABIZINE 2022年12月19日 21時0分

土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究している美容考古学研究所では、いわゆる「日本髪」が、縄文時代からあったのではないかと考えられています。2022年12月21日(水)に行われるサロンでは、村田孝子所長が日本髪について、解説してくれるそうですよ。日本髪についてより詳しく知れる機会になりそうです。

大日本婦人束髪図解
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美容考古学研究所で行われている定例サロン
学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、土偶、埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究しており、歴史的遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現することを主とする活動が行われています。その活動の一環として、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催。2022年12月21日(水)に行われるテーマは「“いわゆる”日本髪の誕生」についてです。

日本髪は縄文時代から誕生していた!?

地獄大夫

一般的に日本髪は、前髪、髷(まげ)、鬢(びん)、髱(たぼ)といった4つの部分で構成される髪型のこと。髪の毛を結った部分と頭頂部が髷、顔の両サイドが鬢で、髱は襟足に近い部位で、「つと」とも呼ばれています。


壺を抱く土偶

しかし、これらは江戸時代に入ってからの名称、形で、それ以前はもっと簡単に髪を結っていたとされています。日本髪のような髪型は、縄文時代の土偶髪型にもすでに見られているようで、「“いわゆる”日本髪の誕生」は、もっと古いものではないかと考えられます。

髪に欠かせない櫛にも注目
髪には櫛も欠かせないものですよね。現代では当たり前のように使われている櫛ですが、実は縄文時代から作られており、いろいろな場所で出土しているのだとか。素材は木や角、竹などが使われ、赤漆が塗られているものもあります。

縄文時代から作られているということから、生活に必要だったと考えることができます。髪を梳くにも用いたのか、それとも髪に挿したのでしょうか? 諸説ありますが、同研究所では櫛は髪を飾るために使われたものではないかと考えられています。土偶や石器に施される優れた美的感覚からも、おしゃれのために櫛やかんざしが使われたのかもしれません。

2022年12月21日(水)のサロンでは、日本髪について、美容考古学研究所の村田孝子所長が解説。日本髪に欠かせない櫛やかんざしについても、実物を見ながら日本髪風土偶の髪型再現も技術展示されますよ。誰でも無料で参加可能です。

第18回 美容考古学勉強会
場所:国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4階(渋谷区神泉町1-4)
日時:12月21日(水)16時30分〜18時
受講費:無料


参加希望の方はこちらへご連絡ください
国際文化学園 美容考古学研究所 主任研究員 篠原博昭
電話番号:03-6416-5348
Mail:shinohara@kokusaibunka.ac.jp
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