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崎陽軒が福井県とコラボ!1カ月1万個限定「2000円弁当」の中身【実食ルポ】

TABIZINE 2023年2月11日 12時0分

福井県と崎陽軒、BSフジの番組「小山薫堂 東京会議」がコラボレーションして、福井県の食材をたっぷり盛り込んだお弁当「福笑御膳」が誕生しました。2023年3月1日(水)〜31日(金)の1カ月期間限定、1万個限定販売という特別なお弁当、誕生の経緯と中身の魅力について実食ルポで紹介します。

 
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福井県とシウマイの崎陽軒がコラボ

2024年の春、現在は石川県金沢市までの北陸新幹線が、福井県敦賀市まで開業する予定です。それを見据えて、2022年7月、福井県はシウマイ弁当で有名な「崎陽軒」と相互協力協定を結び、コラボレーションを行うことになりました。

その一環として、今回、福井県の食材の魅力が詰まった「福笑御膳(ふくしょうごぜん)」が誕生。ふくいサーモンや甘えびといった福井県産食材や、「小鯛のささ漬け」や「へしこ糠」などの郷土料理を楽しめるお弁当です。

パッケージは、福井県に行ってみたくなるように、まだあまり知られていない4カ所の名所がデザインされています。

三方五湖
丸岡城
一乗谷朝倉氏遺跡
水島

「福笑御膳」の中身は福井県のおいしいものがいっぱい

「福笑御膳」は細かく9個の仕切りで分かれており、それぞれにご飯やおかずなどが入っています。

【手前左から右】
白飯、福井梅干し
果肉のやわらかさが特長の福井県産「紅映梅(べにさしうめ)」の完熟梅干しは、甘味と酸味のバランスがよく、梅の味がしっかりと感じられてご飯がすすみます。大きさもちょうどよくて、何個でも食べたくなる味です。

福井ひょうちゃん
今回の開発には、BSフジの番組「小山薫堂 東京会議」のメンバーも協力していて、同番組に出演中の放送作家・脚本家の小山薫堂さん、ホフディランの小宮山雄飛さん、料理人の米澤文雄さんが描いた3種類のしょうゆ入れ「福井ひょうちゃん」のうち、いずれか1つが入っているお楽しみもありますよ。


筆者のお弁当には、米澤さんが描いた恐竜のイラストのひょうちゃんが入っていました。

昔ながらのシウマイ2個
豚肉と干帆立貝柱が出逢って生まれた豊かな風味が特長の一ロサイズのシウマイ。いつもの味にほっとします。

【中列左から右】

へしこ糠とちりめんじゃこのポテトサラダ
鯖などの青魚を塩漬け、さらに糠漬けにし熟成させた福井県の伝統料理「へしこ」。鯖へしこの糠をちりめんじゃことともにポテトサラダに合わせた珍しい一品。塩味が強め、海の香りも感じられ、日本酒が飲みたくなります。

福井県産甘えびの唐揚げ
福井で越前がにとともに人気を誇る福井県産甘えび。殻までまるごと香ばしく揚げてあり、カリッとした歯応えもあり、えびの旨みが凝縮されています。

小鯛のささ漬けとおぼろ昆布の寿司
新鮮な連子鯛に塩を振り、酢で〆た「小鯛のささ漬け」を、旨みの強い芯だけを削った「おぼろ昆布」を合わせた酢飯。おぼろ昆布の旨みと小鯛の酸味が相まって、より旨みを強く感じられます。


油揚げの含め煮
総務省家計調査によると、福井市の油揚げ・がんもときの購入金額は60年連続全国1位(2022年調査)だそうです。ふんわりジューシーな油揚げは、超ミニサイズですが、出汁の風味がしっかり感じられます。

【奥左から右】
ふくいサーモンの西京焼き
ふくいサーモンの上質な脂と西京味噌の上品な甘さがマッチした一品。サーモンの身が柔らかく、脂がのっていて、あぶらの甘味と西京味噌のあまみが相まって、くせになる味わい。ご飯にはもちろん、お酒にも合いそうです。

筍煮
シウマイ弁当のおかずのなかでシウマイに次ぐ人気のおかず。味がよくしみ込んでいます。

玉子焼き
ほんのりと甘い味わいの玉子焼き。口直しにぴったり。

にしんの昆布巻き
北前船の寄港地としての歴史から、福井県の隠れた郷土料理。やわらかく、うまみがぎゅっとつまった味わいです。

三年子花らっきょう
植え付けから収穫まで3年かけて栽培された、小粒で歯切れがよく、まろやかな風味のらっきよう。らっきょうはあまり得意でない筆者も、小さくて食べやすく甘味を感じられて、おいしくいただきました。

羽二重あんころ餅
餅粉を蒸し、砂糖や水飴を加えて練り上げた白くなめらかな「羽二重餅」にあんこを合わせています。もちもちの餅と、ほどよい甘さのなめらかなあんこが相性抜群。一口サイズが、おいしいお弁当の締めにぴったりです。

少しずつ、たくさんのおいしさが味わえる贅沢なお弁当。ぜひ実際に福井県へ行って、現地でそれぞれの食材や料理を味わってみたくなります。

販売方法はウェブからの予約のみ

福笑御膳はウェブからの完全予約制です。なお、3月18日(土)と3月19日(日)の2日だけ、福井県のアンテナショップ「ふくい食の國291」(東京都中央区銀座1-5-8)でも販売されます。

福井県の杉本達治知事も「おいしさがつまったお弁当。どれから食べていいか迷ってしまう」と太鼓判を押していました。

崎陽軒ファンはもちろん、福井県がちょっと気になっている人や、とにかくおいしいものには目がないという人も見逃せない、要チェックのお弁当です。食べてみたい人は早めの予約をおすすめします。

また、崎陽軒のロードサイド店17店舗では、2023年3月1日(水)〜31日(金)の期間、「福井フェア」を開催。福井県の食べ物や調味料、お菓子、地酒などが販売されます。通信販売でも購入できるので、チェックしてみては?

福笑御膳(ふくしょうごぜん)
価格:2,000円(税込)
販売期間:2023年3月1日(水)〜31日(金)の1カ月間限定
販売個数:1万個 ※1人3個までの購入制限
予約期間:受け渡し日 2023年3月1日(水)〜15日(水)分→2月22日(水)10:00〜各日3日前14:00まで
受け渡し日 2023年3月16日(木)〜31日(金)分→3月8日(水)10:00〜各日3日前14:00まで
受け渡し店舗:神奈川・東京を中心とした崎陽軒の直営店舗約150店舗 ※一部の店舗では取り扱いがありません
※福井県のアンテナショップ「ふくい食の國291」(東京都中央区銀座1-5-8)でも3月18日(土)と3月19日(日)限定で販売されます
予約サイト:http://kiyoken.com/lp/23fukusho
崎陽軒オンラインショッップ:http://onlineshop.kiyoken.com/tsuhan

[All photos by Aya Yamaguchi]

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