神戸で2店舗を展開する「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ」。2022年9月に1号店が誕生してから瞬く間に話題となり、年間約7万人が訪れています。そんな行列が絶えない人気店が、2024年3月9日に待望の3号店を大阪にオープン。なぜ、こんなにも多くの人々を虜にするのか、なにが他の店と違うのか、新店舗の内覧会に参加して見つけた人気の秘密を、実食ルポとともにご紹介します。
3号店が「大阪・心斎橋」に初上陸
「神戸赤ふじ」の新店舗である心斎橋店がオープンしたのは、大阪ミナミエリア随一のショッピングストリート「心斎橋筋商店街」のすぐそばという好立地。大阪メトロ「心斎橋駅」から徒歩2分と、電車でのアクセスも抜群です。
店内は主にカウンター席で構成されていて、テーブル席は3卓のみ。カウンターは開閉できるパーテーションで自由に席が区切られるようになっているので、おひとり様でも抵抗なく食に集中できそうです。
テーブルにセッティングされた華やかな扇子は、おもてなしの気持ちを表現しているそう。裏返すとメニューになっています。
名物をダブルで味わえる「特上牛タンミックスセット」
分厚いハンバーグとタン元がやってきました。「神戸赤ふじ」の二大名物です。どちらも楽しみたい人は、筆者が今回いただいた「特上牛タンミックスセット(写真はMサイズ、2,970円*税込)」がおすすめ。
早速、各席に設置されている自分専用の鉄板で焼き始めます。
「神戸赤ふじ」のハンバーグは、神戸牛または厳選和牛を100%使用し、つなぎを一切入れていません。さらに、タネづくりにおいては独自の機械で肉の温度を管理する徹底ぶりです。
ハンバーグの上に真っ白の牛脂がのせられた様子は、まるで店名の由来となった「赤富士」のようではありませんか。
また、「特上霜降り牛タンステーキ」も味わってみたい看板メニューのひとつ。1頭から3枚しかとれないタンの中で一番脂がのった希少部位の「タン元」で、その分厚さは迫力満点。
頃合いを見て裏返します。しばらくはスタッフがサポートしてくれるので、筆者はジューっと焼ける音を聴きながら眺めるのみ。
分厚いタンを一口サイズにカットします。
ハンバーグも徐々に焼けてきました。
表面だけ焼いたレアな状態で一度お皿に引き上げ、こちらも一口サイズにカットします。
さて、ここからが「神戸赤ふじ」最大の特徴。専用の鉄板で一口ずつ焼きながら、ゆっくり自分のタイミングで極上のハンバーグを味わえるのです。
ふわふわのハンバーグから、じゅわっと湧き出す肉汁。パチパチと弾けながら徐々に焼けていく様子をじっと見つめ、赤みが消えるまで待つ時間も至高です。
最高のタイミングでご飯とお味噌汁がやってきました。こちらはおかわり自由とのこと。
「神戸赤ふじ」で使用するお米は兵庫県産のコシヒカリ。毎朝店舗で精米し、釜で炊いたおいしい白米が味わえます。
ひと口ずつが印象的!5種類の薬味でお箸が止まらない
各テーブルに並んだ5種類の薬味も、神戸赤ふじのメニューを味わうために欠かせないポイントです。
まず試したいのは、赤ふじオリジナルの自家製ハンバーグソース「ジャポネソース」。鉄板で一緒に温めたほうがおいしいとアドバイスをもらいました。
ふっくらと焼き上がったハンバーグ。口に含んだ瞬間溢れるジューシーな肉汁を堪能しながら、ゆっくりと噛み締めます。ジャポネソースはあっさり、さっぱりしていて、素材の持ち味を邪魔しません。
続いて、牛タンにピッタリだと教えてもらった「ネギ塩レモン」にもトライします。
ネギのシャキシャキ食感と香りをしっかり残した、パンチのある薬味です。タンはこんなに分厚いのに柔らかく、それでいて、全くしつこくない。ハンバーグと交互にいただくと、異なる食感が互いの良さを引き立て合います。
こちらは5種のなかで明らかに変わり種の「ハラペーニョソース」。ハンバーグと合わせたところが想像できず、なんだか少し疑ってしまうかもしれませんが、実は筆者ピカイチのおすすめです。
肉の旨味を消さない程度に効いた青唐辛子の辛さ。しっかりハラペーニョ感はありますが、こんなに和食にマッチするとは新発見です。ぜひお試しください。
甘辛く味付けされた「牛そぼろ」は、ごはんの付け合わせに。
「ブレンド塩」は、お肉だけでなく野菜にも合うテイスト。鉄板の上でスタッフが振りかけてくれました。濃くもなく薄くもなく絶妙な旨味が大盛りのもやしにプラスされて、箸休めにススみます。
これだけ薬味が充実していると、最後まで全く飽きることはありません。なにより、自分だけの鉄板で食材とじっくり向き合えること、少しずつ焼きながら熱々の状態で口に運べること、周りの目を気にせずマイペースにいただけることによって、ひと口ずつがとても印象に残る食体験です。
ぜひ味わいたい「〆のひと皿」一番人気のメニューを実食
おなかに少しでも空白が残っているならば、〆は積極的に追加したいもの。ひつまぶし、ガーリックライス、卵かけご飯、極みカレーから気分のものをチョイスして(各330円*税込)。すべてに20グラムのミニハンバーグが付いてきます。
筆者は、一番人気かつ料理長のおすすめでもある「ひつまぶし」を選びました。目の前で鰹出汁を引いてくれます。
わさびと葱、そして出汁に使用した鰹ものせて、まるで梅干しかのようにミニハンバーグをトッピング。引き立ての出汁を注ぎ、贅沢なひつまぶしの完成です。
ハンバーグを割ってみると、ミニサイズながら肉汁とともに旨味がじゅわり。最後まで赤ふじらしいこだわりを見せられ、ノックアウト。
ちなみに「極みカレー」は、スタッフの賄いとして出されている一品だそう。こちらも気になります。
こんなメニューも勢揃い
今回いただいた「特上牛タンミックスセット」以外にも、神戸牛100%のハンバーグが味わえる「神戸牛セット」や、ハンバーグのみ、牛タンのみを楽しめるセットメニュー、壺に入った「封印熟成ハラミ」など、充実のラインアップが揃います。
一度食べたらやみつきになる、飽くことなき究極の「五感で食べるハンバーグ」を、ぜひ一度味わってみては。
ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ 心斎橋店
住所:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-1 心斎橋福田ビル1階
電話:06-6879-1129(予約不可)
営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:00)
席数:36席(カウンター18席、6名掛けBOX3卓)
公式サイト:https://www.kobe-akafuji.com/
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3号店が「大阪・心斎橋」に初上陸
「神戸赤ふじ」の新店舗である心斎橋店がオープンしたのは、大阪ミナミエリア随一のショッピングストリート「心斎橋筋商店街」のすぐそばという好立地。大阪メトロ「心斎橋駅」から徒歩2分と、電車でのアクセスも抜群です。
店内は主にカウンター席で構成されていて、テーブル席は3卓のみ。カウンターは開閉できるパーテーションで自由に席が区切られるようになっているので、おひとり様でも抵抗なく食に集中できそうです。
テーブルにセッティングされた華やかな扇子は、おもてなしの気持ちを表現しているそう。裏返すとメニューになっています。
名物をダブルで味わえる「特上牛タンミックスセット」
分厚いハンバーグとタン元がやってきました。「神戸赤ふじ」の二大名物です。どちらも楽しみたい人は、筆者が今回いただいた「特上牛タンミックスセット(写真はMサイズ、2,970円*税込)」がおすすめ。
早速、各席に設置されている自分専用の鉄板で焼き始めます。
「神戸赤ふじ」のハンバーグは、神戸牛または厳選和牛を100%使用し、つなぎを一切入れていません。さらに、タネづくりにおいては独自の機械で肉の温度を管理する徹底ぶりです。
ハンバーグの上に真っ白の牛脂がのせられた様子は、まるで店名の由来となった「赤富士」のようではありませんか。
また、「特上霜降り牛タンステーキ」も味わってみたい看板メニューのひとつ。1頭から3枚しかとれないタンの中で一番脂がのった希少部位の「タン元」で、その分厚さは迫力満点。
頃合いを見て裏返します。しばらくはスタッフがサポートしてくれるので、筆者はジューっと焼ける音を聴きながら眺めるのみ。
分厚いタンを一口サイズにカットします。
ハンバーグも徐々に焼けてきました。
表面だけ焼いたレアな状態で一度お皿に引き上げ、こちらも一口サイズにカットします。
さて、ここからが「神戸赤ふじ」最大の特徴。専用の鉄板で一口ずつ焼きながら、ゆっくり自分のタイミングで極上のハンバーグを味わえるのです。
ふわふわのハンバーグから、じゅわっと湧き出す肉汁。パチパチと弾けながら徐々に焼けていく様子をじっと見つめ、赤みが消えるまで待つ時間も至高です。
最高のタイミングでご飯とお味噌汁がやってきました。こちらはおかわり自由とのこと。
「神戸赤ふじ」で使用するお米は兵庫県産のコシヒカリ。毎朝店舗で精米し、釜で炊いたおいしい白米が味わえます。
ひと口ずつが印象的!5種類の薬味でお箸が止まらない
各テーブルに並んだ5種類の薬味も、神戸赤ふじのメニューを味わうために欠かせないポイントです。
まず試したいのは、赤ふじオリジナルの自家製ハンバーグソース「ジャポネソース」。鉄板で一緒に温めたほうがおいしいとアドバイスをもらいました。
ふっくらと焼き上がったハンバーグ。口に含んだ瞬間溢れるジューシーな肉汁を堪能しながら、ゆっくりと噛み締めます。ジャポネソースはあっさり、さっぱりしていて、素材の持ち味を邪魔しません。
続いて、牛タンにピッタリだと教えてもらった「ネギ塩レモン」にもトライします。
ネギのシャキシャキ食感と香りをしっかり残した、パンチのある薬味です。タンはこんなに分厚いのに柔らかく、それでいて、全くしつこくない。ハンバーグと交互にいただくと、異なる食感が互いの良さを引き立て合います。
こちらは5種のなかで明らかに変わり種の「ハラペーニョソース」。ハンバーグと合わせたところが想像できず、なんだか少し疑ってしまうかもしれませんが、実は筆者ピカイチのおすすめです。
肉の旨味を消さない程度に効いた青唐辛子の辛さ。しっかりハラペーニョ感はありますが、こんなに和食にマッチするとは新発見です。ぜひお試しください。
甘辛く味付けされた「牛そぼろ」は、ごはんの付け合わせに。
「ブレンド塩」は、お肉だけでなく野菜にも合うテイスト。鉄板の上でスタッフが振りかけてくれました。濃くもなく薄くもなく絶妙な旨味が大盛りのもやしにプラスされて、箸休めにススみます。
これだけ薬味が充実していると、最後まで全く飽きることはありません。なにより、自分だけの鉄板で食材とじっくり向き合えること、少しずつ焼きながら熱々の状態で口に運べること、周りの目を気にせずマイペースにいただけることによって、ひと口ずつがとても印象に残る食体験です。
ぜひ味わいたい「〆のひと皿」一番人気のメニューを実食
おなかに少しでも空白が残っているならば、〆は積極的に追加したいもの。ひつまぶし、ガーリックライス、卵かけご飯、極みカレーから気分のものをチョイスして(各330円*税込)。すべてに20グラムのミニハンバーグが付いてきます。
筆者は、一番人気かつ料理長のおすすめでもある「ひつまぶし」を選びました。目の前で鰹出汁を引いてくれます。
わさびと葱、そして出汁に使用した鰹ものせて、まるで梅干しかのようにミニハンバーグをトッピング。引き立ての出汁を注ぎ、贅沢なひつまぶしの完成です。
ハンバーグを割ってみると、ミニサイズながら肉汁とともに旨味がじゅわり。最後まで赤ふじらしいこだわりを見せられ、ノックアウト。
ちなみに「極みカレー」は、スタッフの賄いとして出されている一品だそう。こちらも気になります。
こんなメニューも勢揃い
今回いただいた「特上牛タンミックスセット」以外にも、神戸牛100%のハンバーグが味わえる「神戸牛セット」や、ハンバーグのみ、牛タンのみを楽しめるセットメニュー、壺に入った「封印熟成ハラミ」など、充実のラインアップが揃います。
一度食べたらやみつきになる、飽くことなき究極の「五感で食べるハンバーグ」を、ぜひ一度味わってみては。
ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ 心斎橋店
住所:〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-1 心斎橋福田ビル1階
電話:06-6879-1129(予約不可)
営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:00)
席数:36席(カウンター18席、6名掛けBOX3卓)
公式サイト:https://www.kobe-akafuji.com/
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