2024年3月30日（土）に日本での初開催が決まった「ABB FIA フォーミュラE世界選手権」。電気のみで走行する電気自動車（EV）の世界最高峰レースシリーズです。日本中から注目を集める本大会は、その人気の高さから初回チケットは販売開始からわずか3分で完売。なぜここまで注目されているのか、開催直前に行われた特別イベント「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」に参加してその理由を探ってきました。
フォーミュラEとは？
「ABB FIA フォーミュラE世界選手権」（以下、フォーミュラE）とは、世界中の市街地を電気自動車が駆け抜けるレースシリーズのこと。2014年から始まった大会で、年間10戦程度のレースが世界各国の都市で開催されます。シーズン10となる2023/24年は全16戦。今回初開催となった東京でのレース「Tokyo E-Prix（イープリ）」は第5戦目にあたります。全11チーム22台が参戦し、日本からは日産フォーミュラEチームが参戦しています。
Tokyo E-Prixが注目される3つのポイント
最新鋭のモータースポーツイベント・フォーミュラE。初回チケットがわずか3分で完売するほどの超人気レースですが、なぜここまで注目されているのか、ポイントを3つご紹介します。
日本初の本格公道レース
Tokyo E-Prixのコースは全長2.582km。東京ビッグサイトを囲むように設置されており、地形を利用したアップダウンのある、難易度の高いコースとなっています。
東京の公道がレースに使用されるのは今回が初めて。通常、レースは都市部から離れたサーキット場で行われますが、排気ガスも騒音も出ない電気自動車だからこそ、日本初の公道レースが実現しました。遠方まで足を運ばずとも、身近な場所で観戦できるのが公道レースの大きな魅力です。
最先端のEV技術を間近で体感できる
東京都は、CO2排出実質ゼロに貢献する『ゼロエミッション東京』の実現に向け、都内で新車発売される乗用車を2030年までに100％非ガソリン化することを目指しています。
フォーミュラEの開催は、ゼロエミッション車（ZEV）の普及の後押しになると同時に、東京の魅力を世界に発信する機会になるとして、東京での開催が実現しました。
最先端のEVレーシングカーが駆け抜ける様子を間近で観戦できるのも、本大会の注目ポイントです。
日本から唯一参戦・日産初のホームレース
フォーミュラEには、日本の自動車メーカーから唯一、日産フォーミュラEチームが参戦しています。日産は世界で初めてグローバル市場に電気自動車を送り出した自動車メーカー。レースカーと市販車から得た知識と技術を相互に生かしながら、EVの開発を進めています。
シーズン5から参戦している日産は、今回が初めてのホームレース。長年培ってきた技術が詰まったマシンも必見です。
レース直前の特別イベントで魅力を先取り！
注目ポイントが盛りだくさんのTokyo E-Prix。開催が迫るなか、大会を盛り上げる特別イベント「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」が2024年3月21日（木）に六本木ヒルズアリーナで開催されました。
当日は、開催地の代表として小池百合子都知事、日産から星野朝子副社長、ゲストとしてタレントの白石麻衣さんが登壇。小池都知事は、東京都が掲げる『ゼロエミッション東京』の取り組みに触れつつ「楽しいワクワクするような、そんな未来に向けて脱炭素化のスピードを一気に上げていきたいと思います」とコメントしました。
また、会場には全長110mの特設サーキットが出現。光の演出や音楽パフォーマンスの中を、Nissan Formula E Gen 2 が走行する、迫力満点のデモンストレーションが行われました。
後半は星野副社長と白石麻衣さんのトークセッションが行われ、フォーミュラEのクイズコーナーも登場。大会への関心が高まるなか、星野副社長は「レースはレース場に行かないとなかなか見ることができませんでしたが、東京都の中で間近でレースを見られるということで、ぜひ皆さんに応援していただきたいと思います」とコメントしました。
レースだけじゃない！イベントも同時開催
見どころはレースだけではありません。フォーミュラEの主催者・フォーミュラEオペレーションズは、本来チケット購入者しか入れなかった東京ビッグサイト内「アリアンツ・ファンビレッジ」の無料開放を決定。
会場内の巨大スクリーンでライブビューイングが行われるほか、歌手によるライブステージやレーシングシミュレーター体験などのコンテンツが充実しています。ぜひフォーミュラEの雰囲気を楽しんでみてくださいね。
アリアンツ・ファンビレッジ
会場：東京ビッグサイト東展示場4〜6ホール
住所：〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1内
開催日時：2024年3月30日（土）7:00〜18:00
入場料：無料
HP：https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/2023-24/r5-tokyo?tab=event-info&area=whats-on
※アリアンツ・ファンビレッジ内でのレースの生観戦は不可。
また、東京都はTokyo E-Prix開催にあわせて、ZEV（ゼロエミッションビークル）の魅力を発信するイベント「E-Tokyo Festival2024」を開催します。
会場は同じく東京ビッグサイトで、ライブビューイングや音楽ライブのほか、ZEVが学べる謎解きやパーソナルモビリティの試乗体験など、さまざまなイベントが2日間にわたって行われます。フォーミュラEを応援しながら、ZEVの魅力を五感で味わってみてください。
E-Tokyo Festival2024
会場：東京ビッグサイト
住所：〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1内
開催日時：
2024年3月30日（土）9:30〜17:30
2024年3月31日（日）10:00〜18:00
入場料：無料（一部有料、整理券配布のコンテンツあり）
HP：https://tokyozevaction.jp/event/event03/
ついにフォーミュラEが東京へ。都心で本格的なモータースポーツに触れることができる絶好の機会です。最先端のEVテクノロジーが集結した熱い戦いから目が離せません。
https://youtu.be/2Fd6yEUBls4?si=uz2m_X74FKMIjkYd
［参考］
2024 Tokyo E-Prix 公式サイト
ABB FIA Formula E 公式サイト
Formula E ｜NISSAN 公式サイト
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フォーミュラEとは？
「ABB FIA フォーミュラE世界選手権」（以下、フォーミュラE）とは、世界中の市街地を電気自動車が駆け抜けるレースシリーズのこと。2014年から始まった大会で、年間10戦程度のレースが世界各国の都市で開催されます。シーズン10となる2023/24年は全16戦。今回初開催となった東京でのレース「Tokyo E-Prix（イープリ）」は第5戦目にあたります。全11チーム22台が参戦し、日本からは日産フォーミュラEチームが参戦しています。
Tokyo E-Prixが注目される3つのポイント
最新鋭のモータースポーツイベント・フォーミュラE。初回チケットがわずか3分で完売するほどの超人気レースですが、なぜここまで注目されているのか、ポイントを3つご紹介します。
日本初の本格公道レース
Tokyo E-Prixのコースは全長2.582km。東京ビッグサイトを囲むように設置されており、地形を利用したアップダウンのある、難易度の高いコースとなっています。
東京の公道がレースに使用されるのは今回が初めて。通常、レースは都市部から離れたサーキット場で行われますが、排気ガスも騒音も出ない電気自動車だからこそ、日本初の公道レースが実現しました。遠方まで足を運ばずとも、身近な場所で観戦できるのが公道レースの大きな魅力です。
最先端のEV技術を間近で体感できる
東京都は、CO2排出実質ゼロに貢献する『ゼロエミッション東京』の実現に向け、都内で新車発売される乗用車を2030年までに100％非ガソリン化することを目指しています。
フォーミュラEの開催は、ゼロエミッション車（ZEV）の普及の後押しになると同時に、東京の魅力を世界に発信する機会になるとして、東京での開催が実現しました。
最先端のEVレーシングカーが駆け抜ける様子を間近で観戦できるのも、本大会の注目ポイントです。
日本から唯一参戦・日産初のホームレース
フォーミュラEには、日本の自動車メーカーから唯一、日産フォーミュラEチームが参戦しています。日産は世界で初めてグローバル市場に電気自動車を送り出した自動車メーカー。レースカーと市販車から得た知識と技術を相互に生かしながら、EVの開発を進めています。
シーズン5から参戦している日産は、今回が初めてのホームレース。長年培ってきた技術が詰まったマシンも必見です。
レース直前の特別イベントで魅力を先取り！
注目ポイントが盛りだくさんのTokyo E-Prix。開催が迫るなか、大会を盛り上げる特別イベント「NISSAN FORMULA E ROPPONGI CIRCUIT」が2024年3月21日（木）に六本木ヒルズアリーナで開催されました。
当日は、開催地の代表として小池百合子都知事、日産から星野朝子副社長、ゲストとしてタレントの白石麻衣さんが登壇。小池都知事は、東京都が掲げる『ゼロエミッション東京』の取り組みに触れつつ「楽しいワクワクするような、そんな未来に向けて脱炭素化のスピードを一気に上げていきたいと思います」とコメントしました。
また、会場には全長110mの特設サーキットが出現。光の演出や音楽パフォーマンスの中を、Nissan Formula E Gen 2 が走行する、迫力満点のデモンストレーションが行われました。
後半は星野副社長と白石麻衣さんのトークセッションが行われ、フォーミュラEのクイズコーナーも登場。大会への関心が高まるなか、星野副社長は「レースはレース場に行かないとなかなか見ることができませんでしたが、東京都の中で間近でレースを見られるということで、ぜひ皆さんに応援していただきたいと思います」とコメントしました。
レースだけじゃない！イベントも同時開催
見どころはレースだけではありません。フォーミュラEの主催者・フォーミュラEオペレーションズは、本来チケット購入者しか入れなかった東京ビッグサイト内「アリアンツ・ファンビレッジ」の無料開放を決定。
会場内の巨大スクリーンでライブビューイングが行われるほか、歌手によるライブステージやレーシングシミュレーター体験などのコンテンツが充実しています。ぜひフォーミュラEの雰囲気を楽しんでみてくださいね。
アリアンツ・ファンビレッジ
会場：東京ビッグサイト東展示場4〜6ホール
住所：〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1内
開催日時：2024年3月30日（土）7:00〜18:00
入場料：無料
HP：https://www.fiaformulae.com/ja/calendar/2023-24/r5-tokyo?tab=event-info&area=whats-on
※アリアンツ・ファンビレッジ内でのレースの生観戦は不可。
また、東京都はTokyo E-Prix開催にあわせて、ZEV（ゼロエミッションビークル）の魅力を発信するイベント「E-Tokyo Festival2024」を開催します。
会場は同じく東京ビッグサイトで、ライブビューイングや音楽ライブのほか、ZEVが学べる謎解きやパーソナルモビリティの試乗体験など、さまざまなイベントが2日間にわたって行われます。フォーミュラEを応援しながら、ZEVの魅力を五感で味わってみてください。
E-Tokyo Festival2024
会場：東京ビッグサイト
住所：〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1内
開催日時：
2024年3月30日（土）9:30〜17:30
2024年3月31日（日）10:00〜18:00
入場料：無料（一部有料、整理券配布のコンテンツあり）
HP：https://tokyozevaction.jp/event/event03/
ついにフォーミュラEが東京へ。都心で本格的なモータースポーツに触れることができる絶好の機会です。最先端のEVテクノロジーが集結した熱い戦いから目が離せません。
https://youtu.be/2Fd6yEUBls4?si=uz2m_X74FKMIjkYd
［参考］
2024 Tokyo E-Prix 公式サイト
ABB FIA Formula E 公式サイト
Formula E ｜NISSAN 公式サイト
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