みなさんは、UFOを目撃した経験はありますか? 筆者は残念ながらありませんが、従姉妹や仕事関係の方などから目撃談を聞いたことがあります。そのほとんどが円盤型をしている発光体の目撃です。今回は、日本三大UFO事件に挙げられる甲府UFO事件・介良(けら)事件・二頃事件をクローズアップ。それぞれの概要と信ぴょう性をご紹介します。
2025年で50周年!少年2人がUFOと宇宙人を目撃した「甲府UFO事件」(山梨県甲府市)
今から49年前の出来事。1975年2月23日午後6時半に、当時小学2年生だった山畠克博(やまはた かつひろ)氏は、いとこの児童と一緒に甲府市上町(かみちょう)付近のブドウ畑の近くで、オレンジ色の2つのUFOを目撃しました。
そして、UFO1機がブドウ畑に着陸。2人がそれに近づくと、身長130cmくらいの地球外生命体(!?)が現れ、キュルキュルといった声で話しかけてきて、山畠氏の肩を2回叩いたとか!
その生命体は、銀色の服を着用しており、顔は茶色く、口に3本の牙があり、目と鼻がなかったといいます。
驚いた2人は自宅に戻り、両親らを連れて再びその場を訪れたものの、間もなくしてUFOは飛び去ってしまったそうです。
この事件は当時、大きな話題となり、全国的に報道されました。
さらに別の場所でも同一のUFOと思われる物体の詳細な目撃情報・写真が多数あるほか、UFOの着陸痕があったり、放射能が検出されたりもしたのです。
理由は定かではありませんが、UFOが目撃された場所や、不時着、着陸した場所からは放射能が検出されるケースが多いといわれています。そのため、同事件の少年2人は、本物のUFOとそれに乗る生命体を目撃した可能性が高いといえるでしょう。
なお、少年2人に目撃された生命体は「甲府星人」と呼ばれているそうです。事件から50年を迎える2025年に、再びこのUFOが甲府市に飛来したら、おもしろいのですが……。
中学生らが小型UFOを目撃し、捕獲に成功したとされる「介良事件」(高知県高知市)
1972年8月25日、高知県高知市の東部に位置する介良地区で中学生たちが手のひらサイズのUFOを目撃し捕獲したとされる事件です。
この日、中学生らは田んぼで、地上から1mくらいの高さに浮かぶ発光体を目撃。怖くなって逃げ出してしまいます。しかし、1週間ほどたっても、この発光体は田んぼの上を飛んだり、強烈な光を放ったりしていたそうです。
同年9月6日、中学生らはUFOの捕獲を決意。田んぼに着陸していたUFOに近づき、コンクリートブロックを叩きつけ、ビニール袋に入れたうえで、ナップサックにしまい、メンバーの自宅に持ち帰ったとか。
そして、中学生らは持ち帰ったUFOの撮影を試みます。しかし、なぜかカメラのシャッターが下りなかったそうです。そのため、中学生らはUFOをスケッチしました。
さて、このUFOはどこへ行ってしまったのかといえば、跡形もなく消えてしまったとか。
しかし、中学生らは諦めることなく、何度もその田んぼでUFOを捕獲。ところが、何度捕まえても消えてしまったそうです。
中学生らが初めてUFOを目撃した日から約1か月。ついにUFOは現れなくなってしまったといいます。
この事件に関しては、中学生らのいたずら説も唱えられており、個人的には信ぴょう性がやや低い印象です。
とはいえ、このUFOの目撃者の数が多く、完全にフェイクとはいい難いのも事実。中学生9名とその一部の親らが目撃していて、中学生だけならまだしも、その親まで嘘をつくとはあまり考えられないからです。
今となっては真相は藪の中。いつか真実が明らかになる日がくるのでしょうか。
日本初のエイリアン・アブダクション!? 奇妙すぎる「二頃事件」(北海道北見市)
1974年4月6日の午前3時ごろ、北海道北見市二頃に住む青年がUFOに連れ去られたという事件です。
熟睡していた青年は、ドアを叩く音と、犬のけたたましい鳴き声で目覚めました。青年は寝ぼけながら、玄関のドアを開けると、そこにはタコのような見た目の生命体が! それは身長1.5mで、触手のような手足が4本あり、吊り上がった光る目を持ち、丸い頭に青いヘルメットを被っていたそうです。
そして、青年は強引にUFOへ連れ去られてしまいます。UFO内部には、青年を連れ去った宇宙人(!?)と同じ生命体が2体おり、「危険はない。家に帰す」といってきたとか。
しかし、青年は危険を感じたため、UFOのハッチを見つけ、脱出に成功。自宅から約3km離れた場所にいたといいます。
これで終わらないのが、この事件の奇妙な点。同青年は再び誘拐され、月に連れて行かれたり、テレパシーが送られてきたりしたそうです。この2回目の誘拐時に、同青年は宇宙人とテレパシーができる装置を埋め込まれたとか。
さらに3回目に誘拐された際は、土星最大の衛星タイタンまで行き、タイタンの岩を持ち帰ったといいます。
この事件の信ぴょう性は微妙。ほかの2つの事件とは異なり、同青年以外の目撃者がおらず、新聞の報道も見当たりません。タイタンから持ち帰ったとされる岩の情報も探しても見つからないため、専門機関で分析を行っていないことが考えられます。
とはいえ、本当に起こった事件であれば、ロマンはありますね。
[参考]
日本三大UFO事件のひとつ「甲府事件」とは|FM FUJI
「甲府UFO事件」50周年でプレイベント 地域活性化につなげる|甲府経済新聞
UFO報道、厳選16本!高知新聞で振り返る…「伝説の介良事件」から50年。勘違いから本物(?)まで公開中|高知新聞PLUS+
介良事件から50年!あの小型UFOが捕獲された現場で”新発見”があった!|ムーWeb
【仁頃事件】青いヘルメットを被った4本足のタコ型宇宙人が日本人を木星に拉致! 証拠の数々に戦慄|TOCANA
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2025年で50周年!少年2人がUFOと宇宙人を目撃した「甲府UFO事件」(山梨県甲府市)
今から49年前の出来事。1975年2月23日午後6時半に、当時小学2年生だった山畠克博(やまはた かつひろ)氏は、いとこの児童と一緒に甲府市上町(かみちょう)付近のブドウ畑の近くで、オレンジ色の2つのUFOを目撃しました。
そして、UFO1機がブドウ畑に着陸。2人がそれに近づくと、身長130cmくらいの地球外生命体(!?)が現れ、キュルキュルといった声で話しかけてきて、山畠氏の肩を2回叩いたとか!
その生命体は、銀色の服を着用しており、顔は茶色く、口に3本の牙があり、目と鼻がなかったといいます。
驚いた2人は自宅に戻り、両親らを連れて再びその場を訪れたものの、間もなくしてUFOは飛び去ってしまったそうです。
この事件は当時、大きな話題となり、全国的に報道されました。
さらに別の場所でも同一のUFOと思われる物体の詳細な目撃情報・写真が多数あるほか、UFOの着陸痕があったり、放射能が検出されたりもしたのです。
理由は定かではありませんが、UFOが目撃された場所や、不時着、着陸した場所からは放射能が検出されるケースが多いといわれています。そのため、同事件の少年2人は、本物のUFOとそれに乗る生命体を目撃した可能性が高いといえるでしょう。
なお、少年2人に目撃された生命体は「甲府星人」と呼ばれているそうです。事件から50年を迎える2025年に、再びこのUFOが甲府市に飛来したら、おもしろいのですが……。
中学生らが小型UFOを目撃し、捕獲に成功したとされる「介良事件」(高知県高知市)
1972年8月25日、高知県高知市の東部に位置する介良地区で中学生たちが手のひらサイズのUFOを目撃し捕獲したとされる事件です。
この日、中学生らは田んぼで、地上から1mくらいの高さに浮かぶ発光体を目撃。怖くなって逃げ出してしまいます。しかし、1週間ほどたっても、この発光体は田んぼの上を飛んだり、強烈な光を放ったりしていたそうです。
同年9月6日、中学生らはUFOの捕獲を決意。田んぼに着陸していたUFOに近づき、コンクリートブロックを叩きつけ、ビニール袋に入れたうえで、ナップサックにしまい、メンバーの自宅に持ち帰ったとか。
そして、中学生らは持ち帰ったUFOの撮影を試みます。しかし、なぜかカメラのシャッターが下りなかったそうです。そのため、中学生らはUFOをスケッチしました。
さて、このUFOはどこへ行ってしまったのかといえば、跡形もなく消えてしまったとか。
しかし、中学生らは諦めることなく、何度もその田んぼでUFOを捕獲。ところが、何度捕まえても消えてしまったそうです。
中学生らが初めてUFOを目撃した日から約1か月。ついにUFOは現れなくなってしまったといいます。
この事件に関しては、中学生らのいたずら説も唱えられており、個人的には信ぴょう性がやや低い印象です。
とはいえ、このUFOの目撃者の数が多く、完全にフェイクとはいい難いのも事実。中学生9名とその一部の親らが目撃していて、中学生だけならまだしも、その親まで嘘をつくとはあまり考えられないからです。
今となっては真相は藪の中。いつか真実が明らかになる日がくるのでしょうか。
日本初のエイリアン・アブダクション!? 奇妙すぎる「二頃事件」(北海道北見市)
1974年4月6日の午前3時ごろ、北海道北見市二頃に住む青年がUFOに連れ去られたという事件です。
熟睡していた青年は、ドアを叩く音と、犬のけたたましい鳴き声で目覚めました。青年は寝ぼけながら、玄関のドアを開けると、そこにはタコのような見た目の生命体が! それは身長1.5mで、触手のような手足が4本あり、吊り上がった光る目を持ち、丸い頭に青いヘルメットを被っていたそうです。
そして、青年は強引にUFOへ連れ去られてしまいます。UFO内部には、青年を連れ去った宇宙人(!?)と同じ生命体が2体おり、「危険はない。家に帰す」といってきたとか。
しかし、青年は危険を感じたため、UFOのハッチを見つけ、脱出に成功。自宅から約3km離れた場所にいたといいます。
これで終わらないのが、この事件の奇妙な点。同青年は再び誘拐され、月に連れて行かれたり、テレパシーが送られてきたりしたそうです。この2回目の誘拐時に、同青年は宇宙人とテレパシーができる装置を埋め込まれたとか。
さらに3回目に誘拐された際は、土星最大の衛星タイタンまで行き、タイタンの岩を持ち帰ったといいます。
この事件の信ぴょう性は微妙。ほかの2つの事件とは異なり、同青年以外の目撃者がおらず、新聞の報道も見当たりません。タイタンから持ち帰ったとされる岩の情報も探しても見つからないため、専門機関で分析を行っていないことが考えられます。
とはいえ、本当に起こった事件であれば、ロマンはありますね。
[参考]
日本三大UFO事件のひとつ「甲府事件」とは|FM FUJI
「甲府UFO事件」50周年でプレイベント 地域活性化につなげる|甲府経済新聞
UFO報道、厳選16本!高知新聞で振り返る…「伝説の介良事件」から50年。勘違いから本物(?)まで公開中|高知新聞PLUS+
介良事件から50年!あの小型UFOが捕獲された現場で”新発見”があった!|ムーWeb
【仁頃事件】青いヘルメットを被った4本足のタコ型宇宙人が日本人を木星に拉致! 証拠の数々に戦慄|TOCANA
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