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オリコン1位、レコード大賞新人賞……快進撃を続ける令和初ハロプログループ・BEYOOOOOONDS

日本タレント名鑑 2019年11月29日 16時6分

ハロー!プロジェクトから“令和初”のメジャーデビュー・グループとして話題のBEYOOOOONDS (ビヨーンズ)。

今年8月にリリースしたデビューシングルがオリコン1位に輝くなど、早くも注目を集め、年末の『61回 輝く!日本レコード大賞』で新人賞に選ばれています。

そんな彼女たちの経歴やその魅力を紹介します。

■ハロプロの研修生を中心に結成した合体グループ 豊富な研修経験に裏打ちされたスキルに高評価

BEYOOOOONDSは2018年に結成。ハロプロ研修生発のユニット「CHICA#TETSU」(一岡伶奈さんをリーダーとする4人組)と「雨ノ森 川海」(高瀬くるみさんをリーダーとする5人組)に加え、「ハロー!プロジェクト“ONLY YOU”オーディション」合格者3名を加えた、合体グループです。

形を変幻自在にビヨーンと変貌させるスライムのようなグループを目指していくといいます。

 

今年8月『眼鏡の男の子 / ニッポンノ D・N・A!/ Go Waist』でメジャーデビュー。本作が、オリコン週間シングルランキングで初登場1位(8月19日付)を獲得し、一躍注目されました。

 

その楽曲は、これまでのハロプログループとはひと味違うインパクトがあり、ひとクセあるものが多いのが特徴です。

デビューシングル曲の一つ『眼鏡の男の子』は寸劇まじりの斬新な曲構成で、CDリリース前、ライブで披露し始めたときからファンや、ほかのハロプロメンバーの間でも大きな反響を呼んでいました。

 

一方、『Go Waist』は一昔前に大ブームとなった、エクササイズソフト『ビリーズブートキャンプ』を思い出させる演出で、メンバーたちがダイエットに取り組む様子をコミカルに演じています。

 

グループとしては今年デビューの“ぽっと出”のイメージがあるかもしれませんが、デビューまでの時間を要した苦労人のメンバーも何人かいます。

特にメンバー最年長(20歳)の一岡伶奈さんは、研修生として加入したのが2012年。その同期の金澤朋子さんがJuice=Juiceとしてデビューしたのが2013年だったので、そこから6年遅れてのメジャーデビューとなりました。

研修生時代には先輩グループのライブのオープニングアクトに多数出演、そのスキルには定評がありデビューを待ち望む声が多かった一岡さんですが、現 モーニング娘。‘19の牧野真莉愛さんや加賀楓さんなど同期が続々とデビュー、さらに後輩研修生にまで先を越される状態で、辛い思いもしてきたと思われます。

ですが2017年、恒例行事となっている『研修生発表会〜春の公開実力テスト〜』で高い評価を受け、デビューに繋がりました。

 

一岡さんに限らず、研修経験が豊富なメンバーたち。ハロプロの研修生はレッスンの厳しさで定評があるのと同時に、先輩グループのオープニングアクトで武道館など大きなステージで場数を踏めることも多く、それによりスキルが磨かれるため、BEYOOOOONDSもほかのハロプログループ同様、単にコミカルなだけではないパフォーマンス力の高さで定評があります。

同じ現役アイドルからも一目置かれる存在で、BEYOOOOONDSのファンだというアイドルも目立ちます。

 

一方、演技経験も豊富なメンバーたち。先月には、ハロプロの先輩グループ・こぶしファクトリーともに主演した舞台「演劇女子部『リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~』」が大盛況でしたが、それ以前からもメンバーたちはそれぞれハロプロ研修生として多数の舞台に出演しており、それが歌においての表現力の向上に繋がっていると思われます。

 

■今月待望のファーストアルバムをリリース さらに多彩な表現を

 

今月27日にはファーストアルバム『BEYOOOOOND1St』をリリース。アルバムには、シングルのテイストを踏襲したようなユニークな歌詞の作品が目立ちます。また令和に飛び出してきたグループの勢いを感じさせる歌詞も。

 

サウンド面では一層多彩に。コミカルなテイストのもの、ハロプロ王道サウンドの楽曲から、正統派アイドルソング、バラード曲、スウィングジャズ調のものなど、さまざまな魅力に触れられる楽しい作品となっており、BEYOOOOONDのポテンシャルを一層実感させられる作品となっています。

 

■レコード大賞では“最優秀”の最有力!?「今のBEYOOOOONDSを自信を持ってアピールして来たい」

 

前述の『日本レコード大賞』については、新人賞4組の中に選ばれ、30日に発表される“最優秀新人賞”を目指します。

ハロプロから近年では2年前に先輩のつばきファクトリーも最優秀新人賞を受賞したほか、こぶしファクトリーやスマイレージ(現アンジュルム )も受賞、今回のBEYOOOOOONDSも“最有力”との評判があります。

 

一岡伶奈さんは新人賞発表の日のブログで「BEYOOOOONDSが誕生してから レコード大賞の新人賞というのは 目標のひとつでした。

簡単に頂ける賞じゃないけど 心の中で頂けるようなグループになりたいなってずっと思っていました」と思いを綴り、

「私は今のBEYOOOOONDSに自信しかないです!! 一人一人のパワーが強いから12人が1つになれば物凄いパワーになります!

だから個性的な楽曲に負けることなくパフォーマンス出来ているんだと思います!!

いい結果を残せるように今後の活動を一生懸命やっていきたいなと思います!!」と意気込みを見せました。高瀬くるみさんも「12月30日のレコード大賞の会場でのパフォーマンスは、今の私たちの出来る全てを注ぎ込んで、今の12人のBEYOOOOONDSを沢山の方に自信を持ってアピールして来たいと思います」と意気込んでいます。

 

令和時代の新アイドル、今後も要注目の存在です。

文/田中裕幸

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