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TOTOが「CES2021」に出展! 初表明する「ウェルネストイレ」の取り組みとは?

Techable 2021年1月13日 8時0分

毎年1月に米国ラスベガスで開催される世界最大規模の技術見本市「CES」。2021年は、1月11日~14日の期間で初のオンライン開催となった。

そんな「CES2021」にTOTO株式会社が出展。6度目の出展となる今回は、「Hello, I’m your Wellness Partner.」というコンセプトを掲げ、ニューノーマル時代に注目される非接触などを実現する技術とともに、人々の健康をサポートする「ウェルネストイレ」の取り組みについて表明するようだ。

健康チェックができるトイレ

同社は、世界中のスタートアップ企業や研究機関と連携し、全く新しい水まわり商品の開発を進めている。そのなかのひとつが今回初表明となった「ウェルネストイレ」。これは、いつものように座って用を足すだけで、便座に触れる皮膚や排泄物から健康データを取得し、スマートフォンアプリにリコメンドを届けてくれるというもの。

ウェアラブルデバイスなどにより健康状態を確認できるサービスは多くあるが、特別な装置を付けず、普段の生活のなかで健康状態を把握できるという画期的なアイデアだ。

また、同社が極めてきたシンプルで美しいノイズレスデザインを「ウェルネストイレ」にも継承していくとのこと。健康チェック機能を搭載しようとも、これまでのように凹凸や隙間のないデザインを実現していきたいとしている。

衛生・清潔を重視した機能

創立100年を越える同社は、2019年より、衛生・清潔・快適な生活に貢献する技術革新を世界に広めていく「TOTO CLEANOVATION(CLEAN+INNOVATION)」に取り組んできた。

「CES2021」では、新型コロナウイルスの影響で衛生・清潔への意識が高まるなか、同社が従来より進めてきた「TOUCHLESS(非接触)」「WASHLET」「CLEAN SYNERGY」を世界に発信していく。

同社のタッチレス技術には、トイレのフタの自動開閉や排泄後の自動洗浄などがあるが、今回は手洗いのタッチレスに貢献する「自動水栓」にフォーカスして紹介するようだ。

センサーの小型化などによりスムーズに水が出る自動水栓や、水の勢いで羽根車を回して自己発電し、電源も電池も不要な「アクアオートエコ」が出展されている。

日本では広く普及している「ウォシュレット」は、2020年のニューノーマルが追い風となり、米国でも販売台数を大きく伸ばしたという。「CES2021」を皮切りに「WASHLET」の由来である「Let’s Wash」をキャッチフレーズに用いた海外プロモーションを展開し、「エアインワンダーウェーブ洗浄」「暖房便座」「脱臭機能」などを紹介していく構えだ。

そして、同社の技術が連動することでトイレを清潔に保つ「CLEAN SYNERGY」も紹介される。

使用前の自動噴射で汚れを付きにくくする「プレミスト」や汚れがたまりやすい便器のフチ裏をなくした「フチなし形状」、水を電気分解して除菌成分(次亜塩素酸)を含む水をつくり、便器やノズルを自動で除菌する「EWATER+」など優れた技術が目白押しとなりそうだ。

PR TIMES

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