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「空飛ぶクルマ」のSkyDrive、「CES 2021」に出展!

Techable 2021年1月13日 10時0分

「空飛ぶクルマ」を開発する株式会社SkyDriveは、2021年1月11日~14日の期間でオンライン開催されている世界最大のテクノロジー見本市「CES 2021」に出展すると発表した。

「空飛ぶクルマ」とは、正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL)」といい、電動化・完全自律の自動操縦・垂直離着陸が大きな特徴。

これが実用化されれば、都市部でのタクシーサービスをはじめ、離島・山間部などの新たな移動手段、災害時の救急搬送などに活用できると期待されているようだ。

新動画を公開

世界的にも開発が進む「空飛ぶクルマ」だが、日本においても「空の移動革命に向けた官民協議会」の開催や、経済産業省・国土交通省によるロードマップ制定など実装へ向けた動きが活発化している。なお、ロードマップによると、2023年度の事業開始、2030年の本格普及を目指しているようだ。

そんな「空飛ぶクルマ」の日本のトップランナーである同社が、初のオンライン開催となった「CES 2021」に出展。「空飛ぶクルマが創り上げる未来についての新動画」を展示している。動画のなかでは、「空飛ぶクルマ」に乗っているような映像も見ることができた。

なお、期間中はオンライン商談も実施するようだ。

SkyDriveの取り組み

同社は、未来のモビリティ社会への貢献を目指し「空飛ぶクルマ」および「カーゴドローン」を開発中。

2019年12月に日本初となる「空飛ぶクルマ」の有人飛行試験を実施している。2020年6月には協賛スポンサーが100社に到達。8月には有人試験機SD-03による公開飛行試験の成功と、39億円の資金調達を実施したことも明らかにしている。「空飛ぶクルマ」の2023年度のサービス開始に向けて順調に前進しているといえるだろう。

一方「カーゴドローン」は2020年5月より販売中。同年8月には、神戸市灘区の六甲山エリアにてドローンによる配送サービス実用化に向けた実証実験を実施している。また12月には、豊田市の「災害物流訓練」に参加し、大規模地震を想定した現場での物資運搬の訓練を行った。

同社の取り組みを見ていくと、ドローンによる配送サービスや「空飛ぶクルマ」がいよいよ現実味を帯びてきたという印象だ。「ちょっとそこまで飛んでいく」時代が近づいてきているのかもしれない。

PR TIMES

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