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アップアニー、2020年のモバイル市場に関する包括的なレポートを発表

Techable 2021年1月14日 8時0分

App Annie Japan株式会社(以下、アップアニー)は、2020年のモバイル市場に関する包括的なレポートとして『モバイル市場年鑑 2021』を発表。同レポートは、アプリ市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」のデータに基づくものとなっている。

モバイル市場は成長を続けている

アップアニーによれば、2020年の全世界におけるモバイルアプリダウンロード数は、過去最高となる約2,180億件。消費支出額は約1,430億ドルにのぼり、予想を大幅に上回るペースで市場が成長したという。また、ユーザーがモバイルデバイスを利用する時間は1日平均4.2時間となり、前年比で20%増加した。

日本に目を移すと、アプリのダウンロード数が年間約26億件で、消費支出額は約200億ドル。デバイスの平均利用時間も、2019年の3.3時間から3.7時間へと増加したようだ。

2020年に急成長を遂げたアプリは?

アップアニーは、日本におけるモバイルアプリの各種ランキングも公開。この内容は12月にTechableで取り上げたものとほぼ同一であるため、興味のある方はそちらの記事をご確認いただきたい。

本記事では、日本において「動画ストリーミング」「フード・ドリンク」カテゴリでブレイクしたアプリに着目。それぞれ消費時間やセッション数などの基準が設けられ、その前年比成長率のランキングが公開されている。

まずは「動画ストリーミング」カテゴリから。トップの座に輝いたのは「Amazon Prime Video」で、その後に「Netflix」が続く。オーストラリアやインドではこの順位が逆になっており、世界的には「Netflix」が優勢だという。

また、「フード・ドリンク」カテゴリでは、国内で知名度を得たデリバリーサービス「Uber Eats」が1位に。そして、レシピアプリの「クックパッド」が2位につける結果となった。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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