キャンプなどのアウトドアアクティビティに携帯するのにうってつけのガジェットがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。
香港のスタートアップが開発したポータブルなソーラーチャージャー「MikiElek」。使用しない時は巻き取って携帯でき、また懐中電灯としても使える。
4〜6時間でフル充電MikiElekは直径約4センチ、長さ約21センチの筒状デザインで、フレキシブルなソーラーパネルを搭載する。パネルはわずか0.21〜0.25ミリという薄さで、どちらかというとフィルムに近い。使用しないときは巻物のように収納されていて、必要に応じて引っ張って広げる。
ソーラーパネルに太陽光を当てることで発電し、内蔵するバッテリーに蓄電される。ソーラーパネルの最大パワーは6Wで、開発元によると4〜6時間でフル充電できるという。なお、アダプター経由でも充電でき、この場合所要時間は2〜3時間となる。
スマホを1.5回以上フル充電内蔵するバッテリーの容量は5200mAh。搭載するUSBポートにケーブルを差し込んでつなげたスマホやデジカメ、イヤホンなどあらゆるガジェットを充電できる。大方のスマホを1.5回以上フル充電でき、急場をしのぐにはまず十分だろう。
しかも使うそばからパネルで再チャージすれば、残量を気にすることなく次々とガジェットを充電できる。
また、MikiElekにはもう1つ、懐中電灯としての機能がある。LEDライトを搭載し、明かりが必要なときにすぐ灯せる。キャンプやトレッキングなどの野外アクティビティ、そして停電などの緊急時に活躍する。
アウトドアでなくても、窓際に広げて日常的にエコな電源として使うのもありだろう。MikiElekのKickstarterでの出資額は記事執筆時点で849香港ドル(約1万1000円)〜となっている。2月18日まで出資を受け付け、目標額に達すれば4月に配達される見込みだ。
MikiElek/Kickstarter